21.3 eDirectory Service Managerに関する問題

iManagerでeDirectory Service Managerを使用してeDirectoryを停止すると、Service Managerを通じてeDirectoryを再起動することはできません。eDirectoryサーバで eDirectoryサービスユーティリティ(C:\novell\NDS\NDSCons.exe)を使用して、eDirectoryを再起動します。

21.3.1 移動したオブジェクトの削除

2台以上のサーバが含まれるツリーでは、移動したオブジェクトの削除に失敗する場合があります(エラー: 637)。

21.3.2 ダイナミックグループの移動に関する問題

dynamicgroupというObject Class属性を持つダイナミックグループオブジェクトを他のコンテナに移動すると、ダイナミックグループが機能しなくなります。移動後、ダイナミックメンバーにクエリおよび検索を実行しても機能しません。

21.3.3 eMBoxからネットワークアドレスを修復する際の問題

eMBoxからネットワークアドレスを修復しているとき、eMBoxが修復用の最新フィックスで更新されていないと、次のエラーが発生します。

エラー: このサーバのネットアドレスが見つかりませんでした。エラー: 11004

エラー: 接続できませんでした。エラー: 11004

21.3.4 フランス語のマニュアルページの参照

Red Hat Linuxでフランス語のマニュアルページを参照するには、次のようにエクスポートします。

export MANPATH=/opt/novell/man/frutf8:/opt/novell/eDirectory/man/frutf8

21.3.5 移動したオブジェクトの削除

2台以上のサーバが含まれるツリーでは、移動したオブジェクトの削除に失敗する場合があります(エラー: 637)。

21.3.6 eDirectoryクライアントの制限によりeDirectoryでログアウトイベントが生成されない

eDirectoryでは、iManagerからログアウトしたときに、ログアウトイベントが生成されません。これは、eDirectoryのクライアントに存在する技術上の制限によるものです。

アプリケーションの監査では、NWDS APIを使用してログアウトイベントを受信できます。 LDAPを使用するアプリケーションでは、バインド解除イベントでログアウトを監視できます。

21.3.7 DSTrace実行中にTERMによって生じる問題

TIMEおよびTAGSのタグが有効であるように表示されますが(下線表示)、デフォルトでは有効ではありません。TERMをLinuxターミナルからVT100またはxtermに設定すると、これらのタグが有効であるように表示されます(下線表示)。この問題は、dttermなどの他のターミナルでは発生しません。

21.3.8 eMBoxで2バイト文字が処理されない

eMBoxでは、eMBoxクライアントおよびiManagerを使用してロールフォワードディレクトリを設定するときに2バイト文字が処理されません。処理するには、DSBKを使用します。