NetIQ Identity Manager 4.9リリースノート

2024年5月

NetIQ Identity Manager 4.9 には、新機能や拡張機能が追加され、さらに使いやすくなっており、以前にあった問題もいくつか解決されています。このリリースの更新は累積的なものです。これらには、現行バージョンのソフトウェアの修正と拡張機能に加え、サービスパック、パッチ、ホットフィックスから以前にリリースされたすべての修正が含まれています。これらの改善の多くは、お客様からのご提案に直接応えることによって実現しました。お客様からの貴重なご意見に感謝いたします。弊社の製品が皆様のご期待に添えるよう、引き続きお力添えを賜りたく存じます。フィードバックは当社オンラインコミュニティ「NetIQ Communities」のIdentity Manager Community Forumsからお寄せください。こちらのコミュニティには、製品情報、ブログ、役立つリソースへのリンクなども掲載されています。

以前のリリースの新機能については、Identity ManagerマニュアルのWebサイトで「以前のリリース」のセクションを参照してください。

このリリースと最新のリリースノートについては、マニュアルのWebサイトを参照してください。この製品をダウンロードするには、Software License and Download (ソフトウェアライセンスおよびダウンロード)ポータルを参照してください。

1.0 新機能

Identity Manager 4.9では、次の新機能と機能拡張が提供されます。

NetIQ Identity Manager Designer 4.9の新機能の詳細については、『NetIQ Identity Manager Designer 4.9リリースノート』を参照してください。

1.1 サポートしているオペレーティングシステム

このリリースでは以下のプラットフォームのサポートが追加されました。

  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.3、9.2、8.9、および8.8

  • Open Enterprise Server (OES) 24.2

  • Identity Manager Designerに追加されたサポート

    • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.2、9.1、8.9、8.8、および8.7

    • SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 15 SP5

    • Windows 11 (デスクトップ)

    • macOS Sonoma

サポートされているオペレーティングシステムの完全なリストについては、「Identity Manager 4.9のシステム要件」のページを参照してください。このリリースでサポートされるパッケージ化されたコンポーネント、データベース、およびブラウザについては、サポートされているコンポーネントのバージョンを参照してください。

1.2 NetIQ Audit, Compliance & Data Intelligence

アイデンティティに関連するデータを視覚的に分析できる新たなツール、Audit, Compliance & Data Intelligence (ACDI)がIdentity Managerに導入されます。このツールは、Identity Managerのソースからアイデンティティに関連するあらゆるデータを収集して処理し、ACDIダッシュボードでレポーティングおよびモニタリング機能を提供します。このツールの詳細については、『NetIQ Audit, Compliance and Data Intelligence for Identity Manager』を参照してください。

ACDIはIdentity Manager 4.9のアドオンとして利用可能で、Software License and Download (ソフトウェアライセンスおよびダウンロード)ポータルからダウンロードできます。このツールは、Identity Manager 4.9オフクラウドソリューションでのみ使用でき、オンクラウド展開では使用できません。

1.3 Identity ManagerドライバがJava 11をサポート

このリリースでは、Identity Manager 4.9ドライバにJava 11のサポートが追加されました。更新されたドライバのリストを次に示します。

表 1 Identity Manager 4.9ドライバ、および4.8.xの機能的に同等なバージョン

ドライバ

4.9に付属のバージョン

ベースバージョン(Identity Manager 4.8.x)

Azure Active Directory (AD)

5.2.0.0000

5.1.7.0200

双方向eDirectory

4.1.0.0000

4.0.8.0300

REST

1.3.0.0000

1.2.0.0000

区切りテキスト

4.1.0.0000

4.0.2.0200

GroupWise (RESTベース)

4.1.0.0000

4.0.1.1

Identity Gateway統合モジュール

1.1.0.0000

1.0.1.0300

JDBC

4.3.0.0000

4.2.2.0400

JDBCファンアウト

1.3.0.0000

1.2.8

JMS

4.1.0.0000

4.0.0

LDAP

4.3.0.0000

4.2.0.0200

Lotus Notes

4.2.0.0000

4.1.2.0100

手動タスクサービス

4.2.0.0000

4.1.0

Oracle E-Business Suite HR

4.2.0.0000

4.1.2.1

Oracle E-Business Suite TCA

4.2.0.0000

4.1.2.1

Oracle E-Business Suite User Management

4.2.0.0000

4.1.2.0101

PeopleSoft

5.3.0.0000

5.2.4.0

エンタイトルメントサービス

4.1.0.0000

4.0.1.0

Salesforce

4.2.0.0000

4.1.0.1

SAP HR

4.1.0.0000

4.0.4.1

SAP Portal

4.1.0.0000

4.0.2.0100

SAP User Management

4.1.0.0000

4.0.4.1

SCIM

1.1.0.0000

1.0.1.0300

ServiceNow

1.1.0.0000

1.0.0

SOAP

4.2.0.0000

4.1.0.1

WorkOrder

4.1.0.0000

4.0.0.0 100

Workday

1.4.0.0000

1.3.0.0200

Identity Tracking for Sentinel

4.1.0.0000

4.0.2

IDプロバイダ

4.1.0.0000

4.0.0.0

Javaクラスファイルの更新以外に新しい機能はありません。詳細については、NetIQ Identity Managerドライバのページの「4.9に付属のバージョン」を参照してください。

1.4 最新の認証のサポート

Identity Applicationsは、基本認証に加え、電子メールベースの承認のために、送受信電子メールの設定で最新の認証もサポートします。最新の認証では、より安全なユーザ認証とアクセス権限付与が提供されます。

また、最新の認証はIdentity Managerエンジンに統合されているので、ポリシーの実行時にジョブの通知を認証し、テンプレートベースの電子メールを配信できます。

メモ:このリリースでは、Microsoft Outlookに対してはAzure Active Directory (Azure AD)が提供するOffice 365 OAuth認証サービスを使用する最新の認証のみをサポートしています。

1.5 Identity ManagerをFIPSモードで設定する機能

Identity ManagerのコンポーネントをFIPSモードで設定できるようになりました。詳細については、『NetIQ Identity Managerインストールおよびアップグレードガイド(Linux用)』の「Configuring Identity Manager in FIPS Mode」または『NetIQ Identity Managerインストールおよびアップグレードガイド(Windows用)』の「Installing and Configuring Identity Manager Components」を参照してください。

1.6 モニタリングフレームワークへのワークフローサービスの統合

既存のLDAP検索方法を使用して、環境内のワークフローサービスコンポーネントのモニタリングデータを取得できるようになりました。これを実行するには、アイデンティティボールトでcn=idm,cn=monitorという検索ベースを使用して検索要求を発行します。この機能拡張により、全体的なワークフロー、進行中のワークフロー、完了したワークフロー、過去10秒、60秒、300秒間の新規リクエストなど、さまざまな統計情報を使用して、ワークフローサービスのステータスを監視できます。

さらに、このリリースでは、ユーザアプリケーションの既存の統計情報に、さらにjvm_statsデータが追加されます。これらの機能拡張の詳細については、「Monitoring Identity Manager」を参照してください。

1.7 Identity Applicationsの機能拡張

このリリースでは、Identity Applicationsに以下の機能拡張が導入されています。

Identity Applicationsツールの拡張バージョン

NetIQ Identity Manager 4.9は、Identity Applicationsツールの拡張バージョンで更新されています。このツールでJava 11プラットフォームがサポートされました。この機能拡張には次のユーティリティが含まれます。

