PlateSpin Migrateは、次のオペレーティングシステムファミリーをサポートしています。
Microsoft Windows (Windows 2008 R2クラスタを含む)
Linux
次の各項目では、詳細が表示されます。
メモ:すべてのワークロードがすべてのターゲットVMプラットフォームでサポートされるわけではありません。詳細については、ナレッジベースの記事7012976を参照してください。
Windowsプラットフォームの場合、PlateSpin Migrateは、次の移植容易性の機能をサポートしています。
ワークロードの移植容易性: ピアツーピアのマイグレーション(P2V、V2V、V2P、P2P)。
ピアツーピアのサーバ同期とのワークロード同期(P2V、V2V、P2P、V2P)。
表 1-3 サポートされるMicrosoft Windowsのワークロード
オペレーティングシステム |
備考 |
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Windows Server 2012、2012 R2 |
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Windows 8、8.1 |
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Windows 7 |
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Windows XP SP1以降 |
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Windows 2000 Server SP4、Update Rollup 1 |
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Windows Server 2003 SP1以降 |
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Windows Server 2008 R2 |
ドメインコントローラ(DC)システムおよびSmall Business Server (SBS)エディションを含む |
Windows Server 2008 |
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Windows Vista、Business/Enterprise/Ultimate、SP1以降 |
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Windows Server 2003クラスタ |
詳細については、セクション 5.5, Windowsクラスタの移行を参照してください。 |
Windows Server 2008 R2クラスタ |
詳細については、セクション 5.5, Windowsクラスタの移行を参照してください。 |
メモ:
NTFSのファイルシステムのみがサポートされます。
Windowsクラスタを移行するには、Platespin Migrate Clientnのみを使用します。
PlateSpin Migrateでは、次に挙げる、ソースWindowsワークロードのローカライズされたバージョンをサポートします。
英語
フランス語
ドイツ語
日本語
中国語(繁体字および簡体字)
ワークロードのファームウェア(UEFIおよびBIOS)のサポート Platespin Migrateは、UEFIまたはBIOSベースのWindowsワークロードに対して、Microsoftと同様のサポートを提供します。ワークロードはソースからターゲットに転送されますが(ファイルベースの転送とブロックベースの転送の両方が可能)、ソースとターゲットそれぞれのオペレーティングシステムで、サポート対象のファームウェアを使用する必要があります。UEFIシステムとBIOSシステムの間でマイグレーションが始まると、Migrateでは、その遷移が分析され、その有効性に関するアラートが生成されます。
メモ:UEFIベースのワークロードをvSphereターゲットコンテナにマイグレートする場合に、それまでと同じファームウェアブートモードを引き続き使用するには、vSphere 5.0以降のコンテナをターゲットにする必要があります。
UEFIベースのシステムとBIOSベースのシステムとの間で変換を実行するときのMigrateの動作例を次に示します。
UEFIをサポートしていないVMware vSphere 4.xコンテナにUEFIベースのワークロードを転送すると、そのワークロードのUEFIファームウェアからBIOSファームウェアへの遷移がMigrateによって実行されます。
BIOSベースのターゲット上でUEFIベースのソースをマイグレートする場合は、UEFIシステムのブートディスク(GPTディスク)がMigrateによってMBRディスクに変換されます。UEFIベースのターゲットでBIOSワークロードをマイグレートする場合は、BIOSシステムのブートディスク(MBR)がMigrateによってGPTディスクに変換されます。
Linuxプラットフォーム向けとして、PlateSpin Migrateには次の移植容易性機能が用意されています。
ライブピアツーピアおよびオフラインワークロードの移植容易性サポート(P2P、P2V、V2P、V2V)。Server Syncによるワークロード同期にも対応。
EXT2、EXT3、EXT4、REISERFS、XFS、およびNSS (OES 2ワークロード)の各Linuxファイルシステムのサポート。
重要:ワークロードのイメージングはLinuxワークロードではサポートされていません。
サポートされるLinuxのバージョンによっては、PlateSpin blkwatchモジュールを、使用している特定のカーネル用にコンパイルする必要があります。これらのワークロードは明示的に呼び出されます。
表 1-4 サポートされるLinuxのワークロード
配布 |
備考 |
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Red Hat Enterprise Linux (RHEL) AS/ES/WS 4、5、5.6-5.11、6、6.1- 6.6、7 |
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SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9、10、11 (SP1、SP2、SP3) |
カーネル3.0.13-0.27-paeのSLES 11 SP2 (32ビット)はサポートされていません。このバージョンのSLESカーネルを3.0.51-0.7.9-paeにアップグレードして、変換できるようにする必要があります。 |
Novell Open Enterprise Server (OES) 11、OES 11 SP1、およびOES 11 SP2 |
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OES 2 (SP2およびSP3) |
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Oracle Enterprise Linux (OEL) |
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Red Hat Linux 8 |
32ビットシステムのみ |
メモ:
Linuxベースのソースワークロードは、Secure Shell (SSH)サーバを実行している必要があります。
次のLinuxワークロードについては、ライブ転送がサポートされています。
RHEL 4、5、6.x、7.0
SLES 9、10、11
暗号化ボリュームのマイグレーションはサポートされていません。
次に、サポートされる仮想化プラットフォームのリストを示します。サポートされている構成の詳細および最新のリストについては、ナレッジベースの記事 7012976を参照してください。
表 1-5 サポートされるターゲット仮想化プラットフォーム
プラットフォーム |
備考 |
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VMware vCenter 4.1 (Updates 1、2、3を含む) |
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VMware vCenter 5.0 (Update 1、Update2、およびUpdate 3を含む) |
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VMware vCenter 5.1 (Update 1およびUpdate 2を含む) |
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VMware vCenter 5.5 (Update 1およびUpdate 2を含む) |
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VMware vCenter 6.0 |
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VMware ESX 4.1、 4.1 Update 1、4.1 Update 2、4.1 Update 3 |
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VMware ESXi 4.1、4.1 Update 1、4.1 Update 2、4.1 Update 3、5.0、5.0 Update 1、5.0 Update 2、および5.0 Update 3、5.1、5.1 Update 1およびUpdate 2、ESXi 5.5、5.5 Update 1および5.5 Update 2、ESXi 6.0 |
すべてのESXiバージョンには、購入したライセンスが必要です。これらのシステムが無償のライセンスで動作している場合、マイグレーションはサポートされません。 |
Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V、Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V |
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Citrix XenServer 6、6.1、6.2、6.5 |
X2Pワークフローを使用した半自動のワークロード仮想化によってサポートされます。 |
Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper-V |
X2Pワークフローを使用した半自動のワークロード仮想化によってサポートされます。 |
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 SP3 XEN、SLES 11 SP3 KVM |
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Redhat Enterprise Linux (RHEL) 6.4 - 7 KVM |
X2Pワークフローを使用した半自動のワークロード仮想化によってサポートされます。 |