NetIQ Identity Manager Analyzer 4.7は、いくつかの拡張機能を備え、以前の特定の問題を解決しています。
これらの改善の多くは、お客様から直接ご提案いただいたものです。皆様の貴重なお時間とご意見に感謝いたします。弊社の製品が皆様のご期待に添えるよう、引き続きお力添えを賜りたく存じます。フィードバックがございましたら、弊社のコミュニティサイトIdentity Manager Community Forumsまでお寄せください。こちらのサイトでは、製品通知、ブログ、および製品ユーザグループのサービスも提供しています。
以前のリリースの新機能の詳細については、Identity ManagerマニュアルのWebサイトで「以前のリリース」のセクションを参照してください。
この製品のマニュアルと最新のリリースノートは、NetIQ Webサイトで、ログインする必要のないページから入手できます。マニュアルを改善するためのご提案がございましたら、Identity ManagerマニュアルのWebサイトに掲載されている本マニュアルのHTML版で、各ページの下にある[comment on this topic (このトピックにコメントする)]をクリックしてください。
この製品をダウンロードするには、Identity Manager製品Webサイトをご覧ください。
このリリースには、Java 8 Update 162のサポートが追加されています。
その他の新機能は含まれていません。
前提条件、コンピュータ要件、インストール、アップグレード、またはマイグレーションについては、次のいずれかの情報を参照してください。
Identity Manager 4.7を購入した後、Identity Manager製品Webサイトにログインして、購入したソフトウェアをダウンロードできるリンクをクリックします。次のファイルがあります。
表 1 Identity ManagerのISOイメージ
ISO |
説明 |
---|---|
Identity_Manager_4.7_Linux.iso |
Linux用のすべてのIdentity Managerコンポーネントが含まれています。 Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、iManager Web管理)、Identityアプリケーション、Identity Reporting、Designer、およびAnalyzer |
Identity_Manager_4.7_Windows.iso |
Windows用のすべてのIdentity Managerコンポーネントが含まれています。 Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、iManager Web管理)、Identityアプリケーション、Identity Reporting、Designer、およびAnalyzer |
Identity_Manager_4.7_Linux_Analyzer.tar.gz |
Linux用のAnalyzerが含まれています。 |
Identity_Manager_4.7_Windows_Analyzer.zip |
Windows用のAnalyzerが含まれています。 |
インストールキットをダウンロードするには、NetIQ DownloadsのWebサイトを参照してください。
Analyzer 4.6からAnalyzer 4.7にアップグレードできます。サポートされているアップグレードパスについては、『NetIQ Identity Manager Setup Guide for Linux』の「Preparing to Upgrade Identity Manager」を参照するか、『NetIQ Identity Managerセットアップガイド(Windows用)』の「Preparing to Upgrade Identity Manager」を参照してください。
NetIQ Corporationは、弊社の製品が企業のソフトウェアの必要にかなった質の高いソリューションを提供できるよう努めています。次の問題は、現在調査中です。いずれかの問題についてさらに支援が必要な場合は、テクニカルサポートに連絡してください。
SAPユーザドライバを使用するには、Analyzerにsapjco.jarライブラリをインストールし、librfc32.dllとsapjcorfc.dllをWindowsの%systemroot%フォルダ(通常はC:\windows\system32)にインストールする必要があります。
これらのファイルをインストールした後、Analyzerを再起動します。
Analyzer DB2ドライバでは、次の2つのライブラリが正常に機能する必要があります。これらのライブラリはIBMからダウンロードできます。
db2java.zip
db2jcc.jar
問題: Analyzerでは、データセット内の任意のコンテンツをユーザが変更できます。ソースアプリケーションに対する適切な権限を持つユーザが、たとえばGUIDまたはDNのような値を変更すると、Analyzerは変更がソースアプリケーションに書き出された場合に問題が発生するかどうかを判断しようとしません。
解決策: ソースアプリケーションで予期しない問題が発生しないようにするには、データを変更しその内容をソースアプリケーションに送信するユーザがその都度注意する必要があります。
問題: Analyzerのデータブラウザからソースアプリケーションに更新されたデータをプッシュしようとすると(Save to Application (アプリケーションに保存)をクリック)、更新操作に問題が発生したことを示すエラーが表示されることがあります。ただし、データブラウザ上のデータテーブル内の変更されたデータのインジケータには、更新が成功したことが表示されます。
解決策: この問題が発生した場合は、データの更新が失敗した可能性があります。他のデータ変更を行う前に、ソースアプリケーションからデータを再インポートしてデータの真の状態必ず把握するようにします。
更新操作の問題は、主に複数値を持つ属性に値を追加する際に発生します。
次の問題が原因で、Analyzerが[データブラウザ]ビューにデータセットのコンテンツを表示できない場合があります。
