ワークロードを保護対象に追加すると、PlateSpin Protectがソースワークロードのストレージメディアをインベントリし、PlateSpin Protect Webインタフェースの中のオプションを自動的にセットアップして保護に必要なボリュームを指定します。
PlateSpin Protectでは、Windowsダイナミックディスク、LVM (バージョン2のみ)、RAID、SANなどの数種類のストレージがサポートされます。
Linuxのワークロードの場合、PlateSpin Protectは次の機能を追加で提供します。
ソースワークロードに関連付けられたスワップパーティションなどの非ボリュームストレージが、フェールオーバーワークロードに複製されます。
ボリュームグループと論理ボリュームのレイアウトが保存されるので、フェールバック時にそれらを再作成できます。
(OES 2ワークロード)ソースワークロードのEVMSレイアウトは、VMコンテナで保存され、作成し直されます。NSSプールはソースから回復VMにコピーされます。
次の図は、複数のボリューム、および1つのボリュームグループに含まれる2つの論理ボリュームを使用するLinuxワークロード用のレプリケーション設定のパラメータセットを示します。
図 5-2 保護されたLinuxのワークロードのボリューム、論理ボリューム、およびボリュームグループ
次の図は、EVMSレイアウトが保存され、フェールオーバーワークロードのために作成し直されることを示すオプションを持つOES 2ワークロードのボリューム保護オプションを示します。
図 5-3 レプリケーション設定、ボリューム関連オプション(OES 2ワークロード)