9.3 サポートされているアップグレードパス

Identity Manager 4.8は、4.7.xおよび4.6.4バージョンからのアップグレードをサポートします。アップグレードを開始する前に、現在のバージョンに対応するリリースノートの情報を確認することをお勧めします。

メモ:Identity Managerを4.8バージョンにアップグレードするには、Identity Manager 4.8アップグレード有効化パッチを適用する必要があります。このパッチを適用する条件は、Identity Managerの現在のバージョンによって異なります。詳細については、『NetIQ Identity Manager 4.8 Upgrade Enablement Patch Release Notes』を参照してください。

9.3.1 Identity Manager 4.7.xバージョンからのアップグレード

次の表に、Identity Manager 4.7.xバージョンのコンポーネントごとのアップグレードパスを一覧表示します。

コンポーネント

ベースバージョン

アップグレード済みのバージョン

Identity Managerエンジン

4.7.x

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. アイデンティティボールトを9.2にアップグレードします。

  3. Identity Managerエンジンを4.8にアップグレードします。

リモートローダ/展開エージェント

4.7.x

4.7リモートローダ/展開エージェントをインストールします。

Designer

4.7.x

Designer 4.8のインストール

Analyzer

4.7.x

Analyzer 4.8のインストール★Sample translation - up to here★

識別情報アプリケーション

4.7.x

Identity Applicationsをアップグレードする前に、アイデンティティボールトおよびIdentity Managerエンジンがそれぞれ9.2および4.8にアップグレードされていることを確認します。

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンについては、NetIQ Identity Manager技術情報Webサイトを参照してください。

  3. (状況によって実行) SSPRが別のサーバにインストールされている場合は、コンポーネントを4.8バージョンにアップグレードします。

  4. ユーザアプリケーションドライバ、役割およびリソースドライバのパッケージを更新します。

  5. Identity Applicationsを4.8にアップグレードします。

  6. Tomcatを停止します。

Identity Reporting

4.7.x

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンの詳細については、NetIQ Identity Manager技術情報Webサイトを参照してください。

  3. SLM for IGAを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  4. Identity Reportingを4.8にアップグレードします。

  5. (状況によって実行)[Identity Managerデータ収集サービス]ページからデータ同期ポリシーを作成します。

アップグレードを開始する前に、NetIQドキュメントページで現在のバージョンに対応するリリースノートの情報を確認することをお勧めします。

9.3.2 Identity Manager 4.6.xバージョンからのアップグレード

次の表に、Identity Manager 4.6.xバージョンのコンポーネントごとのアップグレードパスを一覧表示します。

コンポーネント

ベースバージョン

中間手順

アップグレード済みのバージョン

Identity Managerエンジン

4.6.x。ここでxは0~3です。

4.6.4

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. アイデンティティボールトを9.2にアップグレードします。

  3. Identity Managerエンジンを4.8にアップグレードします。

リモートローダ/展開エージェント

4.6.x。ここでxは0~3です。

4.6.4

4.8リモートローダ/展開エージェントをインストールします。

Designer

4.6.x。ここでxは0~3です。

Designer 4.8のインストール

識別情報アプリケーション

4.6.x。ここでxは0~3です。

4.6.4

Identityアプリケーションをアップグレードする前に、識別ボールトとIdentity Managerエンジンがそれぞれバージョン9.2と4.8にアップグレードされていることを確認します。

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. ユーザアプリケーションドライバ、役割およびリソースドライバのパッケージを更新します。

  3. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンについては、NetIQ Identity Manager技術情報Webサイトを参照してください。

  4. (状況によって実行) SSPRが別のサーバにインストールされている場合は、コンポーネントを4.8バージョンにアップグレードします。

  5. Identity Applicationsを4.8にアップグレードします。

  6. Tomcatを停止します。

Identity Reporting

4.6.x。ここでxは0~3です。

4.6.4

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンの詳細については、NetIQ Identity Manager技術情報Webサイトを参照してください。

  3. SLM for IGAを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  4. Identity Reportingを4.8に移行します。

  5. (状況によって実行)[Identity Managerデータ収集サービス]ページからデータ同期ポリシーを作成します。

アップグレードを開始する前に、NetIQドキュメントページで現在のバージョンに対応するリリースノートの情報を確認することをお勧めします。