52.2 設定ユーティリティによるSSL設定の更新

識別情報アプリケーションとIdentity Reportingをインストールする際、通信方法としてhttpsを指定する必要があります。たとえば、プロトコルと入力します。ただし、インストール後にRBPM設定ユーティリティを使用して、これらのアプリケーションがSSLを使用して通信することを保証できます。設定するパラメータの詳細については、セクション 40.0, 識別情報アプリケーションの設定の管理を参照してください。

  1. Tomcatを停止します。たとえば、/etc/init.d/idmapps_tomcat_init stopを実行します。

  2. RBPM設定ユーティリティに移動します。デフォルトでは、識別情報アプリケーションのインストールディレクトリにあります。たとえば、/opt/netiq/idm/apps/UserApplicationディレクトリです。

  3. コマンドプロンプトで、次のどちらかの方法で設定ユーティリティを実行します。

    • Linux: ./configupdate.sh

    • Windows: configupdate.bat

    メモ:ユーティリティが起動するまで数分待つ必要がある場合があります。

  4. [認証]をクリックし、次の設定を変更します。

    OAuthサーバのTCPポート

    認証サーバのポートを指定します。

    OAuthサーバはTLS/SSLを使用しています

    認証サーバが通信にTLS/SSLプロトコルを使用することを指定します。

    Optional TLS/SSL keystore file (オプションのTLS/SSLキーストアファイル)

    認証サーバの信頼証明書を含むJava JKSキーストアファイルのパスとファイル名を指定します。このパラメータは、認証サーバがTLS/SSLプロトコルを使用し、認証サーバの信頼証明書がJREトラストストア(cacerts)に存在しない場合に適用されます。

    Optional TLS/SSL keystore password (オプションのTLS/SSLキーストアパスワード)

    TLS/SSL認証サーバのキーストアファイルをロードする際に使用するパスワードを指定します。

    OAuthキーストアファイル

    認証に使用するJava JKSキーストアファイルのパスを指定します。このキーストアファイルには少なくとも1つの公開鍵/秘密鍵ペアが存在する必要があります。

    OAuthキーストアファイルパスワード

    OAuthキーストアファイルをロードする際に使用するパスワードを指定します。

    OAuthで使用するためのキー別名

    対象鍵の生成に使用するOSPキーストアファイル内の公開鍵/秘密鍵ペアの名前を指定します。

    OAuthで使用するためのキーパスワード

    認証サーバが使用する秘密鍵のパスワードを指定します。

  5. [SSOクライアント]をクリックします。

  6. ランディングページへのURLリンクおよびOAuthリダイレクトURLなどのURL設定のすべてを更新します。

    これらの設定は、認証完了時に認証サーバがブラウザクライアントを移動する絶対URLを指定します。

    次の形式を使用します: https://DNS_name:sslport/path。たとえば、https:/nqserver.testsite:8543/landing/com.netiq.testです。

  7. 設定ユーティリティで変更を保存します。