1.0 Identity Managerコンポーネントの簡単な紹介

お客様のさまざまなニーズに対応するために、Identity ManagerはAdvanced EditionとStandard Editionで利用可能です。各エディションは特定の機能セットで構成され、各機能は複数のコンポーネントによって処理されます。したがって、Identity Managerの実装には、要件に応じて次のコンポーネントの1つまたはすべてを含めることができます。

  • Identity Managerサーバ

  • 識別情報アプリケーション

  • Identity Reporting

  • Identity Managerツール

図 1-1には、Identity Manager Advanced Edition環境に展開されるコンポーネントが示されています。

図 1-1 Identity Manager Advanced Editionのコンポーネント

図 1-2には、Identity Manager Standard Edition環境に展開されるコンポーネントが示されています。

図 1-2 Identity Manager Standard Editionのコンポーネント

コンポーネント同士の相互作用に基づいて、一部のコンポーネントはコンポーネントのグループとして論理的にインストールされます。一部のコンポーネントは、インストール操作を簡単にするためにスタンドアロンコンポーネントとしてインストールされます。コンポーネントが互いにどのように相互作用するかについては、『NetIQ Identity Manager Overview and Planning Guide』を参照してください。

後続のセクションの情報を確認し、コンポーネントをグループ化する方法および各コンポーネントまたはコンポーネントのグループをインストールする方法を理解してください。