ハードウェアにアプライアンスをインストールする前に、アプライアンスISOディスクイメージがサポートサイトからダウンロードされ、アンパックされて、DVDで使用可能になっていることを確認します。
重要:ISOディスクイメージを使用したハードウェア(ベアメタルおよびHyper-V)へのインストールを完了するには、最低4.5GBのメモリが必要です。ハードウェア要件の詳細については、セクション 1.1.2, ハードウェア要件を参照してください。
DVDドライブからそのDVDを使用して物理マシンをブートします。
インストールウィザードの画面の指示に従います。
ブートメニューの一番上のエントリを選択して、ライブDVDのアプライアンスイメージを実行します。
最初に使用可能なメモリとディスク領域がチェックされます。使用可能なメモリが2.5GBよりも少ない場合、インストールは自動的に終了します。使用可能なメモリが2.5GB以上6.7GB未満の場合、推奨よりもメモリの容量が少ないというメッセージが表示されます。インストールを続行する場合は「y」と入力し、続行しない場合は「n」と入力します。
使用する言語を選択して、[
]をクリックします。キーボードのレイアウトを選択して、[
]をクリックします。SUSE Enterprise Serverソフトウェア使用許諾契約書の条項を確認して同意します。
NetIQ Sentinelの使用許諾契約の条項を確認して同意します。
[
]を選択します。[ホスト名]および[ドメイン名]ページで、ホスト名とドメイン名を指定してから、[
]オプションが選択されていることを確認します。[
]を選択します。ホスト名の環境設定が保存されます。次のいずれかの操作を行います。
現在のネットワーク接続設定を使用するには、[ネットワーク環境設定II]ページで[
]を選択します。ネットワーク接続設定を変更するには、[
]を選択し、目的の変更を行います。を選択します。ネットワーク接続設定が保存されます。
日付と時刻を設定して、[
]をクリックします。インストール後にNTP環境設定を変更するには、アプライアンスのコマンドラインからYaSTを使用します。WebYastを使用して日付と時刻を変更することはできますが、NTPの環境設定を変更することはできません。
インストール直後に時刻が同期されていない場合は、次のコマンドを実行してNTPを再起動します。
rcntp restart
rootのパスワードを設定して、[ ]をクリックします。
Sentinel管理者のパスワードを設定してから、[
]をクリックします。コンソールでユーザ名とパスワードを入力して、アプライアンスにログインします。
ユーザ名のデフォルト値はrootで、パスワードはステップ 14で設定されたものです。
Sentinelサーバを停止します。
service sentinel stop
次のコマンドを入力してUIをリセットし、YaSTでの表示を整頓します。
reset
物理サーバにアプライアンスをインストールするには、次のコマンドを実行します。
/sbin/yast2 live-installer
システムが一度初期化を実行するため、インストール後にすべてのサービスを起動するのに数分かかることがあります。インストールが完了してから、サーバにログインしてください。
コンソールに表示されたアプライアンスのIPアドレスをメモします。
セクション 5.5, アプライアンスのインストール後の環境設定に従って手順を進めます。
コレクタマネージャは、その最小ハードウェア要件を満たすLinuxシステム上に、アプライアンスとしてインストールすることができます。詳細については、セクション 1.1.2, ハードウェア要件を参照してください。
コレクタマネージャが接続するSentinelサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
Communication Serverのポート番号を指定します。デフォルトのメッセージバスのポートは61616です。
指定された資格情報によってサーバへの接続が試行されます。入力された値が間違っていると、エラーが表示されます。
JMSユーザ名を指定します。これは、コレクタマネージャのユーザ名です。デフォルトのユーザ名はcollectormanagerです。
JMSユーザのパスワードを指定します。
をクリックします。
ユーザ名とパスワードは、Sentinelサーバにある/<install_dir>/etc/opt/novell/sentinel/config/activemqusers.propertiesファイルに保存されます。
パスワードを確認するには、activemqusers.propertiesファイル内の次の行を確認します。
collectormanager=<password>
この例では、collectormanagerはユーザ名であり、対応する値はパスワードです。
同意を求められたら、証明書に同意します。
[
]をクリックしてインストールを完了します。インストールが完了したら、このアプライアンスがSentinelコレクタマネージャであることと、IPアドレスを示すメッセージが表示されます。また、SentinelサーバのユーザインタフェースIPアドレスも表示します。
相関エンジンは、その最小ハードウェア要件を満たすシステム上に、アプライアンスとしてインストールすることができます。詳細については、セクション 1.1.2, ハードウェア要件を参照してください。
相関エンジンが接続するSentinelサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
Communication Serverのポート番号を指定します。デフォルトのメッセージバスのポートは61616です。
JMSユーザ名を指定します。これは、相関エンジンのユーザ名です。デフォルトのユーザ名はcorrelationengineです。
JMSユーザのパスワードを指定します。
をクリックします。
ユーザ名とパスワードは、Sentinelサーバにある/<install_dir>/etc/opt/novell/sentinel/config/activemqusers.propertiesファイルに保存されます。
パスワードを確認するには、activemqusers.propertiesファイル内の次の行を確認します。
correlationengine=<password>
この例では、correlationengineはユーザ名であり、対応する値はパスワードです。
同意を求められたら、証明書に同意します。
[
]をクリックしてインストールを完了します。インストールが完了したら、このアプライアンスがSentinel相関エンジンであることと、IPアドレスを示すメッセージが表示されます。また、SentinelサーバのユーザインタフェースIPアドレスも表示します。
セクション 5.5, アプライアンスのインストール後の環境設定に従って手順を進めます。