このセクションでは、Analyzerをインストールし、Analyzer用に環境を設定するさまざまな方法について説明します。
次の手順では、GUI形式またはコンソールからインストールウィザードを使用して、LinuxまたはWindowsプラットフォームにAnalyzerをインストールする方法について説明します。無人のサイレントインストールを実行するには、Analyzerのサイレントインストールを参照してください。
Analyzerをインストールするコンピュータにrootまたは管理者としてログインします。
(状況によって実行) Identity Managerインストールパッケージの.isoイメージファイルがある場合は、Analyzerのインストールファイルが保存されているディレクトリへ移動します。デフォルトの場所は/Analyzer/packagesディレクトリです。
(状況によって実行) Analyzerのインストールファイルをダウンロードした場合は、次の手順を実行します。
ダウンロードしたイメージの.tgzファイルまたはwin.zipファイルへ移動します。
ファイルの内容をローカルコンピュータ上のフォルダに抽出します。
インストールプログラムを実行します。
./install
ウィザードの指示に従って、Analyzerのインストールを完了します。
インストールプロセスが完了したら、インストール後の概要を参照し、Analyzerのインストールステータスおよびログファイルの場所を確認します。
完了をクリックします。
(状況によって実行)Analyzer.iniへのXULRunnerの追加の手順を完了します。
Analyzerをアクティベートします。詳細については、『NetIQ Identity Manager Overview and Planning Guide』の「Activating Analyzer」を参照してください。
サイレント(非対話型)インストールでは、ユーザインタフェースは表示されず、ユーザに対する質問も行われません。代わりに、InstallAnywhereはデフォルトのanalyzerInstaller.propertiesファイルの情報を使用します。デフォルトのファイルを使用してサイレントインストールを実行することも、ファイルを編集してインストールプロセスをカスタマイズすることもできます。
デフォルトでは、インストールプログラムはAnalyzerをProgram Files (x86)\NetIQ\Analyzerディレクトリにインストールします。
Analyzerをインストールするコンピュータにrootまたは管理者としてログインします。
AnalyzerのインストールファイルをNetIQ DownloadsのWebサイトからダウンロードした場合は、次の手順を実行します。
ダウンロードしたイメージの.tgzファイルまたはwin.zipファイルへ移動します。
ファイルの内容をローカルコンピュータ上のフォルダに抽出します。
(オプション)デフォルト以外のインストールパスを指定するには、次の手順を実行します。
analyzerInstaller.propertiesファイル(デフォルトの場所は<location where you have extracted the file>/analyzer_install/ディレクトリです)を開きます。
このプロパティファイルに次のテキストを追加します。
USER_INSTALL_DIR=installation_path
サイレントインストールを実行するには、プロパティファイルを含むディレクトリから次のコマンドを実行します。
./install -i silent -f analyzerInstaller.properties
(状況によって実行) Linuxコンピュータでは、Analyzer.iniへのXULRunnerの追加の手順を実行します。
Analyzerをアクティベートします。詳細については、『NetIQ Identity Manager Overview and Planning Guide』の「Activating Analyzer」を参照してください。
LinuxプラットフォームでAnalyzerを実行する前に、XULRunnerのマッピングを変更する必要があります。
XULRunnerをインストールします。
Analyzerのインストールディレクトリに移動します。デフォルトの場所は次のとおりです。
root/analyzer
geditエディタでAnalyzer.iniファイルを開きます。
パラメータのリストの末尾に次の行を追加します。
-Djava.util.Arrays.useLegacyMergeSort=true -Dorg.eclipse.swt.internal.gtk.disablePrinting -Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=/opt/xulrunner
Analyzer.iniファイルを保存します。
Analyzerを起動します。