10.11 ドライバへのカスタムポリシーとルールの復元

ドライバの新しいパッケージをインストールまたはアップグレードした後、新しいドライバ環境設定ファイルをオーバーレイした後にカスタムポリシーとルールを復元する必要があります。これらのポリシーに別の名前が付いている場合、ポリシーはドライバ内にそのまま保存されていますが、リンクが壊れているので、再設定する必要があります。

10.11.1 Designerを使用したドライバへのカスタムポリシーとルールの復元

ポリシーセットにポリシーを追加できます。この手順は、アップグレードしたドライバを運用環境に移動する前に、テスト環境で実行する必要があります。

  1. アウトラインビューで、アップグレードしたドライバを選択してから、ポリシーフローの表示アイコン ポリシーフローの表示 をクリックします。

  2. カスタマイズしたポリシーをドライバに復元する必要があるポリシーセットを右クリックして、ポリシーの追加]>[既存の項目をコピーの順に選択します。

  3. カスタマイズしたポリシーを参照して選択し、OKをクリックします。

  4. カスタマイズしたポリシーの名前を指定し、OKをクリックします。

  5. ファイルの競合を示すメッセージが表示されたら、はいをクリックしてプロジェクトを保存します。

  6. ポリシービルダでポリシーが開いたら、コピーしたポリシーの情報が正しいことを確認します。

  7. ドライバに復元する必要があるカスタマイズした各ポリシーに対して、ステップ 2ステップ 6を繰り返します。

  8. ドライバを起動してテストします。

    ドライバの起動の詳細については、<TBD - 「ドライバの起動」セクションが記載される文書へのリンクを提供する>を参照してください。ドライバのテストの詳細については、『NetIQ Identity Manager - Using Designer to Create Policies』のポリシーシミュレータを使用したポリシーのテストを参照してください。

  9. ポリシーが動作することを確認したら、ドライバを運用環境に移します。

10.11.2 iManagerを使用したドライバへのカスタムポリシーおよびルールの復元

アップグレードしたドライバを運用環境に移す前に、テスト環境でこれらの手順を実行します。

  1. iManagerで、Identity Manager]>[Identity Managerの概要の順に選択します。

  2. ツリーでその場所を参照して選択し、ドライバセットオブジェクトを検索してから、[検索]アイコン [検索]アイコン をクリックします。

  3. アップグレードしたドライバを含むドライバセットオブジェクトをクリックします。

  4. ドライバアイコンをクリックしてから、カスタマイズしたポリシーを復元する必要があるポリシーセットを選択します。

  5. 挿入をクリックします。

  6. 既存のポリシーを使用するを選択し、カスタムポリシーを参照して選択します。

  7. OKをクリックし、閉じるをクリックします。

  8. ドライバに復元する必要がある各カスタムポリシーに対して、ステップ 3ステップ 7を繰り返します。

  9. ドライバを起動してテストします。

    ドライバの起動については、<TBD - 「ドライバの起動」セクションが記載される文書へのリンクを提供する>を参照してください。iManagerにはポリシーシミュレータはありません。ポリシーをテストするには、ポリシーを実行するイベントを発生させます。たとえば、ユーザの作成、ユーザの変更、またはユーザの削除などです。

  10. ポリシーが動作することを確認したら、ドライバを運用環境に移します。