各コンポーネントの設定を完了するのに必要なパラメータが記述されたプロパティファイルを作成することによって、Identity Managerコンポーネントのサイレント設定を実行できます。Identity Managerのメディアには、すべてのコンポーネントを1台のサーバにインストールした場合に使用できるサンプルファイルが2つ付属しています。
設定できるパラメータの詳細については、セクション 5.0, 環境設定パラメータの理解を参照してください。
サイレント設定を実行する
(状況によって実行)既存のツリーにセカンダリサーバを追加するため、次の手順を実行します。
ndscheckユーティリティを探します。このユーティリティは、デフォルトでは次のディレクトリにあります。
Linux: /opt/novell/eDirectory/bin/ndscheck
Windows: install_location\NDS
必須パラメータを指定して、次のコマンドを実行します。
ndscheck [-h hostname port] [-a admin_FDN] [-w password]
(オプション)統合インストールのすべての環境設定パラメータに同じパスワードを適用するよう設定プロセスに指示します。詳細については、セクション 3.2, 統合インストールのすべての環境設定パラメータでの同一パスワードの使用を参照してください。
サイレント設定を実行するため、次のいずれかのコマンドを発行します。
Linux: configure.bin -i silent -f <extracted_iso_path>/install/propfiles/configure_new_tree.properties
Windows: configure.exe -i silent -f <extracted_iso_path>/install/propfiles/configure_new_tree.properties