この項では、関係図の中を移動する方法について次のように説明します。
関係ツリーの中で1つ上のレベルに移動する
現在のトップレベルのカードで、[1つ上に移動します] をクリックします。
たとえば、Margoがこのビューで[1つ上に移動します]をクリックすると仮定します。
彼女のビューは自分の上のレベルを含むように展開されます。
[1つ上に移動します]は、カード内のユーザにマネージャが割り当てられている場合のみ利用できます。 この機能が利用できない場合は、管理者と確認してください。
1枚のカードに対して、2回レベルを移動できます。
関係図のビューのルートをリセットする
新しいルートにするユーザのカードを検索します。
カード上の[このエンティティを新しいルートにします] をクリックするか、ユーザ名(名前はリンク)をクリックします。選択したカードが組織図のルートになります。
たとえば、Margo Mackenzieがこのビューの自分のカードで[このエンティティを新しいルートにします]をクリックすると仮定します。
彼女のカードが新しいルートとなり、彼女の組織図の一番上に表示されます。
デフォルトの関係を変更するには、[組織チャートに切り替える] をクリックします。
表示する関係のタイプを選択します。 管理者は、NetIQが提供する関係を使用することも(表 7-1を参照)、カスタマイズした関係を定義することもできます。
表 7-1 NetIQが提供する組織チャートの関係のタイプ
組織図のタイプ |
説明 |
---|---|
マネージャ - 従業員 |
マネージャとその部下のレポート構造が表示されます。 |
ユーザグループ |
ユーザ、およびユーザの所属グループが表示されます。 |
Margo Mackenzieは、デフォルトの関係表示をユーザグループに変更します。
デフォルトの関係図は、ユーザ自身または管理者が他のタイプに設定していない限り、マネージャ - 従業員となります。 デフォルトの図を展開または縮小する
デフォルトの関係表示を展開または縮小するカードを検索します。
[現在の関係を展開/縮小] 切り替えボタンをクリックします。
図が展開/縮小されて、選択したカードに関連する補助カードが表示/非表示になります。たとえば、次の2つのビューは、展開ビューと縮小ビューを示しています。
関係を表示するカードを識別します。
そのカードにある[展開/縮小する関係の選択] をクリックします。 ドロップダウンリストが開きます。
ドロップダウンリストから関係とアクションを選択します。
アクション |
説明 |
---|---|
マネージャ - 従業員の展開 |
このオプションは、マネージャ - 従業員の図を開くために選択します。図が閉じられている場合に使用できます。 |
ユーザグループの展開 |
このオプションは、ユーザグループを開くために選択します。ユーザグループが閉じられている場合に使用できます。 |
マネージャ - 従業員の縮小 |
このオプションは、カードのマネージャ - 従業員の図を縮小するために選択します。図が開いている場合に使用できます。 |
ユーザグループの縮小 |
このオプションは、カードのユーザグループを縮小するために選択します。図が開いている場合に使用できます。 |
管理者が定義している場合は、追加の関係がリストに表示されます。
次の例では、Margo MacKenzieが[現在の関係の展開/縮小]をクリックして、[ユーザグループの展開]を選択します。
続いて彼女は[左へ]をクリックして、次を表示します。
組織図でユーザを検索できます。 この検索では、現在のビューや関係図に表示されていないユーザをすばやく検索できます。検索されたユーザがビューでの新しいルートになります。
図の左上隅にある[ルックアップ]リンクをクリックします。
[ルックアップ]ページが開きます。
目的のユーザを探すための検索条件を指定します。
ドロップダウンリストで、検索の種類として[名]または[姓]を選択します。
ドロップダウンの横にあるテキストボックスに、検索する名前の全体または一部を入力します。
入力したテキストで始まるすべての名前がヒットします。 パスワードは、大文字、小文字が区別されません。テキストの中でワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使うこともできます。このワイルドカードは、0個以上の任意の文字を表します。
たとえば、次のどの検索テキストを入力した場合でも、「Chip」という名がヒットします。
Chip
chip
c
c*
*p
*h*
ダッシュが使用されているエンティティ名はサポートされていません。 組織図の検索機能は、表示されているエンティティタイプの名前にダッシュ(-)が使用されている場合は、動作しません。この製品は、名前にダッシュが使用されているエンティティはサポートしていません。
[検索]をクリックします。
[ルックアップ]ページに検索結果が表示されます。
目的のユーザが検索結果に含まれている場合は、次のステップに進みます。含まれていない場合は、ステップ 2に戻ります。
カラムの見出しをクリックすると、検索結果を昇順または降順でソートできます。
検索結果の中から目的のユーザを選択します。
検索ページが閉じられ、図のビューの中ではこのユーザがルートに設定されます。