これらのユーティリティの使用方法については、リストのリンクをクリックしてください。

ワークフローのデフォルトのログ動作を変更する新しいプロパティ

「Guidelines for Enabling Workflow Logging」が更新されました。このリリースより、個々のパッケージのworkflow_logging.xmlファイルで指定されたログレベルがデフォルトで優先されます。たとえば、com.novell.soa.af.impl.timersパッケージのログレベルをDEBUGに設定し、ワークフローエンジンのログレベル(グローバルレベル)をINFOに設定した場合、選択したパッケージについてのみ、DEBUG情報がログに記録されます。他のパッケージとロガーはすべてINFOログレベルで記録されます。

さらに、以前の動作に戻したい場合に備えて、com.microfocus.workflow.engine.loggingという新しいプロパティも導入されました。ワークフローエンジンに対して設定したログレベルをパッケージのログレベルよりも優先させる場合は、ism-configuration.propertiesファイルにcom.microfocus.workflow.engine.loggingプロパティを追加してtrueに設定できます。このプロパティの詳細については、『NetIQ Identity Manager - Administrator’s Guide to the Identity Applications』を参照してください。

IDVault.get()関数の変更

IDMProv/rest/access/entities/listのアクセスAPIが更新され、lookupAttrという新しいクエリパラメータが含まれるようになりました。デフォルトでは、lookupAttrはfalseに設定されています。trueに設定すると、APIはfilterAttrパラメータで送信される属性のDNLookup定義で指定されたルックアップ属性を返します。filterAttrは、このAPIで使用されるもう1つのクエリパラメータです。

たとえば、IDVault.get関数を使用してアイデンティティボールトからユーザエンティティの直属の部下を取得する場合、メソッドの署名は次のようになります。

IDVault.get('IDM','/rest/access/entities/list',data.manager, 'user', ["directReports"], true)

ここで、directReportsがfilterAttrとして送信され、trueがlookupAttrの値として送信されます。

directReportsのDNLookup定義では、User Lookup (ユーザルックアップ)エンティティのルックアップ属性は、姓、名、およびイニシャルです。この関数にtrue属性を追加すると、Identity Applicationsは直属の部下の姓、名、およびイニシャルを応答で返します。ルックアップ属性を設定しない場合、ルックアップ属性の値は応答で返されません。

1.8 インストーラの機能拡張

このリリースでは、インストーラに次の機能拡張が組み込まれています。

  • Identity Manager Linuxインストーラ内へのIdentity Consoleの統合。

  • 新しいism-sensitive.propertiesファイルの導入。ここには、キーパスと、すべてのパスワードの暗号化に利用されるマスタストアパスが安全に保存されます。

2.0 動作または操作の大幅な変更

Identity Manager 4.9のこのリリースでは、既存のアプリケーションや機能の動作に影響を与える可能性のある変更が導入されています。

  • LinuxおよびWindowsプラットフォームでIdentity Managerコンポーネントを設定する際には、IPアドレスではなくサーバの完全修飾識別名(FQDN)または短縮名が必要です。

  • 設定ユーティリティ(configupdate.sh)で、起動前にパスワードの入力が求められるようになりました。

  • Windowsサーバ上のIdentity Manager 4.9にWorkdayドライバを設定する際にサンプルスタイルシートにアクセスしたい場合、スタイルシートはIdentity Manager 4.9 Windows ISO内の\IdentityManagerServer\products\IDM\windows\setup\utilities\workday\transformation_style_sheetsにあります。

3.0 非推奨となった機能

このリリースより、NetIQ SecretStoreのサポートは非推奨となります。今後、アカウントパスワードは、notfSMTPMailPasswordという新しい属性に保存されます。この属性はnotfTemplateCollectionクラスに属し、User Application Driver (UAD)パッケージNOVLUABASE_4.8.8.20240401125038に含まれています。Identity Manager 4.9をインストールすると、このUADパッケージは自動的にインストールされます。ただし、以前のバージョンからアップグレードする場合は、手動でパッケージを更新する必要があります。

最新のUADパッケージにアップグレードして、Tomcatを再起動すると、NetIQ SecretStoreリポジトリにある電子メールアカウントの既存のパスワードはnotfSMTPMailPassword属性に自動的に移行されます。このパスワード移行プロセスは、ism-configuration.propertiesファイルで利用可能な、com.netiq.idm.migrate.secretstoreプロパティで制御されます。デフォルトでは、このプロパティはtrueに設定されています。移行が完了すると、このプロパティは自動的にfalseに戻され、この状態を維持します。

4.0 サポートされているコンポーネントのバージョン

このセクションでは、コンポーネントのサポートされているバージョンについて説明します。

4.1 Identity Managerのコンポーネントのバージョン

Identity Manager 4.9には、次のコンポーネントがバンドルされています。

  • NetIQ eDirectory 9.2.9

  • NetIQ Identity Console 1.7.2

  • NetIQ Identity Managerエンジン4.9

  • NetIQ Identity Managerリモートローダ4.9

  • NetIQ Identity Managerファンアウトエージェント1.3

  • NetIQ Designer for Identity Manager 4.9

  • NetIQ Identity Applications 4.9

  • NetIQ One SSO Provider (OSP) 6.7.0

  • NetIQ Self Service Password Reset (SSPR) 4.7.0.1

  • NetIQ Identity Manager Identity Reporting 7.2.0

  • NetIQ Sentinel Log Management for IGA 8.6.1.0 (イベント監査用)

  • NetIQ Identity Managerドライバ

    メモ:

    • Identity Manager 4.9はeDirectory 9.2.8との互換性もあります。

    • Identity Manager 4.9には、サポートされているドライバの最新バージョンが含まれています。詳細については、NetIQ Identity Managerドライバのページの「4.9に付属のバージョン」を参照してください。

4.2 サードパーティのコンポーネントのバージョン

このリリースでは以下のサードパーティコンポーネントのサポートが追加されました。

  • Zulu 11.70+15-CA

  • Apache Tomcat 9.0.85-1

  • PostgreSQL 12.18 (スタンドアロンおよびコンテナ)

  • OpenSSL 1.0.2zg-0

  • Nginx 1.24.0-1

  • ActiveMQ 5.18.3-1

4.3 データベース

NetIQ Identity Applicationsを含むIdentity Manager 4.9コンポーネントは、Identity Reportingを除き、すべてOracle 21cおよびMS SQL 2019と互換性があります。Identity Reporting 7.2.0は、引き続きOracle19cおよびMS SQL 2017データベースをサポートします。

4.4 Webブラウザ

次のバージョン以上のいずれかのブラウザ:

  • Google Chrome 126.0.6478.8

  • Mozilla Firefox 126.0

  • Apple Safari 17.5

  • Microsoft Edge 124.0.2478.109

5.0 システム要件

ハードウェア要件とサポートされているオペレーティングシステムについては、「Identity Manager 4.9のシステム要件」のページを参照してください。

6.0 解決された問題

このリリースには、次のソフトウェアの修正が含まれています。

コンポーネント

Global ID

説明

インストールとアップグレード

OCTCR56A583299

データベースがMicrosoft SQL Server上で管理されている場合、ワークフローエンジンが起動しない。

Identity Managerエンジン

OCTCR56A580623

SOAPドライバによってDirXML-PersistentData属性に重複するデータが追加されるため、iManagerがダッシュボードを[Driver Set Overview (ドライバセットの概要)]ページにロードするときに例外が発生する。

