ダッシュボードには、ウィジェットの形式で、タスク、許可、および要求に関するクイック情報が表示されます。1回のクリックで、特定のページまたはアプリケーションに移動することができます。また、ダッシュボード上でウィジェットを追加、削除、再配置、および設定することができます。ダッシュボードのパーソナライズの詳細については、セクション 3.0, ウィジェットとレイアウトの管理を参照してください。
ダッシュボードのデフォルトのウィジェットオプションを説明する例を以下に示します。
図 1-1 パーソナルダッシュボードの例
Identity Managerダッシュボードでは、Identity Managerのさまざまなアクティビティを管理できます。タスクとアクティビティを管理するのに役立つページを以下に示します。
プロビジョニングされているすべてのアプリケーションを一覧表示します。このページには、Identity Managerで実行する必要がある基本的なタスクを効率化するために、複数の領域へのデフォルトのリンクが表示されます。詳細については、[アプリケーション]ページの理解を参照してください。
アクションを保留中のすべてのタスクを表示します。適切な役割があれば、他のユーザのタスクを表示することができます。たとえば、「Team Manager」のタスクを表示できます。
許可の表示または許可の要求を行うことができます。要求された許可のステータスを表示するには、要求履歴に移動します。このページには、すべての要求とそれらのステータスが表示されます。
システム内の他のユーザまたはグループ、および他のユーザの組織図を表示できます。これは、ユーザとグループの関係を視覚化するのに役立ちます。
役割、リソース、許可の更新、およびその設定を表示および管理できます。このオプションは管理者にのみ表示されます。管理タスクの詳細については、『NetIQ Identity Manager - Administrator’s Guide to the Identity Applications』の「Identity Applications Administration」を参照してください。
ダッシュボードの2つ目の重要なビューは、アプリケーションページ(図 1-2)です。このページには、エンドユーザと管理者がIdentity Managerで実行する必要がある基本的なタスクを効率化するための複数の領域へのデフォルトのリンクが表示されます。
図 1-2 ダッシュボードの[アプリケーション]ページの例
デフォルトでは、ヘルプデスクチケットがアプリケーションページに表示されます。このオプションを使用すると、ヘルプデスクにチケットを作成することができます。
Identity管理者は、ユーザが定期的にアクセスする一般的に要求されるリソースまたはアプリケーションにリンクされているタイルを含むようにアプリケーションページをカスタマイズします。適切な管理役割を使用して、これらのタイルのユーザアクセスを設定することができます。ユーザのID > 設定 > アクセスに移動して、必要なナビゲーションアイテムのトラスティを追加します。プロビジョニングアクセスの詳細については、『NetIQ Identity Manager - Administrator’s Guide to the Identity Applications』の「Managing User Access」を参照してください。
このページ上のタイルの一部は、Identityアプリケーションの管理役割を持つユーザに対してのみ表示される場合があります。たとえば、役割を作成または変更できる人には、ユーザの作成および役割の管理に似ているタイルが表示されます。
ダッシュボードの使用の詳細については、ダッシュボードのをクリックしてください。