4.4 サイレント設定の実行

各コンポーネントの設定を完了するのに必要なパラメータが記述されたプロパティファイルを作成することによって、Identity Managerコンポーネントのサイレント設定を実行できます。Identity Managerのメディアには、すべてのコンポーネントを1台のサーバにインストールした場合に使用できるサンプルファイルが2つ付属しています。

設定できるパラメータの詳細については、セクション 5.0, 環境設定パラメータの理解を参照してください。

サイレント設定を実行する

  1. (状況によって実行)既存のツリーにセカンダリサーバを追加するため、次の手順を実行します。

    1. ndscheckユーティリティを探します。このユーティリティは、デフォルトでは次のディレクトリにあります。

      • Linux: /opt/novell/eDirectory/bin/ndscheck

      • Windows: install_location\NDS

    2. 必須パラメータを指定して、次のコマンドを実行します。

      ndscheck [-h hostname port] [-a admin_FDN] [-w password]

  2. (オプション)統合インストールのすべての環境設定パラメータに同じパスワードを適用するよう設定プロセスに指示します。詳細については、セクション 3.2, 統合インストールのすべての環境設定パラメータでの同一パスワードの使用を参照してください。

  3. サイレント設定を実行するため、次のいずれかのコマンドを発行します。

    • Linux: configure.bin -i silent -f <extracted_iso_path>/install/propfiles/configure_new_tree.properties

    • Windows: configure.exe -i silent -f <extracted_iso_path>/install/propfiles/configure_new_tree.properties