42.3 データベーススキーマの手動生成

インストール後に、再インストールすることなくデータベーステーブルを作成できます。このセクションは、データベーススキーマを作成する場合に役立ちます。

1. Tomcatを停止します。

   次に例を示します。

   /etc/init.d/idmapps_tomcat_init stop

2. (状況によって実行)既存のデータベースを削除します

3. (状況によって実行) ステップ 2で削除したデータベースと同じ名前で新しいデータベースを作成します

4. (状況によって実行)データベースチェックサムをクリアします

   1. データベースにidm_rpt_cfgとしてログインします。

   2. PostgresSQL用の次のコマンドを実行します。

        DO
      $do$
       BEGIN
        IF EXISTS
         (select table_name from information_schema.tables where table_schema = 'public' and table_name = 'databasechangelog')
        THEN
         update databasechangelog set md5sum = null;
        END IF;
      END $do$

      または

      Oracle用の次のコマンドを実行します。

        BEGIN
       FOR i IN
        (select null from ALL_TABLES where OWNER = user and TABLE_NAME = 'DATABASECHANGELOG')
       LOOP
        EXECUTE IMMEDIATE 'update DATABASECHANGELOG set MD5SUM = NULL';
       END LOOP;
      END;

   3. データベースにidm_rpt_dataとしてログインします。

   4. idm_rpt_dataユーザとしてステップ 4.bで発行されたコマンドを繰り返します。

5. JAVA_HOME変数を定義します。次に例を示します。

   export JAVA_HOME=/opt/netiq/idm/apps/jre

6. インストールしたスクリプトを使用してデータベースを再初期化します。

   /opt/netiq/idm/apps/IdentityReporting/bin/db-init.sh -cfg_password *** -data_password ***

   /opt/netiq/idm/apps/IdentityReporting/bin/db-init.sh -cfg_password *** -data_password *** -sql >
   /opt/netiq/idm/apps/IdentityReporting/sql/output.sql

7. Tomcatを起動します。次に例を示します。

   /etc/init.d/idmapps_tomcat_init start