8.6 Identity Reportingのインストールの計画

8.6.1 Identity Reportingのインストールチェックリスト

次のチェックリストの手順を完了することをお勧めします。

チェックリストの項目

  1. Identity Managerコンポーネント間の相互作用を理解します。詳細については、セクション 3.3.4, Identity Reportingを参照してください。

  1. Identity Managerコンポーネント用に使用するサーバを決定します。詳細については、セクション 5.7, 推奨されるインストールシナリオとサーバセットアップを参照してください。

  1. Identity Reportingのインストールに関する考慮事項を確認します。詳細については、セクション 8.6.2, Identity Reportingコンポーネントのインストールの前提条件を参照してください。

  1. Identity Reportingをホストするコンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの要件を確認します。詳細については、セクション 8.6.4, Identity Reportingのシステム要件を参照してください。

  1. (状況によって実行) RHEL 7.3以降のオペレーティングシステムが稼働しているコンピュータの場合、適切なライブラリセットがインストールされていることを確認します。

  1. (状況によって実行) Identity Applicationsがインストールされていることを確認します。Advanced Editionをインストールした場合はこの手順が必要です。詳細については、セクション 8.0, Identity Managerエンジン、Identity Applications、およびIdentity Reportingのインストール計画を参照してください。

  1. Sentinelをインストールします。詳細については、セクション 7.0, SLM for IGAのインストールを参照してください。

  1. Identity Reportingをインストールします。詳細については、次のいずれかのセクションを参照してください。

  1. Identity Reportingのセットアップを完了します。詳細については、セクション 11.10, Identity Reportingの設定を参照してください。

  1. ドライバに合わせて環境を設定します。詳細については、セクション 11.9, ランタイム環境の設定を参照してください。

8.6.2 Identity Reportingコンポーネントのインストールの前提条件

インストールプロセスを開始する前に、次の情報を確認することをお勧めします。

Identity Reportingの前提条件

Identity Reportingをインストールする際は、次の前提条件と考慮事項を検討します。

  • サポートされていて設定済みのバージョンの次のIdentity Managerコンポーネントが必要です。

    • ユーザアプリケーションドライバを含む識別情報アプリケーション。(Advanced Editionにのみ該当)

    • 別のLinuxコンピュータにインストールされたSentinel。

  • Identity Reportingをクラスタ環境のサーバにインストールしないでください。

  • Oracleデータベースに対してレポートを実行するには、ojdbc8.jarをコピーしておく必要があります。詳細については、セクション 11.10.2, Oracleデータベースでのレポートの実行を参照してください。

  • レポーティング機能にアクセスできるようにするすべてのユーザにレポート管理者の役割を割り当てます。

  • Identity Manager環境のすべてのサーバが同時に設定されていることを確認します。サーバの時刻を同期していない場合、レポートによっては実行時に空になることがあります。たとえば、Identity Managerエンジンをホストしているサーバとウェアハウスをホストしているサーバでタイムスタンプが異なる場合、この問題により、新しいユーザに関連するデータが影響を受ける可能性があります。ユーザを作成してから変更すると、レポートにデータが取り込まれます。

  • インストールプロセスにより、Tomcat用setenv.shファイルのJREマッピングのためのJAVA_OPTsエントリまたはCATALINA_OPTSエントリが変更されます。

Identity Reportingの監査イベントの識別

このセクションでは、Identity Managerレポートおよびカスタムレポートに必要な異なる監査イベントを識別する方法について説明します。すべてのレポートソースを解凍し、次のスクリプトを実行して、監査イベントを識別することができます。

find . -name *.jrxml -print0 |xargs -0 grep -H "'000[B3]" | perl -ne '($file) = /^\.\/(.*?)\//;@a = /000[3B]..../g; foreach $a (@a) { print "$file;$a\n"}' |sort -u

次のセクションでは、Identity Managerレポートおよびカスタムレポートのさまざまな監査イベントを識別して選択する方法について説明します。

イベント名

監査フラグ

認証およびパスワードの変更

SSPRを使用した監査フラグの選択: SSPR Configuration Editorを起動し、Audit Configuration (監査環境設定)を選択して、次の監査フラグから選択します。

