2.6 EBA対応サーバへのブリッジパッチのインストール

2.6.1 LinuxでEBAを使用する複数のレプリカサーバへのブリッジパッチのインストール

重要:OpenText eDirectory 9.3.0にアップグレードする前に、すべてのレプリカサーバまたはマスタサーバが9.2.8または9.2.9バージョンのOpenText eDirectory上にあることを確認してください。これらのサーバをアップグレードするには、OpenText eDirectory 9.3.0ビルドにバンドルされているEBAブリッジパッチをインストールします。ブリッジパッチを適用する前にスキーマ拡張が適用されていない場合、OpenText eDirectory 9.3.0は起動しません。

OpenText eDirectory 9.3.0を新しいサーバにインストールし、マスタサーバがOpenText eDirectory 9.2.8または9.2.9でEBAが有効になっているレプリカリングに追加する場合、OpenText eDirectory 9.3.0をインストールする前に、EBAブリッジパッチをOpenText eDirectory 9.2.8または9.2.9サーバに適用します。

  • ルートユーザ用にLinuxにブリッジパッチをインストールするには、次の手順に従います。

  1. OpenText eDirectoryビルドをダウンロードおよびuntarし、untarした場所<Untarred_edirectory_location>/eDirectory/eba_bridge_patchに移動して、次の手順を実行します。untarした後で、この場所にあるeba_bridge.schを見つけます。次のコマンドを使用してブリッジパッチスキーマを拡張します。

    ndssch [-h <hostname>[:<port>]][-t <treename>] <admin-FDN> <schemafile> 

    次に例を示します。

    ndssch  -h 10.10.10.10:524 -t tree1 admin.novell eba_bridge.sch
  2. ブリッジパッチを適用するには、ルートユーザとしてログインし、次のコマンドを実行します。

    rpm -ivh --force novell-eba-9.2.8.0000.x86_64.rpm
  3. ndsdサービスを再開します。

  • 非ルートユーザ用にLinuxにブリッジパッチをインストールするには、次の手順に従います。

  1. OpenText eDirectoryビルドをダウンロードおよびuntarし、untarした場所<Untarred_edirectory_location>/eDirectory/eba_bridge_patchに移動して、次の手順を実行します。untarした後で、この場所にあるeba_bridge.schを見つけます。次のコマンドを使用してブリッジパッチスキーマを拡張します。

    ndssch [-h <hostname>[:<port>]][-t <treename>] <admin-FDN> <schemafile> 

    次に例を示します。

    ndssch  -h 10.10.10.10:524 -t tree1 admin.novell eba_bridge.sch
  2. /home/nuser/eDirectory/opt/novell/eDirectory/lib64の次のライブラリファイルをコピーします。ここで、/home/nuserはユーザ固有のパスを表しています。

    libebacli.so, libebasrv.so, libebassl_cli.so, libebassl_srv.so and libgssapi.so
  3. ndsdサービスを再開します。

メモ:ブリッジパッチを適用する前にスキーマ拡張が適用されていない場合、OpenText eDirectoryは起動しません。

2.6.2 WindowsでEBAを使用する複数のレプリカサーバへのブリッジパッチのインストール

Windowsにブリッジパッチをインストールするには、次の手順に従います。

  1. <extracted_patch>eDirectory\eba_bridge_patchにあるOpenText eDirectoryビルドを圧縮解除します。

  2. preUpgrade_930フォルダにあるupgrade.niファイルを更新します。既存のeDirectoryサーバのツリー名、サーバ名、および管理者資格情報を、upgrade.niレスポンスファイルに指定します。次に示すのは、アップグレードの設定を指定したupgrade.niレスポンスファイルのサンプルです。

    [NWI:NDS]
    mode=configure
    Tree Name=enewtree
    Server Name=enewserver
    Server Container=org
    Admin Context=org
    Admin Login Name=Admin
    Admin Password=env:PASSWORD_VAR
    Require IPV6=NO
    Require EBA=NO
    Require FIPS for TLS=YES
    LDAP TCP Port=389
    LDAP SSL Port=636
    Require TLS=Yes
    Require SS=Yes
    Existing Server=10.10.10.10
    Existing Server Port=524
    [NWI:SNMP]
    Stop service=No
    [NWI:NMAS]
    Methods=CertMutual,Challenge Response,DIGEST-MD5,NDS,Simple Password,SAML
  3. powershellから次のコマンドを実行します。

    preUpgrade.ps1 -rfile <path_for_Configuration>/upgrade.ni
  4. OpenText eDirectoryサービスを停止してから、これらのDLL (ebacli.dll、ebai18n.dll、ebaldap.dll、ebassl_cli.dll、ebasym.dll)を<extracted_patch>eDirectory\eba_bridge_patchからC:\NetIQ\eDirectory (OpenText eDirectoryバイナリの場所)にコピーします。

  5. ndsdサービスを開始します。

2.6.3 コンテナ内でEBAを使用する複数のレプリカサーバへのブリッジパッチのインストール

コンテナにブリッジパッチをインストールするために、次の手順に従います。

  1. OpenText eDirectoryビルドをダウンロードおよびuntarし、untarした場所<Untarred_edirectory_location>/eDirectory_930/eba_bridge_patchに移動して、次の手順を実行します。

  2. untarした後で、

    1. コンテナにeba_brdge.schをコピーして、次のコマンドを実行します。

      docker cp eba_brdge.sch <eDirectory Container name>:/config
    2. コンテナにnovell-eba-9.2.8.0000.x86_64.rpmをコピーして、次のコマンドを実行します。

      docker cp novell-eba-9.2.8.0000.x86_64.rpm <eDirectory Container name>:/config 
  3. コンテナにログインし、ステップ 2.aでスキーマファイルをコピーしたディレクトリに移動して、次のコマンドを実行します。

    スキーマの拡張

    ndssch [-h <hostname>[:<port>]][-t <treename>] <admin-FDN> <schemafile>

    例:

    ndssch  -h 10.10.10.10:524 -t tree1 admin.novell eba_bridge.sch
  4. EBAブリッジパッチRPMをインストールするには、次の手順を実行します。

    1. ルートユーザとしてコンテナにログインします。

      docker exec -it -u root <eDirectory Container name> /bin/bash
    2. ページ146のステップ2bでrpmをコピーしたディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。

      rpm -ivh --force novell-eba-9.2.8.0000.x86_64.rpm
  5. ndsdサービスを再開するために、次のコマンドを使用してOpenText eDirectoryコンテナを再起動します。

    docker restart <eDirectory Container name>