Identity Managerを以前のバージョンから移行する際には、Identity Reportingも移行する必要があります。次の考慮事項が反映されているか確認してください。
PostgreSQLデータベースへのEvent Auditing Serviceデータの手動での移行
既存のReportingインストールのクリーンアップ
新しいサーバ上でのIdentity Reporting 4.7の新規インストール
新しくインストールしたIdentity Reportingに対応する既存の認証サービスとアイデンティティボールトのインストール場所の指定
このセクションでは、EASデータベースからサポートされているPostgreSQLデータベースにSIEMデータを移行する方法について記載します。
移行時に確実にエラーないようにするため、必要な役割およびテーブルスペースを作成する必要があります。
新しいPostgreSQLデータベースの準備
EASを停止して、どのイベントもEASサーバに送信されていないことを確認します。
iManagerを使用して、DCSドライバを停止します。
iManagerにログインします。
DCSドライバを停止します。
ドライバプロパティを編集して、起動オプションを手動に変更します。
この手順により、ドライバが自動的に起動しないようにします。
次のSQLコマンドを実行して、PGAdminを使用して必要な役割、テーブルスペース、およびデータベースを作成します。
この手順により、移行時にエラーがないことが保証されます。
必要な役割を作成するには、次のコマンドを実行します。
CREATE ROLE esec_app NOSUPERUSER INHERIT NOCREATEDB NOCREATEROLE; CREATE ROLE esec_user NOSUPERUSER INHERIT NOCREATEDB NOCREATEROLE; CREATE ROLE admin LOGIN ENCRYPTED PASSWORD '<specify the password for admin>' NOSUPERUSER INHERIT NOCREATEDB NOCREATEROLE; GRANT esec_user TO admin; CREATE ROLE appuser LOGIN ENCRYPTED PASSWORD '<specify the password for appuser>' NOSUPERUSER INHERIT NOCREATEDB CREATEROLE; GRANT esec_app TO appuser; CREATE ROLE dbauser LOGIN ENCRYPTED PASSWORD '<specify the password for dbauser>' SUPERUSER INHERIT CREATEDB CREATEROLE; CREATE ROLE idmrptsrv LOGIN ENCRYPTED PASSWORD '<specify the password for idmrptsrv>' NOSUPERUSER INHERIT NOCREATEDB NOCREATEROLE; GRANT esec_user TO idmrptsrv; CREATE ROLE idmrptuser LOGIN ENCRYPTED PASSWORD '<specify the password for idmrptuser>' NOSUPERUSER INHERIT NOCREATEDB NOCREATEROLE; CREATE ROLE rptuser LOGIN ENCRYPTED PASSWORD '<specify the password for rptuser>' NOSUPERUSER INHERIT NOCREATEDB NOCREATEROLE; GRANT esec_user TO rptuser;
テーブルスペースを作成するには、次のコマンドを実行します。
CREATE TABLESPACE sendata1 OWNER dbauser LOCATION '<provide the location where table space has to be created>';
次に例を示します。
CREATE TABLESPACE sendata1 OWNER dbauser LOCATION '</opt/netiq/idm/apps/postgres/data>';
SIEMデータベースを作成するには、次のコマンドを実行します。
CREATE DATABASE "SIEM"
WITH OWNER = dbauser
ENCODING = 'UTF8'
TABLESPACE = sendata1
CONNECTION LIMIT = -1;EASからのデータのエクスポート
EASを停止して、どのイベントもEASサーバに送信されていないことを確認します。
iManagerを使用して、DCSドライバを停止します。
iManagerにログインします。
DCSドライバを停止します。
ドライバプロパティを編集して、起動オプションを手動に変更します。
この手順により、ドライバが自動的に起動しないようにします。
EASデータベースからファイルにデータをエクスポートします。
EASユーザアカウントにログインします。
# su - novleas
たとえば、/home/novleasのように、EASユーザがフルアクセスできる場所を指定します。
PostgreSQLインストールディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
次に例を示します。
export PATH=/opt/novell/sentinel_eas/3rdparty/postgresql/bin/:$PATH
export LD_LIBRARY_PATH=/opt/novell/sentinel_eas/3rdparty/postgresql/lib/:$LD_LIBRARY_PATH
次のコマンドを使用して、データを.sqlファイルにエクスポートします。
.·/pg_dump -p <portnumber> -U <username> -d <dbname> -f <export location>
次に例を示します。
./pg_dump -p 15432 -U dbauser SIEM -f /home/novleas/SIEM.sql
新しいPostgreSQLデータベースへのデータのインポート
EASを停止して、どのイベントもEASサーバに送信されていないことを確認します。
iManagerを使用して、DCSドライバを停止します。
iManagerにログインします。
DCSドライバを停止します。
ドライバプロパティを編集して、起動オプションを手動に変更します。
この手順により、ドライバが自動的に起動しないようにします。
新しいPostgreSQLデータベースにデータをインポートします。
(状況によって実行) postgresユーザを作成します。
これはWindowsのみに固有です。Linuxではユーザが自動的に作成されます。
ステップ 3.dでエクスポートされたファイルを、postgresユーザがフルアクセスできる場所にコピーします。次に例を示します。 /opt/netiq/idm/postgres
次のコマンドを実行して、PostgreSQLデータベースにデータをインポートします。
psql -d <dbname> -U <username> -f <full path where the exported file is located>
次に例を示します。
psql -d SIEM -U postgres -f /opt/netiq/idm/apps/postgres/SIEM.sql
移行ログエラーを確認して、解決します。
メモ:Identity Manager 4.7レポートは、EASからSLM for IGAに移行される監査データを使用しません。代わりに、これらのレポートはSLM for IGAから直接同期される監査データを使用します。
EASデータを新しいPostgreSQLデータベースにインポートした後で、別のサーバに新しいReportingアプリケーションをインストールし、アイデンティティボールトと既存の認証サービスを参照するようにします。
(既存のReportingアプリケーションを実行している)既存のTomcatサービスを停止します。
tomcat/webappsディレクトリから既存のIdentity Reporting WARファイルのバックアップを、Tomcatインストールパスにはない/opt/netiq/idm/apps/からReportingホームのバックアップを作成します。
既存のserver.xmlファイルからEASエントリを削除します。
EASデータの移行先の同じPostgreSQLデータベースに、新しいデータベースを作成します。
新しいサーバにIdentity Reportingをインストールして設定し、既存のシングルサインオンサービスとアイデンティティボールトを参照するようにします。詳細については、セクション 10.0, インストール済みコンポーネントの設定を参照してください。
既存のシングルサインオンサービスが新しくインストールされたIdentity Reportingを参照するようにするには、設定更新ユーティリティを使用してIdentity Reporting設定エントリを変更します。
既存のシングルサインオンサービスを実行しているTomcatサーバを再起動します。
Reportingサーバを設定した後は、SLM for IGAからReportingデータベースにイベントを転送するためのデータ同期ポリシーを作成する必要があります。Identity Reporting 4.7にアップグレードする場合には、次の考慮事項が適用されます。
メモ:
Identity Reporting 4.5.6からIdentity Reporting 4.7にアップグレードする場合、[Identity Manager Data Collections Services (Identity Managerデータ収集サービス)]ページで新しいポリシーを作成する必要があります。詳細については、『Administrator Guide to NetIQ Identity Reporting』の「About the Data Sync Policies tab」を参照してください。
Identity Reporting 4.6.xからIdentity Reporting 4.7にアップグレードする場合は、『NetIQ Identity Manager 4.7 Release Notes 』の「Identity Manager Upgrade Issues」を参照してください。