  • Authenticate

  • パスワードの変更

  • パスワードのロック解除

  • パスワードの回復

  • 侵入者の試み

  • 侵入者ロック

  • 侵入者ロックユーザ

iManagerを使用した監査フラグの選択: iManager Roles and Tasks (iManager役割とタスク) > eDirectory Auditing > > Audit Configuration (監査環境設定) > Novell Auditの順に移動し、次の監査フラグから選択します。

  • パスワードの変更

  • パスワードの確認

  • ログイン

  • ログアウト

他のすべてのレポーティングイベント

NetIQ Identity Manager UserApp > 管理 > ログ記録 > 監査サービスを有効にするの順に移動します。

8.6.3 Identity Reportingコンポーネントのインストールプロセスの理解

別のサーバにSentinelとReportingをインストールすることをお勧めします。

新規インストールの場合、インストールプログラムによりデータベースにテーブルが作成され、接続性が確認されます。さらに、PostgreSQL JDBCドライバのJARファイルをインストールし、自動的にこのファイルをデータベース接続に使用します。

たとえば、SIEMなどのデータをEASからPostgreSQLデータベースに移行した場合、インストールプログラムは既存のデータベースに接続します。

Identity Reportingのインストールプログラムは、次の機能を実行します。

  • Identity Reportingの認証サービスを設定する

  • Identity Reportingの電子メール配信システムを設定する

  • Identity Reportingのコアレポーティングサービスを設定する

  • Identity Reportingが機能するために必要なドライバ、管理対象のシステムゲートウェイ、およびデータ収集サービスを導入する

  • Identity Reporting用のPostgreSQLデータベースを設定する

8.6.4 Identity Reportingのシステム要件

このセクションでは、Identity Reportingのインストール先であるサーバの最小要件について記載します。

インストール、特にオペレーティングシステムに関するインストールについての前提条件と考慮事項も必ず確認してください。

カテゴリ

要件

プロセッサ

1GHz

ディスクスペース

1GB

メモ:データベースやアプリケーションサーバのログなど、サポートするアプリケーションのコンテンツを格納できる十分な容量.

メモリ

512MB(4GB推奨)

オペレーティングシステム(認定済み)

次のいずれかの64ビットオペレーティングシステム:

  • SLES 12 SP3

  • SLES 12 SP2

  • RHEL 7.4

  • RHEL 7.3

NetIQでは、Identity Managerをインストールする前に、製造元の自動更新機能に従ってオペレーティングシステムの最新パッチを適用することをお勧めします。

メモ:「認定済み」とは、完全にテストされてサポートされているオペレーティングシステムを意味します。

オペレーティングシステム (サポート)

認定済みオペレーティングシステムのサービスパックの最新バージョン

メモ:「サポート」とは、まだテストされていないが機能することが想定されているオペレーティングシステムを意味します。

仮想化システム

  • Hyper-V Server 2012 R2

  • VMWare ESX 5.5以降

NetIQでは、NetIQ製品が動作するオペレーティングシステムを正式にサポートするエンタープライズクラスの仮想化システムでIdentity Managerをサポートします。仮想化システムのベンダーが該当のオペレーティングシステムを正式にサポートしていれば、NetIQはそのオペレーティングシステム上のIdentity Managerスタック全体をサポートします。

データベース

  • PostgreSQL 9.6.6

  • Oracleが12.2.01

アプリケーションサーバ

Apache Tomcat 8.5.27

Java

Java Development Kit (JDK)

または

Sun (Oracle)からのJava Runtime Environment (JRE)バージョン1.8.0_162以降

Webブラウザ

次のバージョン以上のいずれかのブラウザ:

Desktop

  • Apple Safari 9

  • Google Chrome 61以降

  • Microsoft Internet Explorer 11

  • Mozilla FireFox 51以降

iPad

  • Apple Safari 9

  • Google Chrome 61以降

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Audit

Sentinel Log Management for IGA