Sentinelをインストールすると、Sentinelサーバに次のコンポーネントがインストールされます。
Sentinelサーバプロセス: Sentinelの主要コンポーネントです。SentinelサーバプロセスはSentinelの他のコンポーネントからの要求を処理し、システムのシームレスな機能を実現します。Sentinelサーバプロセスは、データのフィルタリング、検索クエリの処理、およびユーザ認証や権限付与などの管理タスクの管理といった要求を処理します。
Webサーバ: Sentinelは、SentinelのWebインタフェースに安全な接続ができるように、WebサーバにJettyを採用しています。
PostgreSQLデータベース: Sentinelには組み込みデータベースが備わっており、Sentinel設定情報、アセットおよび脆弱性データ、識別情報、インシデントおよびワークフローステータスなどはそこに格納されます。
MongoDBデータベース: セキュリティインテリジェンスデータを格納します。
コレクタマネージャ: コレクタマネージャは、Sentinelに柔軟なデータ収集ポイントを提供します。Sentinelインストーラは、インストール時にデフォルトでコレクタマネージャをインストールします。
NetFlowコレクタマネージャ: NetFlowコレクタマネージャはルータ、スイッチ、ファイアーウォールなどのネットワークデバイスからネットワークフローデータ(NetFlowやIPFIXなど)を収集します。ネットワークフローデータは、伝送されるパケットやバイトなどの、ホストの間のすべてのネットワーク接続に関する基本的な情報を示しています。これは、個々のホストまたはネットワーク全体の動作を視覚化するのに役立ちます。
相関エンジン: 相関エンジンは、リアルタイムイベントストリームからのイベントを処理して、イベントが何らかの相関ルールをトリガするべきかどうかを判別します。
アドバイザ:
Security Nexusを搭載したアドバイザは、オプションのデータサブスクリプションサービスです。侵入検出と防止システムから、および企業脆弱性スキャン結果から、リアルタイムイベント間のデバイスレベルの相関関係を提供します。アドバイザの詳細については、『NetIQ Sentinel Administration Guide』の「Detecting Vulnerabilities and Exploits
」を参照してください。
Sentinelのプラグイン: Sentinelは、システムの機能を拡張および強化するさまざまなプラグインをサポートしています。これらのプラグインの一部はプリインストールされています。追加のプラグインおよびアップデートは、Sentinel Plug-ins Webサイトからダウンロードできます。Sentinelのプラグインには以下のものがあります。
コレクタ
コネクタ
相関ルールとアクション
レポート
iTRACワークフロー
ソリューションパック
Sentinelのアーキテクチャは高度なスケーラビリティを備えており、高いイベント発生率が予想される場合は、コンポーネントを複数のマシンに分散し、そのシステムにとってベストなパフォーマンスを実現することができます。NetIQ社では、運用環境では分散展開をセットアップすることを推奨しています。そうすることにより、データ収集コンポーネントを別のマシンに分離することができ、これはシステムの安定性を最大限に保ちつつ、スパイクや他の異常に対処する上で重要です。詳細については、セクション 6.1, 分散展開の利点を参照してください。