16.2 Identity Managerドライバの停止と起動

インストールプロセスやアップグレードプロセスで正しいファイルを変更または置換できるようにするには、Identity Managerドライバを起動または停止しなければならない場合があります。このセクションでは、次の操作について説明します。

16.2.1 ドライバの停止

ドライバのファイルを変更する場合、あらかじめドライバを停止しておくことが重要です。

Designerを使用したドライバの停止

  1. Designerで、識別ボールトの識別ボールトオブジェクトを[アウトライン]タブで選択します。

  2. モデラーツールバーで、[すべてのドライバを停止]アイコン[すべてのドライバを停止]アイコンをクリックします。

    これにより、プロジェクトの一部であるすべてのドライバが停止します。

  3. ドライバを手動開始に設定すると、アップグレードプロセスを完了しない限りドライバは開始されません。

    1. [アウトライン]タブの[ドライバ]アイコン[ドライバ]アイコンをダブルクリックします。

    2. [ドライバ環境設定]>[起動時のオプション]の順に選択します。

    3. [手動]を選択し、[OK]をクリックします。

    4. 各ドライバに対して、ステップ 3.aステップ 3.cを繰り返します。

iManagerを使用したドライバの停止

  1. iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順に選択します。

  2. ツリーでその場所を参照して選択し、ドライバセットオブジェクトを検索してから、[検索]アイコン[検索]アイコンをクリックします。

  3. ドライバセットオブジェクトをクリックします。

  4. [ドライバ]>[すべてのドライバを停止]の順にクリックします。

  5. 各ドライバセットオブジェクトに対して、ステップ 2ステップ 4を繰り返します。

  6. ドライバを手動開始に設定すると、アップグレードプロセスを完了しない限りドライバは開始されません。

    1. iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順に選択します。

    2. ツリーでその場所を参照して選択し、ドライバセットオブジェクトを検索してから、[検索]アイコン[検索]アイコンをクリックします。

    3. ドライバセットオブジェクトをクリックします。

    4. ドライバアイコンの右上隅をクリックし、[プロパティの編集]をクリックします。

    5. [ドライバ環境設定]ページの[起動時のオプション][手動]を選択し、[OK]をクリックします。

    6. ツリーの各ドライバに対して、ステップ 6.aステップ 6.eを繰り返します。

16.2.2 ドライバの起動

Identity Managerコンポーネントがすべてアップデートされたら、ドライバを再起動します。ドライバが実行状態になったら、ドライバをテストして、すべてのポリシーが依然と同様に機能していることを確認することをお勧めします。

Designerを使用したドライバの起動

  1. Designerで、識別ボールトの識別ボールトオブジェクトを[アウトライン]タブで選択します。

  2. モデラーツールバーの[すべてのドライバを起動]アイコン[すべてのドライバを起動]アイコンをクリックします。これにより、プロジェクト内のすべてのドライバが起動されます。

  3. ドライバ起動オプションを設定します。

    1. [アウトライン]タブの[ドライバ]アイコン[ドライバ]アイコンをダブルクリックします。

    2. [ドライバ環境設定]>[起動時のオプション]を選択します。

    3. [自動開始]を選択するか、ドライバの起動方法を選択し、[OK]をクリックします。

    4. 各ドライバに対して、ステップ 3.aステップ 3.cを繰り返します。

  4. ドライバをテストして、ポリシーが設計どおりに機能していることを確認します。ポリシーのテスト方法の詳細については、『NetIQ Identity Manager - Using Designer to Create Policies』のポリシーシミュレータを使用したポリシーのテストを参照してください。

iManagerを使用したドライバの起動

  1. iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順に選択します。

  2. ツリーでその場所を参照して選択し、ドライバセットオブジェクトを検索してから、[検索]アイコン[検索]アイコンをクリックします。

  3. ドライバセットオブジェクトをクリックします。

  4. [ドライバ]>[すべてのドライバを起動]の順にクリックして、すべてのドライバを同時に起動します。

    または

    [ドライバ]アイコンの右上部分で、[ドライバの起動]をクリックして、各ドライバを別々に起動します。

  5. ドライバが複数ある場合、ステップ 2ステップ 4の手順を繰り返します。

  6. ドライバ起動オプションを設定します。

    1. iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順に選択します。

    2. ツリーでその場所を参照して選択し、ドライバセットオブジェクトを検索してから、[検索]アイコン[検索]アイコンをクリックします。

    3. ドライバセットオブジェクトをクリックします。

    4. ドライバアイコンの右上隅をクリックし、[プロパティの編集]をクリックします。

    5. [ドライバ設定]ページの[起動オプション]で、[自動開始]またはドライバの起動方法を選択し、[OK]をクリックします。

    6. 各ドライバに対して、ステップ 6.bステップ 6.eを繰り返します。

  7. ドライバをテストして、ポリシーが設計どおりに機能していることを確認します。

    iManagerにはポリシーシミュレータはありません。ポリシーをテストするには、ポリシーを実行するイベントを発生させます。たとえば、ユーザの作成、ユーザの変更、またはユーザの削除などです。