22.2 ログの記録の使用

ログの記録は、DSBackup、DSMerge、DSRepairなど、すべてのeDirectory管理ツール(eMTool)に関するすべてのイベントを記録するインフラストラクチャモジュールです。このリリースで提供されているログファイルは1つだけです。このログファイルに、すべてのeMToolの操作が記録されます。

ログの記録は、クライアントを実行するときに指定するログファイルを通して提供されるクライアントログ記録サービスとは異なります。このログファイルとは、たとえば、クライアントコマンドで-l mylogfile.txtを指定するときや、iManagerでログファイル名として「mylogfile.txt」と入力するときに指定されるもののことです。現行のログ記録では、eMToolによって実行されるタスクに関するすべてのサーバメッセージが記録されるので、記録されるログ情報は、クライアントログ記録サービスのものより詳細です。これに対して、クライアントログサービスではクライアントメッセージおよびクライアントに送信されたメッセージが記録され、進捗状況の概要がレポートされます。

ログの記録は非同期で実行され、デフォルトではすべての操作が記録されます。

このリリースのログの記録には、次の機能があります。

  • ログファイルの名前と場所を変更できます。

    デフォルトでは、ログファイルはeDirectoryのインストール先と同じディレクトリにある\logディレクトリに作成されます。

  • 最大ファイルサイズが変更できます。変更後、ログファイルはリセットされます。

    最大ファイルサイズは8MBです。

  • ログモードを変更できます。

    すべての新しいメッセージをログファイルに追加するか、または既存のログファイルを上書きするかを選択できます。デフォルトでは、追加のオプションが指定されています。

  • ログの記録を開始または停止できます。

    デフォルトでは、が起動するとログの記録は開始モードになります。停止モードの間は、メッセージは記録されません。

  • ログファイルの内容をリセットできます。

  • クライアントコンピュータからログファイルを読み込むことができます。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

22.2.1 ログの記録コマンドラインクライアントを使用する

次の表に、ログの記録コマンドラインクライアントのオプションを示します。

オプション

説明

logstart

ログの記録を開始します。

logstop

ログの記録を停止します。

readlog

現在のログファイルを表示します。

getlogstate

現在のログの記録の状態(開始または停止)を表示します。

getloginfo

ログファイルの名前、ログ記録モード(追加または上書き)、最大サイズと現在のサイズを表示します。

setloginfo [-f filename] [-s size in Kilo bytes] [-a | -o]

次のパラメータを使用して、ログファイルの名前、サイズ、ログモード(追加または上書き)を設定します。

  • -f filename

    ログファイルの名前。

  • -s size in KB

    ログファイルの最大サイズを設定します。

  • -a

    新しいログメッセージを現在のログメッセージに追加します。

  • -o

    ログファイルを上書きします。

emptylog

サーバログファイルの内容をクリアします。

22.2.2 NetIQ iManagerでログの記録機能を使用する

  1. iManagerで、[役割およびタスク]ボタン [役割およびタスク]ボタン をクリックします。

  2. [eDirectoryの保守]>[ログファイル]の順にクリックします。

  3. ログファイル操作を実行するサーバを指定してから、[次へ]をクリックします。

  4. そのサーバに対する認証を行ってから、[次へ]をクリックします。

  5. 実行するログファイル操作を選択します。

    詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。