OCTCR56A584222

do-invoke-rest-endpointアクションを使用してエンドポイントに対してREST要求を実行すると、ユーザアプリケーションサーバへの接続がハングする。

Identity Reporting

OCTCR56A580314

MS SQLでレポーティングデータベースをクリアする際に、次のエラーメッセージが表示される: Incorrect syntax near the keyword 'CASCADE'。

OCTCR56A581810

ドライバヘルスジョブのイベント(event-id: query-driver-ident)で、次の警告メッセージが生成される: Recovered from unexpected condition: @cached-time no available。

OCTCR56A585188

/IDMDCS-CORE/rpt/collectors/{identifier}/trustエンドポイントに対するREST API DELETE要求で、データコレクタレコードのcollect_certフィールドからトラステッド証明書が削除されない。

Identity Applications

OCTCR56A572998

非同期シナリオで、Form Builderのフィールドの検証機能と値の更新機能が機能しない。

 

OCTCR56A573780

Sentinel Universal CollectorがCEF Event: 3152C- User Messageのメッセージフィールドを解析できない。

 

OCTCR56A580840

Dynamic Entityコンポーネントに基づくフォームフィールドに、ドロップダウンリストのデフォルト値として角括弧が表示される。

 

OCTCR56A580876

RoleVault.getRolesUserIn関数を使用して、/rest/access/assignments/role/listエンドポイントに対してREST APIコールを実行した場合、指定したユーザの役割割り当て許可が10個しか取得されない。

Identity Manager 4.9にアップグレードした後は、同じ関数にtrue属性を追加することで、すべての役割に関する情報を取得できます。

構文: メソッドの署名は次のとおりです。

RoleVault.getRolesUserIn('IDM','/rest/access/assignments/role/list',userDN,true)

 

OCTCR56A581016

Form Builderの異なるビューに切り替えた後に保存すると、フォームフィールドが表示されなくなる。

 

OCTCR56A581716

Identity Manager 4.8.4にアップグレードすると、ワークフローエンジンのログが機能しなくなる。

 

OCTCR56A581762

外部のWebソースにデータを問い合わせる際に、Selectコンポーネントに余分な_regex文字列が含まれる。

 

OCTCR56A581978

Dynamic Entityコンポーネントをマルチタブのフォームで使用している場合に、戻るボタンを使用してタブに戻ると、選択されているユーザの表示名が変更される。

 

OCTCR56A582360

動的フォームフィールドの検証チェックが失敗した場合に、JSONフォームにエラーが表示されない。

 

OCTCR56A582959

RoleVault.getRoleAssignmentCause関数を使用して、/rest/access/assignments/list/v2エンドポイントに対してREST APIコールを実行した場合、デフォルトで10個の役割の役割割り当て理由しか取得されない。

Identity Manager 4.9にアップグレードした後は、同じ関数にtrue属性を追加することで、すべての役割に関する割り当て理由を取得できます。

構文: メソッドの署名は次のとおりです。

RoleVault.getRoleAssignmentCause('IDM','/rest/access/assignments/list/v2',identityDn,roleDn,true)

 

OCTCR56A583294

既存のチームを変更しようとしているときに、要求元フィールドにグループを追加すると失敗する。

 

OCTCR56A583369

フォームフィールドがData Gridコンポーネント内にある場合、Refresh On (リフレッシュのタイミング)機能が動作しない。

 

OCTCR56A583373

日フィールドで、英語以外の言語のデータが正しく検証されない。

 

OCTCR56A583421

シングルクォーテーション(')を使用してカスタムデフォルト値関数にコメントを追加すると、フォームが破損する。

 

OCTCR56A583440

setFieldValue()関数を使用してカスタムデフォルト値を設定すると、検証プロセスが無限に実行される。

 

OCTCR56A583441

要求した許可が、アクセスが制御されたリソースにマッピングされている場合、ダッシュボードの[要求履歴]ページにエラーメッセージが表示される。

 

OCTCR56A583590

Identity Managerで、認証済みのユーザに別のユーザの優先ロケールの変更が許可される。

 

OCTCR56A583609

タスクを拒否した後でも、[要求履歴]ページの[Request State (要求の状態)]に「プロビジョン済み」と表示される。

 

OCTCR56A583692

[アプリケーションの管理]ページで、[HelpDesk Ticket (ヘルプデスクチケット)]タイル、またはタイルとしてアタッチされている他のPRD/フォームを編集する際に、ブラウザのコンソールログにエラーが表示される。

 

OCTCR56A583714

[委任割り当ての作成]ページで作成ボタンを複数回クリックすると、重複する委任が作成される。

 

OCTCR56A583722

[要求履歴]ページで要求の詳細を確認する際に、ログアクティビティの作成者と、対応するコメントがスペースで区切られない。

 

OCTCR56A583747

Javascriptコードでalert()フォームアクションメソッドを使用すると、JS EditorとForm JSONが動作を停止する。

 

OCTCR56A583754

Form Builderでフォームを再度変更すると、JS Editorに保存したカスタム関数がなくなる。

 

OCTCR56A584217

Identity Managerダッシュボードに表示されるフォームが、Form Builderのプレビューモードで表示されるフォームと異なる。

 

OCTCR56A584275

Enable Static Search (静的検索を有効にする)がtrueに設定されているSelectコンポーネントで、50文字を超える値を検索できない。

Selectコンポーネントで最大1000文字の長さの値を検索できるようになりました。

 

OCTCR56A584283

コンポーネントのロジックを定義する際に、イベントによってトリガされるアクションのプロパティを選択できない。

 

OCTCR56A584291

SelectおよびRadioコンポーネントのLabel Position (ラベル位置)がLeft (Right-aligned) (左(右揃え))に設定されている場合、表示されるオプションが正しく揃わない。

 

OCTCR56A584322

Checkboxコンポーネントのカスタムデフォルト値関数がフォームの初回ロード時に実行されない。また、変更や、triggerChange()の明示的な実行によってトリガされたときにも実行されない。

 

OCTCR56A584373

ダッシュボードの[タスク]ページが自動的に更新されない。承認フォームを使用してタスクを承認した後も、タスクが引き続きリストに表示される。

 

OCTCR56A584374

ダッシュボードの[許可]ページの検索結果に、許可が角括弧または中括弧付きで一覧表示されなくなった。

 

OCTCR56A584399

[設定]で編集可能な属性として設定されている属性を[マイプロファイル]ページと[ユーザ]ページで編集できない。

 

OCTCR56A584489

PRDを要求する際に、[新規要求]ページに有効日と有効期限を入力するためのフィールドが表示される。

 

OCTCR56A584625

ローカライズされたフォームでフィールドラベルが欠落する。

 

OCTCR56A584638

表示制限(要求または表示する項目の最大数)が設定されているDynamic Entityコンポーネントで、一致する一部のエンティティが検索結果に一覧表示されない。

 

OCTCR56A584639

オンラインモードを有効にしてからオフラインに移行し、再びオンラインモードに戻った場合、最初のログイン後に別の資格情報を使用してForm Builderにログインできない。

 

OCTCR56A584666

設定 > カスタマイズのUsers List Container (ユーザリストコンテナ)オプションが、[その他]ページの[新規要求]でユーザを一覧表示するために使用されない。

 

OCTCR56A585183

Identity Managerダッシュボードの[アプリケーション]ページに、許可されている項目のないカテゴリ見出しが表示される。

 

