A.4 承認アプリケーションの概要

A.4.1 [タスク]ビュー

承認アプリケーションのデフォルトビューは[タスク]ビューです。このビューには、ユーザに現在割り当てられているタスク、またはユーザが所有するタスクがすべて表示されます。タスクのタイトル、およびタスク受信者の名前と写真も表示されます。タスクは有効期限に基づいて表示されます。有効期限が最も早いタスクが上位に、有効期限がないタスクが下位に表示されます。

メモ:ユーザがIdentity Managerで写真を設定していない場合や、写真を表示しないようにIdentity Managerを設定している場合は、代わりに汎用の画像が表示されます。

要求を承認または拒否する場合や、特定のタスクの詳細を表示する場合は、タスクまたはタスク受信者の名前をクリックします。タスク受信者に連絡するには、受信者の写真をクリックします。

A.4.2 詳細ビュー

[詳細]ビューには、ユーザに割り当てられている特定のタスクの詳細が表示されます。表示されるフィールドは、要求によって異なります。

タスクを承認または拒否するには、必要な情報を入力し、[承認]または[拒否]をクリックします。

A.4.3 Bulk Mode (一括モード)

類似する多数のタスクを承認または拒否する必要がある場合、[タスク]ビューでデフォルトの単一タスクモードから一括モードに切り替えることができます。

メモ:すべてのタスクを一括モードで承認することはできません。検証タスクのような、より複雑なタスクについては、各タスクを単一タスクモードで別個に承認する必要があります。[Bulk Mode (一括モード)]アイコンをクリックすると、一括モードで承認できるタスクのみがリストに表示されます。

複数のタスクを承認または拒否するには、次の手順を実行します。

  1. [タスク]ビューで、[Bulk Mode (一括モード)]アイコン をクリックします。

  2. 承認または拒否するタスクを選択します。特定のタスクを承認しながら、同時にそれ以外のタスクを拒否することはできません。

  3. (オプション)すべてのタスクを承認または拒否するには、[すべて]をクリックします。

  4. (オプション)考えが変わって、いずれかのタスクを承認または拒否しないようにするには、単一タスクモードのアイコン をクリックします。

  5. 承認]または[拒否]をクリックします。

  6. (オプション)一括操作に関するコメントを入力します。

  7. Confirm (確認)]をクリックします。

A.4.4 [Completed Tasks (完了したタスク)]ビュー

完了したタスクを表示するには、[Completed Tasks (完了したタスク)]アイコン をクリックします。このビューには、完了したタスクが、そのタスクが承認または拒否された時間とともに表示されます。完了したタスクをクリックすると、そのタスクの詳細を表示できます。より複雑な要求については、[Form Values (フォームの値)]をクリックして、要求に関する詳細情報を表示することができます。

必要に応じて、1つまたは複数の完了したタスクを[Completed Tasks (完了したタスク)]ビューから削除できます。タスクを削除するには、[Bulk Mode (一括モード)]アイコン をクリックし、削除するタスクを選択して、[削除]をクリックします。

メモ:[Completed Tasks (完了したタスク)]ビューに表示されるのは、デバイスで完了したタスクのみです。ユーザアプリケーションや、承認アプリケーションがインストールされた別のデバイスで完了したタスクを表示することはできません。

A.4.5 [ログイン設定]ビュー

[ログイン設定]ビューでは、ログイン設定を表示したり、変更することができます。

警告:アプリケーションを自動的に設定するためのリンクまたはQRコードがIdentity Manager管理者から提供された場合、管理者からの指示がない限り、デフォルトの設定を変更しないことをお勧めします。

A.4.6 [Advanced Settings (詳細設定)]ビュー

[Advanced Settings (詳細設定)]ビューでは、Roles Based Provisioning Moduleサーバからのデータ受信方法を決定する詳細な設定を表示したり、変更することができます。

警告:アプリケーションを自動的に設定するためのリンクまたはQRコードがIdentity Manager管理者から提供された場合、管理者からの指示がない限り、デフォルトの設定を変更しないことをお勧めします。

[Advanced Settings (詳細設定)]ビューでデータ定義設定を誤って変更した場合は、[Restore Defaults (デフォルトに戻す)]をクリックして、Identity Managerによって提供されたデフォルトの設定に戻してください。[Restore Defaults (デフォルトに戻す)]では、ユーザ名、パスワード、および[Server Details (サーバの詳細)]の設定は変更されません。