A.0 Identity Managerのクラスタ展開ソリューションのサンプル

この付録では、共有ストレージを使用するクラスタ環境にeDirectoryとIdentity Managerを設定する段階的な手順およびクラスタ化されたIdentity Managerの展開例について説明します。

共有ストレージを使用する運用レベルのLinux高可用性(HA)ソリューションの場合、クラスタにフェンシングメカニズムを実装することをお勧めします。クラスタにフェンシングメカニズムを実装する方法は複数ありますが、この例では、スプリットブレインディテクタ(SBD)を使用するSTONITHリソースを使用します。図 A-1に、クラスタ展開ソリューションのサンプルを示します。

図 A-1 クラスタ展開ソリューションのサンプル