OCTCR56A585185

カレンダ要素と時刻要素の両方を表示するように設定されているDate/Timeコンポーネントで時刻の入力要素が欠落する。

 

OCTCR56A585231

[マイプロファイル]ページの電話番号属性に入力された電話番号を編集または削除できない。

 

OCTCR56A585264

Form Builderで、ユーザがForm Builderビューを切り替えるたびにカスタムデフォルト値関数が実行される。

 

OCTCR56A585443

タスクを他のチームメンバーに再割り当てする手順が文書どおりには機能しない。

 

OCTCR56A585477

ユーザプロファイルページの署名属性に、署名イメージではなくテキスト値が表示される。

 

OCTCR56A585503

インターネットに接続されていないWindowsシステムでDesignerからForm Builderを起動すると、Form Builderが適切にロードされない。

 

OCTCR56A585527

Identity Manager 4.8.7にアップグレードした後、サポートされているロケール(英語とポルトガル語を除く)で、[その他の許可]ページの許可カウンタが正しく配置されない。

 

OCTCR56A585557

Form BuilderのDN Displayコンポーネントで、条件が設定されているとエラー メッセージが表示される。

 

OCTCR56A585618

アップグレード後にユーザアプリケーションとSSPRにアクセスできない。この問題は、Identity ApplicationsサーバでeDirectory上のndsdサービスとTomcatを再起動すると一時的に解決しますが、ある程度の時間が経つと、これらのコンポーネントに再びアクセスできなくなります。

 

OCTCR56A585698

Identity Managerが複数のクライアントを管理するように設定されている場合、[マイプロファイル]ページに間違った属性が表示される。

 

  • OCTCR56A584920

  • OCTCR56A585772

ユーザのカードビューと、Identity Managerダッシュボードの[ユーザ]ページの属性に、クライアントのカスタマイズ設定で設定された属性とは異なる属性が表示される。

7.0 NetIQ Identity Manager 4.9のインストール

Identity Manager 4.9では、Advanced EditionとStandard Editionを単一のISOファイルで提供しています。インストールファイルをダウンロードする前に、各エディションに搭載されている機能およびIdentity Managerコンポーネントをダウンロードする際のオプションを理解する必要があります。

7.1 Identity Manager Advanced EditionおよびStandard Editionでサポートされている機能

さまざまなカスタマのニーズを満たすために、次の2つの製品グループでIdentity Manager機能が提供されています。

  • Identity Manager Advanced Edition

  • Identity Manager Standard Edition

Identity Manager Advanced Editionには、Identity Manager Standard Editionに用意されているIdentity Managerの機能に加えて追加機能が含まれています。Identity Manager Advanced EditionとStandard Editionで使用可能な機能の比較を以下の表に示します。

機能

Advanced Edition

Standard Edition

ルールベースの自動化されたユーザプロビジョニング

対応

対応

リアルタイムIdentity同期

対応

対応

パスワード管理とパスワードセルフサービス

対応

対応

ユニフォームIdentity情報ツール(Analyzer)

対応

対応

REST APIおよびシングルサインオンのサポート

対応

対応(制限されたサポート)

現在の状態のレポーティング

対応

対応

役割ベースのエンタープライズレベルのプロビジョニング

対応

非対応

ビジネスポリシー適用に対する自動化された承認ワークフロー

対応

非対応

Identity Applicationsの高度なセルフサービス

対応

非対応

簡単なリソースプロビジョニングのためのリソースモデルとカタログ

対応

非対応

履歴状態のレポーティング

対応

非対応

接続されたシステムのレポーティング

対応

非対応

役割およびリソースの管理

対応

非対応

7.2 Identity Managerのダウンロード

Identity Manager 4.9を購入したら、Software License and Download (ソフトウェアライセンスおよびダウンロード)ポータルにログインして、購入したソフトウェアをダウンロードできるリンクに従います。各ファイルに含まれているIdentity Managerコンポーネントを以下に示します。

ファイル名

説明

Identity_Manager_4.9_Linux.iso

Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、Identity Console)、Identity Applications、およびIdentity Reportingが含まれています。

Identity_Manager_4.9_RL_Linux.iso

Linux用のIdentity Managerリモートローダが含まれています。

Identity_Manager_4.9_Containers.tar.gz

Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、ActiveMQ、PostgreSQL、フォームレンダラ、OSP、Identity Applications、Identity Reporting、SSPR、およびIdentity Consoleが含まれています。

Identity_Manager_4.9_Windows.iso

Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント)、Identity Applications、およびIdentity Reportingが含まれています。

Identity_Manager_4.9_RL_Windows.iso

Windows用の64ビットおよび.NETリモートローダが含まれています。

Identity_Manager_4.9_Designer_Linux.tar.gz

Linuxプラットフォーム用のDesignerが含まれています。

Identity_Manager_4.9_Designer_Windows.zip

Windowsプラットフォーム用のDesignerが含まれています。

Identity_Manager_4.9_Designer_MacOSX.dmg

macOS Sonoma用のDesignerファイルが含まれています。

SentinelLogManagementForIGA8.6.1.0.tar.gz

Sentinel Log Management for Identity Governance and Administration (IGA)が含まれています。

このインストールはLinux上のみでサポートされています。

重要:AnalyzerツールはIdentity Manager 4.9のISOに含まれません。Analyzerがすでにインストールされている場合は、必ずバージョン4.8.5に更新し、Identity Manager 4.9とともに使用します。Analyzerのインストールとアップグレードについては、『NetIQ Identity Managerインストールおよびアップグレードガイド(Linux用)』または『NetIQ Identity Managerインストールおよびアップグレードガイド(Windows用)』を参照してください。

7.3 実行可能ファイルおよびデフォルトインストールパスの場所の確認

Linux上の実行可能ファイルとデフォルトインストールパス

Identity Managerのコンポーネント

ISO内の実行可能ファイルの場所

デフォルトのインストールパス

Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、Identity Consoleを含む)

マウントされた場所のinstall.sh

  • エンジン: /opt/novell/eDirectory/lib/dirxml

  • リモートローダ: /opt/novell/dirxml/bin/x86_64

  • ファンアウトエージェント: /opt/novell/dirxml/fanoutagent

  • Identity Console: /opt/novell/eDirAPI/sbin/

Identity Applications (Identity Managerダッシュボードおよび管理インタフェース、ユーザアプリケーション、役割とリソースのサービスドライバ、ユーザアプリケーションドライバ、設定更新ユーティリティ、One SSO Provider、セルフサービスパスワードリセット)

マウントされた場所のinstall.sh

  • 識別情報アプリケーション: /opt/netiq/idm/apps

  • ユーザアプリケーション: /opt/netiq/idm/apps/UserApplication

  • 設定更新ユーティリティ: /opt/netiq/idm/apps/configupdate

  • フォームレンダラ: /opt/netiq/idm/apps/sites

  • NGINX: /opt/netiq/common/nginx

Designer for Identity Manager

/designer/packages

/root/designer

Identity Reporting

マウントされた場所のinstall.sh

/opt/netiq/idm/apps/IDMReporting

パスワード管理コンポーネント

./install.sh (マウントされた場所の/ssprディレクトリ内)

/opt/netiq/idm/apps/sspr

Sentinel Log Management for IGA

./install.sh (SentinelLogManagementForIGA8.6.1.0.tar.gzファイルの/SentinelLogManagementforIGAディレクトリ内)

