B.2 ヘルスチェックの実行

eDirectoryヘルスチェックは2とおりの方法で実行できます。

メモ:ヘルスチェックユーティリティを実行するには、管理者の権利を持っている必要があります。

B.2.1 アップグレードと同時に実行

eDirectoryをアップグレードするときは常に、デフォルトでヘルスチェックが実行されます。

Linux

アップグレード時には常にデフォルトで、実際のアップグレード処理が開始される前にヘルスチェックが実行されます。

デフォルトのヘルスチェックをスキップするには、-jオプションを指定してnds-installを実行します。

Windows

eDirectoryヘルスチェックは、インストールウィザードの一部として実行されます。ヘルスチェックは、プロンプトが表示されたときに有効または無効にすることができます。

B.2.2 スタンドアロンユーティリティとして実行

eDirectoryヘルスチェックはいつでも好きなときにスタンドアロンユーティリティとして実行できます。次の表に、プラットフォームごとのヘルスチェックユーティリティ名を示します。

表 B-1 ヘルスチェックユーティリティ

プラットフォーム

ユーティリティ名

Linux

ndscheck

構文:

ndscheck [--help | -?] Display command usage ndscheck [--version | -v] Display version information ndscheck [-h <hostname port]>] [-a <admin FDN>] [-F <log file>] [-D] [-q] [--config-file <file name>]

Windows

ndscheck

構文:

ndscheck [--help | -?] Display command usage ndscheck [--version | -v] Display version information ndscheck [-h <hostname port]>] [-a <admin FDN>] [-F <log file>] [-D] [-q] [--config-file <file name>]