Analyzer では、データセットのカラム名としてSQL予約語をサポートしていません(たとえば、groupまたはselectなど)。カラム名がSQL予約語の場合、[データブラウザ]ビューではデータが表示されません。この問題を回避するには、データセットから予約語の名前を持つカラム(属性)を除外します。
問題: デフォルトでは、データセットのクエリを実行できるようにAnalyzerの購読者チャネルが有効になっています。ただし、購読者チャネルが無効のまま接続プロファイルがDesignerから同期されると、このチャネルは無効のままになります。データセットにデータが含まれない場合、接続プロファイルの購読者チャネルがAnalyzerで有効になっていることを確認してください。
解決策: これを行うには、目的の接続プロファイルを右クリックしてプロパティを選択します。接続プロファイルのプロパティで、IDS Configuration (IDS環境設定)>Parameters (パラメータ)>Subscriber Options (購読者オプション)の順に選択します。isable subscriber (購読者の無効化)がいいえ(デフォルト)に設定されていることを確認します。
パターン頻度分析メトリックは、次に挙げる文字を含むデータに対しては正しく動作しません。これらの文字のいずれかを含む値を持つデータセットに対してパターン頻度分析を実行すると、分析が失敗し、空の結果が返されます。(バグ379384)
文字 |
説明 |
---|---|
+ |
プラス(加算)記号 |
* |
アスタリスク |
. |
ピリオド |
‘ |
アポストロフィ |
? |
疑問符 |
| |
パイプ記号 |
\ |
円記号 |
( ) |
左右いずれかの丸括弧 |
[ ] |
左右いずれかの角括弧 |
問題: Designerから接続が正しくインポートされない場合、Designer内のドライバセットに関連するサーバの環境設定が正しくないか不完全であることが問題の可能性があります。たとえば、Designerで新しいドライバセットを作成する場合、デフォルトのサーバDNはserver.contextです。このような無効な情報を含む接続情報をインポートしようとするとインポートが失敗します。(バグ368384)
解決策: Designerから接続情報をインポートする前に、サーバ情報が有効であることを確認してください。
アプリケーションに対して更新されていない値をデータブラウザ内で削除した場合、照合分析を実行する際に削除された値も考慮されます。
問題: 識別ボールトのスキーマでは、同じ名前を持つ複数のクラスはサポートされません。Notesなどの一部のアプリケーションスキーマでは、重複するクラス名がサポートされます。重複するクラス名を含むアプリケーションスキーマをインポートする場合、最初に、すべての重複するクラスの属性を含む単一のクラスに、重複するクラス名を統合する必要があります。(403735)
解決策: アプリケーションスキーマ内の重複するクラスを解決できない場合、次の操作を実行してAnalyzer内の重複するクラス名を手動で解決することができます。
警告:この手順は推奨されず、識別ボールトのスキーマ内に不整合を引き起こす可能性があります。どうしても必要な場合にのみ使用してください。
[IDSトレース]ビューを開きます(Window (ウィンドウ)>Show View (ビューの表示)>IDS Trace (IDSトレース))。
[プロジェクト]ビューの中で適切な接続を右クリックし、Refresh Schema (スキーマの更新)を選択します。
これにより、IDSトレースでアプリケーションスキーマがキャプチャされます。IDSトレースがスキーマ全体をキャプチャしない場合は、Preferences (初期設定)アイコンをクリックしてIDSトレースウィンドウのサイズを増やし、Maximum lines to retain (保持する最大行)設定を増やします。
[ナビゲータ]ビューを開きます(Window (ウィンドウ)>Show View (ビューの表示)>Navigator (ナビゲータ))。
[ナビゲータ]ビューで適切なプロジェクトを展開し、Model (モデル)>Analyzerの順に参照します。
適切なスキーマファイル(* ShimConfig.xml)をダブルクリックしてXMLエディタでそれを開きます。
シム環境設定ファイルが複数ある場合、ファイルを開いて、<class-name>、<auth-id>、および<auth-context>タグの内容を確認し、各ファイルに関連付けられているアプリケーションを特定することができます。
XMLエディタで次の要素を検索します。要素が存在しない場合、終わりの</shim-config>タグのすぐ上にあるスキーマに要素を追加します。
<app-schema-def> <schema-def> ... </schema-def> <app-schema-def>
IDSトレースで、<NDS>タグを探し、<NDS>タグの内容を*ShimConfig.xmlファイル内の<schema-def>タグに貼り付けます。
コピーした内容に<NDS>を含めて*ShimConfig.xmlにコピーすることがないようにしてください。
スキーマ定義内で重複する<ClassDef>要素を探し、すべての属性定義<attr-def>を単一の<ClassDef>要素に統合します。
スキーマファイルに変更を保存(<Ctrl>+<S>)し、Analyzerを再起動します。
AnalyzerのバックエンドデータベースとしてHSQLを使用している場合、照合で大文字と小文字が区別されます。MySQLを使用している場合、バックエンドデータベースでは大文字と小文字が区別されません。(バグ437550)
Anlayzerを購入する前に製品を試用することができます。製品を試用するには、Analyzerを起動した後[ライセンス]ダイアログボックスに「C064 0010 0000 E203 2CCA」評価キーを入力します。製品評価キーは、製品の使用を開始してから最大14日間有効です。(バグ728283)
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