/opt/novell/sentinel

Windows上の実行可能ファイルとデフォルトインストールパス

Identity Managerのコンポーネント

ISO内の実行可能ファイルの場所

デフォルトのインストールパス

Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェントを含む)

\<iso mounted location>\IdentityManagerServer\内に配置されたinstall.exe

  • エンジン: C:\netiq\idm

  • リモートローダ: C:\netiq\idm\RemoteLoader

  • ファンアウトエージェント: C:\netiq\idm\FanoutAgent

Identity Applications (Identity Managerダッシュボードおよび管理インタフェース、ユーザアプリケーション、役割とリソースのサービスドライバ、ユーザアプリケーションドライバ、設定更新ユーティリティ、One SSO Provider、セルフサービスパスワードリセット)

\<iso mounted location>\IdentityApplications\内に配置されたinstall.exe

  • 識別情報アプリケーション: C:\netiq\idm\apps\

  • ユーザアプリケーション: C:\netiq\idm\apps\UserApplication

  • 設定更新ユーティリティ: C:\netiq\idm\apps\configupdate

  • フォームレンダラ: C:\netiq\idm\apps\sites

  • NGINX: C:\netiq\common\nginx

Designer for Identity Manager

Identity_Manager_4.8_Designer_Windows.zipファイルの\designer_install\フォルダ内に配置されたinstall.exe

C:\netiq\

Identity Reporting

\<iso mounted location>\IdentityReporting\内に配置されたinstall.exe

C:\netiq\idm\apps\IdentityReporting

パスワード管理コンポーネント

<iso mounted location>\common\ssprにあるinstall.exe

C:\netiq\idm\apps\common\sspr

7.4 NetIQ Identity Manager 4.9のインストール

インストールしているエディションに応じて、以下のリソースのいずれかの情報を確認します。

8.0 NetIQ Identity Manager 4.9へのアップグレード

Identity Manager 4.7.5および4.8.x (xは0、1、2、3、4、5、6、7)バージョンからIdentity Manager 4.9に直接アップグレードできます。

アップグレードを開始する前に、現在のバージョンに対応するリリースノートの情報を確認してください。

Identity Managerのアップグレードに関する詳細については、『NetIQ Identity Managerインストールおよびアップグレードガイド(Linux用)』のIdentity Managerのアップグレードまたは『NetIQ Identity Managerインストールおよびアップグレードガイド(Windows用)』の「Identity Managerのアップグレード」を参照してください。

8.1 Identity Manager 4.8.xバージョンからのアップグレード

次の表に、Identity Manager 4.8.xバージョンのコンポーネントごとのアップグレードパスを一覧表示します。

コンポーネント

ベースバージョン

アップグレード済みのバージョン

Identity Managerエンジン

4.8.x

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. アイデンティティボールトを9.2.9にアップグレードします。

  3. Identity Managerエンジンを4.9にアップグレードします。

リモートローダ/ファンアウトエージェント

4.8.x

4.9リモートローダ/ファンアウトエージェントをアップグレードします。

Designer

 

Designer 4.9をインストールします。

Identity Applications

4.8.x

Identity Applicationsをアップグレードする前に、アイデンティティボールトおよびIdentity Managerエンジンがそれぞれ9.2.9および4.9にアップグレードされていることを確認します。

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. Tomcatを停止します。

  3. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンについては、NetIQ Identity Manager技術情報Webサイトを参照してください。

  4. (状況によって実行) SSPRが別のサーバにインストールされている場合は、コンポーネントを4.9バージョンにアップグレードします。

  5. Designerを使用して、ユーザアプリケーションドライバ、役割およびリソースドライバのパッケージを更新します。

  6. Identity Applicationsを4.9にアップグレードします。

  7. Tomcatを起動します。

Identity Reporting

4.8.x

Identity Reportingをアップグレードする前に、アイデンティティボールト、Identity Managerエンジン、およびIdentity Applicationsがそれぞれ、9.2.9、4.9、および4.9にアップグレードされていることを確認します。

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンの詳細については、NetIQ Identity Manager技術情報Webサイトを参照してください。

  3. SLM for IGAを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  4. データ収集サービスドライバと管理対象サービスゲートウェイドライバのパッケージを更新します。

  5. Identity Reportingを7.2.0にアップグレードします。

  6. (状況によって実行)[Identity Managerデータ収集サービス]ページからデータ同期ポリシーを作成します。

  7. Tomcatを起動します。

アップグレードを開始する前に、NetIQドキュメントページで現在のバージョンに対応するリリースノートの情報を確認します。

8.2 Identity Manager 4.7.xバージョンからのアップグレード

次の表に、Identity Manager 4.7.xバージョンのコンポーネントごとのアップグレードパスを一覧表示します。

コンポーネント

ベースバージョン

アップグレード済みのバージョン

Identity Managerエンジン

4.7.5

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. アイデンティティボールトを9.2.9にアップグレードします。

  3. Identity Managerエンジンを4.9にアップグレードします。

リモートローダ/ファンアウトエージェント

4.7.5

4.9リモートローダ/ファンアウトエージェントをアッグブレードします。

Designer

 

Designer 4.9をインストールします。

Identity Applications

4.7.5

Identity Applicationsをアップグレードする前に、アイデンティティボールトおよびIdentity Managerエンジンがそれぞれ9.2.9および4.9バージョンにアップグレードされていることを確認します。

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. Tomcatを停止します。

  3. ユーザアプリケーションドライバ、役割およびリソースドライバのパッケージを更新します。

  4. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンについては、NetIQ Identity Manager技術情報Webサイトを参照してください。

  5. (状況によって実行) SSPRが別のサーバにインストールされている場合は、コンポーネントを4.9にアップグレードします。

  6. Identity Applicationsを4.9にアップグレードします。

  7. Tomcatを起動します。

Identity Reporting

4.7.5

Identity Reportingをアップグレードする前に、アイデンティティボールト、Identity Managerエンジン、およびIdentity Applicationsがそれぞれ、9.2.9、4.9、および4.9にアップグレードされていることを確認します。

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンの詳細については、NetIQ Identity Manager技術情報Webサイトを参照してください。

  3. SLM for IGAを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  4. データ収集サービスドライバと管理対象サービスゲートウェイドライバのパッケージを更新します。

  5. Identity Reportingを7.2.0にアップグレードします。

  6. Tomcatを起動します。

アップグレードを開始する前に、NetIQドキュメントページで現在のバージョンに対応するリリースノートの情報を確認します。

8.3 Advanced Editionへのアップグレード

NetIQでは、以前のAdvanced EditionまたはStandard EditionからIdentity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレードするために、次のアップグレードパスを提供しています。

  • 4.8 Advanced EditionからIdentity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレード

  • 4.8 Standard EditionからIdentity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレード(次の方法のいずれかを使用):

    • 4.8 Standard Editionから4.9 Standard Editionにアップグレードしてから、Identity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレード

    • 4.8 Standard Editionから4.8 Advanced Editionにアップグレードしてから、Identity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレード

  • 4.7.5 Advanced EditionからIdentity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレード

  • 4.7.5 Standard EditionからIdentity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレード(次の方法のいずれかを使用):

    • 4.7.5 Standard Editionから4.9 Standard Editionにアップグレードしてから、Identity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレード

    • 4.7.5 Standard Editionから4.7.5 Advanced Editionにアップグレードしてから、Identity Manager 4.9 Advanced Editionにアップグレード

