11.5 インストール後の環境設定の変更

Sentinelのインストール後に、有効なライセンスキーを入力したり、パスワードを変更したり、割り当てられたポートを変更したりする場合は、configure.shスクリプトを実行してこれらの変更を行います。スクリプトは/opt/novell/sentinel/setupフォルダにあります。

  1. コマンドラインで次のコマンドを指定して、configure.shスクリプトを実行します。

    ./configure.sh
    
  2. Sentinelの標準環境設定を実行するには、「1」を指定します。カスタム環境設定を実行する場合は、「2」を指定します。

  3. スペースキーを押して使用許諾契約を確認します。

  4. yes」または「y」と入力して使用許諾契約に同意し、インストールを続行します。

    インストールパッケージをロードするのに数秒かかることがあります。

  5. デフォルトの90日間の評価版ライセンスキーを使用するには、「1」を入力します。

    または

    購入したSentinelライセンスキーを入力するには、「2」を入力します。

  6. 管理者ユーザadminの既存のパスワードをそのまま使用するかどうか決定します。

    • 既存のパスワードをそのまま使用するには、「1」を入力してからステップ 7に進みます。

    • 既存のパスワードを変更するには「2」を入力し、新しいパスワードを指定して確認してから、ステップ 7に進みます。

  7. データベースユーザdbauserの既存のパスワードをそのまま使用するかどうか決定します。

    • 既存のパスワードをそのまま使用するには、「1」を入力してからステップ 8に進みます。

    • 既存のパスワードを変更するには「2」を入力し、新しいパスワードを指定して確認してから、ステップ 8に進みます。

    dbauserアカウントは、Sentinelがデータベースとのやり取りに使用するIDです。ここで入力するパスワードは、管理者パスワードを忘れた場合や紛失した場合の管理者パスワードのリセット操作を含む、データベース保守タスクの実行に使用します。

  8. アプリケーションユーザappuserの既存のパスワードをそのまま使用するかどうか決定します。

    • 既存のパスワードをそのまま使用するには、「1」を入力してからステップ 9に進みます。

    • 既存のパスワードを変更するには「2」を入力し、新しいパスワードを指定して確認してから、ステップ 9に進みます。

  9. 目的の番号を入力してから新しいポート番号を指定して、Sentinelサービスのポート割り当てを変更します。

  10. ポートを変更してから「7」を指定し、完了します。

  11. 内部データベースのみを使用してユーザを認証するには、「1」を入力します。

    または

    ドメインでLDAPディレクトリを設定している場合に、LDAPディレクトリ認証を使用してユーザを認証するには、「2」を入力します。

    デフォルト値は1です。