13.1 不足しているスキーマの追加

eDirectory 8.8のiManagerには、不足しているスキーマをサーバのスキーマに追加するためのオプションが用意されています。このプロセスには、ソースとターゲットの比較が含まれます。ソーススキーマに追加のスキーマがある場合、このスキーマがターゲットスキーマに追加されます。ソースはファイルまたはLDAPサーバのいずれかになります。ターゲットはLDAPサーバであることが必要です。

iManagerのICEウィザードからは、不足しているスキーマを次のオプションを使って追加できます。

13.1.1 スキーマをファイルから追加する

ICEはソースとターゲットのスキーマを比較できます。ソースはファイルまたはLDAPサーバのいずれかで、ターゲットはLDAPサーバです。ソースのスキーマファイルは、LDIF形式またはSCH形式のいずれかになります。

図 13-1 ファイルにあるスキーマを比較して追加する

あて先サーバにスキーマを追加せずに、スキーマの比較だけをする場合は、[スキーマを追加しないで比較]オプションを選択します。この場合、追加のスキーマは追加先サーバに追加されず、処理の最後に表示されるリンクからスキーマの相違点を確認できます。

図 13-2 スキーマを比較して出力ファイルに結果を追加する

詳細については、『NetIQ eDirectory 8.8 SP8管理ガイド』のNetIQ eDirectory管理ユーティリティを参照してください。

13.1.2 スキーマをサーバから追加する

ソースとターゲットはLDAPサーバです。

あて先サーバにスキーマを追加せずに、スキーマの比較だけをする場合は、[スキーマを追加しないで比較]オプションを選択します。この場合、追加のスキーマは追加先サーバに追加されず、処理の最後に表示されるリンクからスキーマの相違点を確認できます。

詳細については、『NetIQ eDirectory 8.8 SP8管理ガイド』のNetIQ eDirectory管理ユーティリティを参照してください。