8.4 Standard Editionへのアップグレード

Identity Manager 4.9 Standard Editionは、Identity Manager 4.8 Standard Editionからアップグレードできます。アップグレード手順については、NetIQ Identity Manager 4.9 Standard Editionをインストールおよびアップグレードするためのクイックスタートガイドを参照してください。

Identity Manager 4.9 Standard Editionは、引き続き以下のレポートに対応します。

  • ユーザ別認証

  • サーバ別認証

  • データベース統計情報

  • セルフパスワード変更

  • パスワードリセット

  • 識別ボールトドライバ関連付けレポートの最新状態

  • 識別ボールトユーザレポートの最新状態

  • ユーザパスワード変更イベントサマリ

    詳細については、『Administrator Guide to NetIQ Identity Reporting』を参照してください。

    重要:レポートを使用するには、Identity Reportingに最新のレポート定義をインポートします。Reportingアプリケーションにログインし、アプリケーションで表示されるダウンロードページを使用してレポートをダウンロードします。

9.0 既知の問題

NetIQ は、弊社の製品が企業のソフトウェアの必要にかなった質の高いソリューションを提供できるよう努めています。次の問題は、現在調査中です。問題解決のための詳細な情報は、NetIQサポートWebサイトを参照してください。Designerの既知の問題のリストについては、「NetIQ Identity Manager Designer 4.9リリースノート」を参照してください。

9.1 Windowsインストーラで例外が表示される

問題: Identity Manager 4.9のコンポーネントをインストールした後にTomcatを起動すると、「SEVERE [main] org.apache.catalina.util.LifecycleBase.handleSubClassException Failed to start component [Connector["ajp-nio-<IP_address>-8010"]]」という例外が表示されます。

この問題は、新規インストール中、およびIdentity Manager 4.9へのアップグレード後に発生します。[Issue: OCTCR56A607041]

回避策: 機能が損なわれることはありません。ただし、この問題を解決したい場合は、server.xmlファイルの次の行を削除します。

<Connector port="8010" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8543"/>

server.xmlファイルはC:\NetIQ\idm\apps\tomcat\confにあります。

9.2 2要素認証を使用している場合に、Identity Managerへのログイン時にエラーが発生する

問題: Identity Managerサーバ上のNetIQ One SSO Provider (OSP)に2要素認証用のNetIQ Advanced Authenticationが設定されている場合、ユーザがログインに失敗することがあります。OSPのログファイルに、「Unexpected error while searching: internal.atlaslite.jcce.exception.CoreInitializationException: No administrator password is configured (検索中に予期しないエラーが発生しました: internal.atlaslite.jcce.exception.CoreInitializationException: 管理者パスワードが設定されていません)」というエラーが表示されます。

[Issue: OCTCR56A605248]

回避策: 利用可能な回避策はありません。

9.3 dirxml_remoteプロパティとRLConsoleプロパティに古い製品バージョンが表示される

問題: Identity_Manager_4.9_RL_Windows.isoまたはIdentity_Manager_4.9_RL_Linux.isoを使用してリモートローダをインストールまたはアップグレードした場合に、dirxml_remote Properties (dirxml_remoteのプロパティ)ウィンドウのProduct version (製品バージョン)が変わらないことがあります。ここには引き続き4.8.0.0と表示されます。同じ問題がRLConsoleのプロパティでも発生します。[Issue: OCTCR56A608072]

回避策: リモートローダの機能に影響はありません。同じウィンドウのFile Version (ファイルバージョン)をチェックして、リモートローダが正常にインストールされているかどうかを確認できます。

9.4 インストーラによって空のデータベーススキーマSQLファイルが生成される

問題: Identity Applicationsコンポーネントのアップグレード時に、データベーススキーマを作成するためのwrite to fileオプションを選択すると、空のdatabaseschema.sqlファイルとwfedatabaseschema.sqlファイルがインストーラによって作成されます。これらのファイルは空であるため、アップグレードの完了後にこれらのファイルを使用してデータベーススキーマを作成することはできません。[Issue: OCTCR56A586043]

回避策: サードパーティのWebサイトから、Identity Applicationsデータベース用の適切なデータベースjarファイルをアプリケーションサーバにダウンロードします。このファイルを別個のシステムまたはサーバにIdentity Applicationsとともにインストールします。

Identity Applicationsの更新中に、インストーラによって「Identity ApplicationsおよびワークフローエンジンデータベースJDBC jarファイル」のパスの入力が求められたら、インストールしたデータベースjarファイルの場所を指定します。

9.5 MS SQLデータベースの使用時に一部のレポートでデータがフェッチされない

問題: MS SQLをIdentity Reportingデータベースとして使用している場合に、Access Requests by Recipient (アクセス要求 - 受信者別)、Access Requests by Requester (アクセス要求 - 要求者別)、およびAccess Requests by Resource (アクセス要求 - リソース別)の各レポートがデータを返しません。[Issue: OCTCR56A604404]

回避策: これらのレポートのデータをフェッチするには、次の手順を実行します。

  1. Identity Reportingがインストールされているサーバにログインします。

  2. SQL Server Management Studioなどのデータベース管理者ツールを開きます。

  3. 次のクエリを実行します。

    メモ:<identity reporting database name>フィールドに、適切なIdentity Reportingデータベースの名前を指定します。

    USE [<identity reporting database name>]
    GO
    
    /****** Object:  UserDefinedFunction [IDM_RPT_DATA].[get_formatted_user_dn]    Script Date: 5/9/2020 7:03:55 PM ******/
    DROP FUNCTION [IDM_RPT_DATA].[get_formatted_user_dn]
    GO
    
    /****** Object:  UserDefinedFunction [IDM_RPT_DATA].[get_formatted_user_dn]    Script Date: 5/9/2020 7:03:55 PM ******/
    SET ANSI_NULLS ON
    GO
    
    SET QUOTED_IDENTIFIER ON
    GO
    
    CREATE FUNCTION [IDM_RPT_DATA].[get_formatted_user_dn] 
    (
           -- Add the parameters for the function here
           @user_path nvarchar(max)
       , @user_name nvarchar(200)
    )
    RETURNS nvarchar(max)
    AS
    BEGIN
           DECLARE
            @new_path        nvarchar(200),
            @new_path_2      nvarchar(max),
            @l_user_path     nvarchar(max),
            @l_old_delimiter nvarchar(1) = '\\',
            @l_new_delimiter nvarchar(1) = '.',
            @MyCursor CURSOR,
            @MyField nvarchar(max);
    
        if @user_path is not null
        BEGIN
        SET @l_user_path = SUBSTRING(@user_path , 2 , (LEN(@user_path)-1));
        SET @MyCursor = CURSOR FOR
                        SELECT value FROM STRING_SPLIT( @l_user_path , @l_old_delimiter )
        OPEN @MyCursor 
        FETCH NEXT FROM @MyCursor 
        INTO @MyField
            WHILE @@FETCH_STATUS = 0
            BEGIN
                if @MyField is not null
                BEGIN
                    SET @new_path = @l_new_delimiter + @MyField;
                END
                if @new_path_2 is not null
                BEGIN
                    SET @new_path = @new_path + @new_path_2;
                END
                SET @new_path_2 = @new_path;
              FETCH NEXT FROM @MyCursor 
              INTO @MyField
            END
            CLOSE @MyCursor
            DEALLOCATE @MyCursor
                 
            if @new_path is not null
                        BEGIN
                           SET @new_path = @user_name + @new_path;
                        END
            else
                        BEGIN
                               SET @new_path = @user_name;
                        END
        END
           return LTRIM(RTRIM(@new_path));
    END;
    
