5.4 SSPRの設定

次のセクションでは、SSPRの設定について説明します。コンポーネントを設定する前に、環境設定パラメータの理解の情報を確認してください。

メモ:SSPRを設定する前に、アイデンティティボールトに次のコンテナとユーザオブジェクトが存在することを確認してください。

  • ユーザ検索コンテナ

  • 管理者検索コンテナ

  • 識別情報アプリケーション管理者ユーザ

5.4.1 対話型設定の実行

  1. Identity_Manager_4.8_Linux.isoをマウントした場所に移動します。

  2. ssprディレクトリに移動します。

  3. 次のコマンドを実行します:

    ./configure.sh

  4. 設定を行います。

5.4.2 サイレント設定の実行

設定を開始する前に、sspr_silentinstall.properties (<iso mounted path>/sspr/)ファイルが書き込み可能なディレクトリにコピーされていることを確認してください。たとえば、ファイルを/tmpディレクトリにコピーします。

  1. Identity_Manager_4.8_Linux.isoをマウントした場所に移動します。

  2. ssprディレクトリに移動します。

  3. 次のコマンドを実行します:

    ./configure.sh -s -f <サイレントプロパティファイルの場所>

    次に例を示します。

    ./configure.sh -s -f /tmp/sspr_silentinstall.properties。ここで、/tmp/sspr_silentinstall.propertiesはサイレントプロパティファイルを保存した場所です。

  4. 設定を行います。

5.4.3 OSPサーバでのシングルサインオンアクセス設定の変更

SSPRとOSPが別々のサーバにインストールされている場合(SSPRがIdentity ApplicationsまたはIdentity Reportingとは異なるサーバにインストールされている場合)、OSPサーバでシングルサインオンアクセス設定を行う必要があります。このセクションでは、現在の環境でその設定が正常に機能することを保証する方法について説明します。

  1. OSPがインストールされているサーバでRBPM設定更新ユーティリティを起動します。

  2. SSOクライアント > セルフサービスパスワードリセットの順に移動します。

  3. OSP OAuthリダイレクトURLフィールドでSSPRサーバの詳細を指定します。たとえば、https://<SSPR Hostname IP>:port/sspr/public/oauthです。

  4. OKをクリックして変更を保存し、設定ユーティリティを閉じます。

  5. 変更を有効にするためにTomcatを再起動します。