表 B-1 ディスカバリ操作に関連する一般的な問題と解決方法
問題またはメッセージ |
解決方法 |
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物理サーバの登録時に「アプリケーションがエラーを生成しました」 |
このエラーは、物理サーバがPortability Suite Serverと通信できない場合に発生します。一般的には、登録プロセス時に不正な情報が入力されたことが原因です。登録プロセスを再起動するには、RegisterMachine.batと入力します。Portability Suite Serverにpingを行い、基本的な接続が可能かどうかを確認します。 |
物理サーバの登録プロセスが完了したが、Portability Suite Clientに表示されない |
完全な登録プロセスが完了するには、しばらく時間がかかります。物理サーバ上で2番目のコマンドプロンプトのウィンドウが閉じた後、Portability Suite Client内の ボタンをクリックする前に数分お待ちください。 |
ソースサーバおよびターゲットサーバの検出時の問題 |
ナレッジベースの記事Q20291には、検出に関するトラブルシューティングのチェックリストが含まれています。
また、この記事には、WMI接続のトラブルシューティングおよびDCOMが有効かどうかのチェックのための指示も含まれています。 |
既存のWindowsサーバのディスカバリ中に「パッケージ<…>が見つかりません」 |
IISの環境設定およびネットワーク設定をチェックしてください。 |
「\\{servername}\admin$\{randomID}.xml」ファイルが見つかりません |
このエラーは、古いバージョンのWMIコアがインストールされているWindows NT 4.0 Serverを検出しようとする際に発生する場合があります。また、Windows Server 2000や2003でも発生する可能性があります。Windows NT 4.0のサーバに関しては、サーバにインストールされているWMIのバージョンを、次に従って確認します。
WMI v1.5をインストールしたら、サーバを再検出します。 場合によっては、WMI 1.5によって問題が解決します。WMI 1.5をWindows NT 4.0 Serverにインストールしてもなおこのディスカバリエラーが発生する場合、またはWindows 2000/2003 Serverを検出しようとする際にもなおこのエラーが発生する場合は、次の操作を行います。
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ジョブが回復可能なエラーの状態を示すとすぐにターゲットマシンが再起動する |
設定サービスの手順の間、Portability Suite Serverが設定の対象マシンから通知を受け取る際に遅延が発生する可能性があります。ジョブは、この時、回復可能なエラーの状態を示します。 ターゲットマシンの再起動は必要ありません。再起動をしたり、その他の介入を行ったりする前に、少なくとも30分待機します。 |
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