1.2 マイグレーションごと、およびワークロードごとのライセンスについて

Portability Suiteのライセンスは、マイグレーションごと、またはワークロードごとの基準で販売されています。

マイグレーションごとのライセンスでは、無制限のワークロード数で、特定の数のマイグレーションを実行する権利が与えられます。マイグレーションが実行されるたびに、変更の残存数が減少します。

ワークロードごとのライセンスでは、特定の数のワークロードで、無制限の数のマイグレーションを使用する権利が与えられます。すべてのマイグレーションで、ワークロード単位のライセンスがソースかターゲットかのいずれかに割り当てられます。割り当てられたワークロード単位を持つマシンは、これ以降何度でも移行できます。ワークロードが割り当てられるたびに、変更の残存数が減少します。

次に、移植容易性タスクによるワークロードの割り当て動作の概要について説明します。

表 1-1 マイグレーションタイプによるPortability Suiteワークロードライセンス割り当て

タスク

ワークロード割り当て動作

ワークロードのコピー

ワークロードライセンスは、ソースに残ります。

ワークロードの移動

ワークロードライセンスは、ソースからターゲットに転送されます。

ワークロードの保護

フェールオーバー時に、ワークロードライセンスは、ソースマシンからターゲットに転送されます。

サーバ同期

  • 1回限りのサーバ同期: 適用外

  • サーバ同期によるワークロード保護: フェールオーバー時に、ワークロードライセンスは、ソースからターゲットに転送されます。

イメージのキャプチャ

対象外

イメージのインポート

対象外

イメージの展開

対象外