    GO
    
    CREATE FUNCTION [IDM_RPT_DATA].[patternReplace]
    (
       @InputString VARCHAR(4000),
       @Pattern VARCHAR(100),
       @ReplaceText VARCHAR(4000)
    )
    RETURNS VARCHAR(4000)
    AS
    BEGIN
       DECLARE @Result VARCHAR(4000) SET @Result = ''
       -- First character in a match
       DECLARE @First INT
        -- Next character to start search on
        DECLARE @Next INT SET @Next = 1
        -- Length of the total string -- 8001 if @InputString is NULL
        DECLARE @Len INT SET @Len = COALESCE(LEN(@InputString), 8001)
        -- End of a pattern
        DECLARE @EndPattern INT
    
     
    
         WHILE (@Next <= @Len) 
         BEGIN
         SET @First = PATINDEX('%' + @Pattern + '%', SUBSTRING(@InputString, @Next, @Len))
          IF COALESCE(@First, 0) = 0 --no match - return
           BEGIN
              SET @Result = @Result + 
                 CASE --return NULL, just like REPLACE, if inputs are NULL
                    WHEN  @InputString IS NULL
                     OR @Pattern IS NULL
                     OR @ReplaceText IS NULL THEN NULL
               ELSE SUBSTRING(@InputString, @Next, @Len)
            END
         BREAK
      END
      ELSE
      BEGIN
         -- Concatenate characters before the match to the result
         SET @Result = @Result + SUBSTRING(@InputString, @Next, @First - 1)
         SET @Next = @Next + @First - 1
    
     
    
         SET @EndPattern = 1
         -- Find start of end pattern range
         WHILE PATINDEX(@Pattern, SUBSTRING(@InputString, @Next, @EndPattern)) = 0
            SET @EndPattern = @EndPattern + 1
         -- Find end of pattern range
         WHILE PATINDEX(@Pattern, SUBSTRING(@InputString, @Next, @EndPattern)) > 0
               AND @Len >= (@Next + @EndPattern - 1)
            SET @EndPattern = @EndPattern + 1
    
     
    
         --Either at the end of the pattern or @Next + @EndPattern = @Len
         SET @Result = @Result + @ReplaceText
         SET @Next = @Next + @EndPattern - 1
      END
          END
          RETURN(@Result)
       END;
    
    
    GO
  4. CDNのWebサイトに移動します。

  5. Access Requests by Recipient (アクセス要求 - 受信者別)レポートをクリックします。

  6. Access-Requests-by-Recipient (アクセス要求 - 受信者別)レポートの.rpzファイルと.zipファイルをダウンロードします。

  7. Access Requests by Requester (アクセス要求 - 要求者別)レポートおよびAccess Requests by Resource (アクセス要求 - リソース別)レポートに対して、手順ステップ 5とステップ 6を実行します。

9.6 Identity Consoleの[SMTP TLSを使用する]オプションに加えた変更がIdentity Managerに反映されない

問題: Identity Consoleで電子メールサーバを設定するときに、ツリービューでデフォルトの通知テンプレートに対してnotSMTPUseTLS属性を有効または無効にした場合、同じ値がIdentity Managerの[電子メールベースの承認]ページに表示されない場合があります。ただし、選択内容は保存されていて、電子メールサーバは設定に基づいて更新されます。

これは、Identity ApplicationsとIdentity ConsoleでnotfSMTPUseTLS LDAP属性の更新方法が異なるために発生します。Identity Consoleで変更を行った場合、属性は直接更新されます。一方、Identity Managerの[電子メールベースの承認]ページの発信電子メール設定でSMTP TLSを使用するの値を変更した場合は、ism-configuration.propertiesファイルのcom.netiq.rbpm.smtp.tlsプロパティが更新されます。ただし、Identity Consoleで選択した値は、Identity Managerの[電子メールベースの承認]ページに表示されていなくても適用されています。[Issue: OCTCR56A585739]

回避策: 一貫した動作を確保するには、Identity Managerの[電子メールベースの承認]ページの発信電子メール設定オプションのSMTP TLSを使用するの値を、Identity Consoleで選択した値に基づいて変更できます。

9.7 Linuxで、アップグレード後にiManagerに空のページが表示される

問題: Identity Managerを4.9にアップグレード後、iManagerが他のコンポーネントと一緒にインストールされている場合、iManagerが機能しなくなります。以前にインストールされたバージョンを起動しようとすると、iManagerに空のページが表示されます。

回避策: iManagerの代わりにIdentity Consoleをインストールして使用します。ただし、Identity Managerをバージョン4.9にアップグレードした後も引き続きiManagerを使用する場合は、以下を確認してください。

  • iManagerがスタンドアロンサーバにインストールされている。

  • サーバに、サポートされているバージョンのJavaがインストールされている。たとえば、Identity Manager 4.8.6の場合は、iManager 3.2.6.0200がJava JDK 1.0.8 Update 342上にインストールされている必要があります。

    古いJavaファイルを再使用するには、次の手順を実行します。

    1. 次のコマンドを使用して新しいディレクトリを作成します。

      mkdir -p /opt/novell/iManager/java_iman
    2. iManagerの既存のJavaファイルを新しいディレクトリにコピーします。

      cp -r /opt/netiq/common/jre/ /opt/novell/iManager/java_iman
    3. 所有者を新しいディレクトリに変更するには、次のコマンドを実行します。

      chown -R novlwww:novlwww /opt/novell/iManager/java_iman 
    4. /etc/opt/novell/tomcat9/に移動し、tomcat9.confファイルでJAVA_HOMEとJRE_HOMEを新しいJavaパスに更新します。

    5. 次のコマンドを使用してTomcatを再起動します。

      rcnovell-tomcat9 restart

9.8 Warning: Illegal Reflective Access Operation Has Occurred

問題: Identity Applicationsの設定時に、次のメッセージが表示される場合があります。

Warning: An illegal reflective access operation has occurred

これは、Identity Applicationsの現在のバージョンがJava 11を使用しているために発生します。[Issue: OCTCR56A583685]

回避策: この警告は機能には影響しません。これは無視して構いません。

9.9 Identity Managerを4.9にアップグレードした後、TomcatがRHEL 8.xおよび9.xで起動しない

問題: RHEL 8.xまたはRHEL 9.x (xは4.9でサポートされるバージョン)を実行しているサーバでIdentity Managerをバージョン4.9にアップグレードすると、データベース接続の問題により、OSPの起動に失敗します。これは通常、OSPの展開中にランダム鍵生成プロセスに予想以上の時間がかかる場合に発生します。結果として、Tomcatサービスも起動に失敗します。[Issue: OCTCR56A584564]

回避策: /opt/netiq/common/jre/conf/securityの場所にあるjava.securityファイルの以下の行を変更し、Tomcatを再起動します。

メモ:この解決策を適用する前に、RHELのマニュアルで乱数ジェネレータの詳細を参照してください。

  • 置換対象: securerandom.source=file:/dev/random

    これを以下に置き換えます。

    securerandom.source=file:/dev/./urandom
  • 置換対象: securerandom.strongAlgorithms=NativePRNGBlocking:SUN

