DRAは、ユーザアクティビティのデータを管理サーバ上のログアーカイブに記録します。DRAは毎日、その日に収集されて標準化されたデータを保存するために日ごとのログアーカイブパーティションを作成します。DRAは、毎日のログアーカイブパーティションの命名に、管理サーバのローカル時間による日付(YYYYMMDD)を使用します。
管理レポートコレクタが有効になっている場合、DRAはログアーカイブデータをDRA管理レポートのソースとしてSQLサーバのデータベースにエクスポートします。
初期状態では、DRAはデフォルトでログデータをログアーカイブ内に無期限に保持します。この状態では、ログアーカイブのサイズが、インストール時にハードドライブ容量に基づいて決定された最大サイズに達する可能性があります。ログアーカイブがこの最大サイズを超過すると、新規の監査イベントが保存されなくなります。データを保持する期間の制限を設定することができます。時間制限を設定すると、グルーミングと呼ばれるプロセスを通じてデータが古い順に削除されて新しいデータのための場所が確保されるようになります。グルーミングを有効にする前に、バックアップ戦略を確立してください。ログアーカイブ保持期間を設定するには、Log Archive Configurationユーティリティを使用します。詳細については、「ログアーカイブのグルーミング設定の変更」を参照してください。
ログアーカイブファイルに保存されたデータを表示するには、Log Archive Viewerユーティリティを使用します。NetIQ DRAのLARK (Log Archive Resource Kit)は、DRAでインストールするよう選択できますが、Log Archive Viewerユーティリティを提供します。詳細については、『NetIQ DRA Log Archive Resource Kit Technical Reference』を参照してください。
ログアーカイブファイルとは、レコードブロックの集まりです。ログアーカイブファイルは物理データベースの外にある圧縮されたバイナリファイルなので、ログアーカイブをバックアップするのにMicrosoft SQL Server Management Studioを使用する必要はありません。自動化されたファイルバックアップシステムを使用している場合は、ログアーカイブファイルも他のファイルと同様に自動的にバックアップされます。
バックアップ戦略を計画するときには、次のベストプラクティスを頭に置いてください。
イベントデータを保存するために、1日に1つのパーティションが作成されます。グルーミングを有効にすると、デフォルトの設定で、Log Archive Serviceがこれらのパーティションからのデータを90日ごとに自動的にグルーミングします。バックアップ戦略では、バックアップの頻度を決めるときにグルーミングのスケジュールを考慮に入れる必要があります。ログアーカイブパーティションがグルーミングされるときに、DRAはバイナリファイルを削除します。グルーミングされたデータを取り戻すことはできません。グルーミングされたデータは、バックアップから復元するしかありません。詳細については、「ログアーカイブのグルーミング設定の変更」を参照してください。
パーティションのバックアップは、そのパーティションが閉じられた後にのみ行ってください。通常の状態では、パーティションは夜中に日付が変わってから2時間以内に閉じられます。
パーティションフォルダとそのすべてのサブフォルダを、1つの単位としてバックアップしてください。パーティションバックアップの一環として、VolumeInfo.xmlというファイルをバックアップします。
レポート用にログアーカイブパーティションを復元する場合は、バックアップされたログアーカイブが元のままの形式を保っているか、または元の形式に復元できることを確認してください。
ログアーカイブファイルをバックアップするプロセスを設定するときには、NetIQでは、メインのログアーカイブフォルダにあるindex_dataとCubeExportの両サブフォルダを除外することを推奨しています。これらは一時データが収められるサブフォルダなので、バックアップするべきではありません。
DRAのインストール時に、ログアーカイブのグルーミングはデフォルトで無効にされます。ログアーカイブファイルの定期的なバックアップ手順を確立する場合は、ディスクスペースがいっぱいにならないようにログアーカイブのグルーミングを有効にする必要があります。ログアーカイブパーティションがグルーミングされるまでの日数は、Log Archive Configurationを使って変更できます。
ログアーカイブパーティションがグルーミングされるまでの日数を変更するには、次の手順を実行します。
ローカルの管理者グループのメンバーであるアカウントを使用して、管理サーバにログオンします。
NetIQ管理プログラムグループ内のLog Archive Configurationを起動します。
[Log Archive Server Settings (ログアーカイブサーバーの設定)]をクリックします。
パーティションのグルーミングを有効にする場合は、[Partition Grooming Enabled (パーティショングルーミングが有効)]フィールドの値を「True」に設定します。
グルーミングされるまでログアーカイブパーティションを保持する日数を[Number of Days before Grooming (グルーミングまでの日数)]フィールドに入力します。
[適用]をクリックします。
[はい]をクリックします。
[閉じる]をクリックします。
NetIQLogArchiveData\<Partition Name>フォルダのパスの場所を見つけます。これは通常の場合、C:\ProgramData\NetIQ\DRA\NetIQLogArchiveDataです。
指定されたパーティション内のファイルまたはフォルダに対して「File is ready for archiving」という属性が(ファイルまたはフォルダプロパティで)選択されていない場合、ログアーカイブのグルーミングが有効になるようにCONFIGファイルを編集する必要があります。この属性が選択された理由、または選択されなかった理由を理解するためには、ナレッジベースの記事の「How do you configure the data retention period for DRA Logarchival Data? (DRAログアーカイブデータのデータ保持期間の設定方法)」の「Additional Information (追加情報)」セクションを参照してください。
アーカイブされなかったデータをグルーミングするためにDRAのログアーカイブサーバを有効にするには:
ローカル管理者グループのメンバーとして、DRAサーバのウィンドウコンソールそれぞれにローカルにログオンします。
テキストエディタを使用して「C:\ProgramData\NetIQ\Directory Resource Administrator\LogArchiveConfiguration.config file and locate the <Property name="GroomUnarchivedData" value="false" />」という行を開きます。
値の"false"を"true"に変更し、ファイルを保存します。
NetIQ DRA LogArchiveサービスを再起動します。
メモ:ログアーカイブの設定を何か変更した場合、その変更を有効にするにはログアーカイブサービスを再起動する必要があります。