    これを以下に置き換えます。

    securerandom.strongAlgorithms=SHA1PRNG:SUN

9.10 レベル2以上の関係階層の組織チャートのボタンがない

問題: レベル2以上の関係の場合、表示する関係を選択するオプション、関係階層の次のレベルに移動するオプション、電子メールを送信するオプション、およびそのエンティティに関する詳細情報を表示するオプションが組織チャートに表示されません。この問題は、一般設定の階層深度がレベル2 (またはそれ以上)に設定されている場合に発生します。[Issue: OCTCR56A585426]

回避策: レベル 2 (またはそれ以上)の関係の場合に、組織チャートのボタンを表示するには、組織チャートでレベル2のユーザ/エンティティを検索します。

9.11 アップグレード後に、リモートローダからドライバオブジェクトの無効なパスワードがレポートされる

問題: Windowsプラットフォームでリモートローダをバージョン4.9にアップグレードした後で、基本認証パスワードを使用してActive Directoryドライバに接続できなくなります。[Issue: OCTCR56A584022]

回避策: Identity Managerを4.9にアップグレードした後で、次の手順を実行します。

  1. リモートローダサーバのリモートローダインスタンスを停止します。

  2. ドライバオブジェクトのパスワードとリモートローダのパスワードをリセットします。

  3. Active Directoryドライバのリモートローダインスタンスを起動します。

9.12 Catalinaのログファイルで「StatusLogger Reconfiguration failed」というエラーが発生する

問題: Identity Manager 4.9をWindowsプラットフォームにインストールした後に、catalina.outログに以下のエラーメッセージが表示されることがあります。

ERROR StatusLogger Reconfiguration failed: No configuration found for '<xxxxxxxx>' at 'null' in 'null'

[Issue: OCTCR56A584800]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

9.13 Form Builderの問題

Form BuilderでJSONフォームを操作しているときに、次のエラーが発生することがあります。

フィールド検証メッセージでメッセージが明確に伝わらない

問題: フォームフィールドの検証メッセージは、ユーザが無効な値や許容できない値をフィールドに入力した場合に、ユーザに通知します。通常、これらのメッセージはキーと値のペアで構成されており、その値がユーザへの表示対象です。しかし、このリリースでは、対応する値ではなくキーがフォームのフィールドに表示されます。たとえば、無効な電子メールアドレスを入力した場合、「Email must be a valid email (電子メールは有効な電子メールにする必要があります)」ではなく「invalid_email」が表示されます。

[Issue: OCTCR56A598009]

回避策: 英語のメッセージを追加するには、次の手順を実行します。

  1. Form Builderを起動します。

  2. ローカリゼーションアイコンをクリックします。

  3. 英語をクリックして展開します。

  4. 末尾のコンマ、およびメッセージのキーと値のペアを最後の行に追加します。

    次に例を示します。

    {
    "Submit": "",
    "error": "Please fix the following errors before submitting.", 
    "invalid_date": "{{field}} is not a valid date.", 
    "invalid_email": "{{field}} must be a valid email.", 
    "invalid_regex": "{{field}} does not match the pattern {{regex}}.", 
    "mask": "{{field}} does not match the mask.", 
    "max": "{{field}} cannot be greater than {{max}}.", 
    "maxLength": "{{field}} must be shorter than {{length}} characters.", 
    "min": "{{field}} cannot be less than {{min}}.", 
    "minLength": "{{field}} must be longer than {{length}} characters.", 
    "next": "Next", 
    "pattern": "{{field}} does not match the pattern {{pattern}}", 
    "previous": "Previous", 
    "required": "{{field}} is required"
    }
  5. 保存をクリックします。

Designerをバージョン4.9にアップグレードすると、フォームフィールドに非配列の検証エラーが表示される

問題: 単一値のフォームフィールドに複数の値が含まれる場合、Form Builderに非配列の検証エラーが表示されるようになりました。この検証チェックは、Form Builderの最新バージョンで追加されました。したがって、Designerをバージョン4.9にアップグレードすると、既存のフォームでこの問題が発生します。[Issue: OCTCR56A586045]

回避策: このエラーを修正するには、次のオプションのいずれかを実行します。

  • Form Builderでフォームを開き、影響を受けるフォームフィールドでMultiple Values (複数値)チェックボックスを選択します。これにより、Add Another (他を追加)フィールドにボタンが追加され、ユーザがさらに値を入力できるようになります。

  • 影響を受けるフィールドのカスタムデフォルト値関数を変更して、配列に単一の値がある場合でも、配列で返される最初の値のみを表示します。

Form Builderがスクロール中にハングする

問題: Form JSON (フォームのJSON)ビューおよびJS Editor (JSエディタ)ビューでJSONフォームをスクロールしているときに、Form Builderがフリーズすることがあります。この問題は次の2つのシナリオで確認されます。

  • 多数の関数とメッセージが含まれるJSONフォームを操作しているとき。

  • 画面解像度がシステムの推奨値と異なっているとき。

[Issue: OCTCR56A602415]

回避策: 利用可能な回避策はありません。Form Builderを再起動することができます。

ボタンアクションが機能しない

問題: Designer 4.9にアップグレードした後に、承認アクションおよび要求アクションに対してJSONフォーム内のButtonコンポーネントが機能しません。[Issue: OCTCR56A604329]

回避策: 次の手順を実行します。

  1. ButtonコンポーネントのDisplay (表示)タブに移動します。

  2. Button Request Logic (ボタンの要求ロジック)フィールドまたはButton Approve Logic (ボタンの承認ロジック)フィールドで指定されているロジックをコピーします。

  3. アクションを[カスタム]に変更します。

  4. ステップ 2でコピーしたロジックを指定します。

  5. 保存をクリックします。

Treeコンポーネントの問題

Form BuilderのTreeコンポーネントで次の問題が発生することがあります。

  • フォームPreview (プレビュー)のフィールドに非配列の検証エラーが表示される。このエラーは、Treeコンポーネントがデフォルト値を表示するように設定されている場合に発生します。この検証エラーを解決するまで、フォームを送信することはできません。[Issue: OCTCR56A585664]

    このエラーを解決するには、Form JSON (フォームのJSON)ビューで、そのフィールドのIDを使用してデフォルト値を変更します。

  • Tree コンポーネントの展開機能が予期したとおりに機能しない。Preview (プレビュー)フォームでサブコンテナを展開または選択できません。

  • コンテナまたはサブコンテナを選択すると、フィールドにnameではなくdnの値が表示されます。

    次のデータソースの未加工JSONは、Treeコンポーネントのサンプルデータです。

    {
      "dn": "unique id",
      "name": "container data",
      "data": "any meta-data attached with the container",
      "subContainers": [
        {
          "dn": "id1",
          "name": "container data1",
          "icon": "glyphicon glyphicon-cloud"
        },
        {
          "dn": "id2",
          "name": "container data2",
          "data": "any meta-data attached with the container",
          "subContainers": [
            {
              "dn": "id3",
              "name": "container data3",
              "icon": "glyphicon glyphicon-cloud"
            }
          ]
        }
      ]
    }

    Preview (プレビュー)でcontainer data (コンテナデータ)オプションを選択すると、フィールドにcontainer dataではなくunique idが表示されます。[Issue: OCTCR56A603396]

10.0 Micro Focusへの連絡方法

特定の製品の問題についてはhttps://www.microfocus.com/support-and-services/にある、Micro Focusサポートに連絡してください。

追加のテクニカル情報またはアドバイスについては、次の複数のソースを参照してください。