1.3 主な機能

PlateSpin Migrate Connectorは、次の変換タイプのWindowsワークロードとLinuxワークロードの自動マイグレーションをサポートしています。

  • 物理から仮想(VMware)へ

  • 仮想(VMware)から仮想(VMware)へ

PlateSpin Migrate Connectorは、プロジェクトに関連付けられたPlateSpin Migrateサーバ上でユーザが開始する、インポート済みワークロードのマイグレーションジョブのステータスも監視できます。

PlateSpin Migrate Connectorは、プロジェクト内でTransformation ManagerとPlateSpin Migrateサーバを統合することにより、自動検出とマイグレーションをサポートします。PlateSpin Migrate Connectorは、ワークロード変換プロジェクトを計画、管理、および実行する上で以下の利点を提供します。

  • PlateSpin Transformation ManagerとPlateSpin Migrateサーバを統合する。 Migrate Connectorは、イベントメッセージングとセキュアREST API通信を使用して、Transformation Managerとご使用のPlateSpin Migrateサーバを統合します。

  • 複数のConnectorインスタンスを許可する。 1つのPTMサーバに複数のConnectorインスタンスを登録でき、そのサーバ上で各インスタンスは別々のプロジェクトに関連付けられます。

  • Migrate Connectorのグローバル設定を行う。 Transformation Managerの[Migrate Connector]ページの[システム設定]は、PTMサーバに登録されているすべてのConnectorインスタンスにグローバルに適用されます。

  • ソースワークロードの詳細を自動検出する。 Migrate Connectorは、Transformation Managerのインポートオプションと連動して、WindowsとLinuxのソースワークロードの詳細を検出します。

  • 使用可能なMigrateサーバ間でマイグレーションジョブの負荷を分散する。 Migrate Connectorはラウンドロビン型の負荷分散を使用して、プロジェクト内の複数のPlateSpin Migrateサーバ間でワークロードマイグレーションジョブを均等に分散します。

  • Migrateサーバ上で自動マイグレーションを行う。 自動化モードでは、Migrate Connectorは、各ワークロードの変換計画に基づいて、PlateSpinマイグレーションファクトリ環境内にあるVMwareマイグレーションプロジェクトのワークロードマイグレーションを自動的に実行します。グローバル設定による制御対象は、自動マイグレーションジョブを設定するタイミング、カットオーバー前テストを開始するかどうかと開始のタイミング、およびカットオーバー後にジョブを削除するタイミングです。

  • PlateSpinマイグレーションファクトリ環境における通信を調整する。 Migrate Connectorは、PlateSpinマイグレーションファクトリ環境における通信のポーリングとイベントタイプをサポートしています。

    • Migrate Connectorは、Transformation Managerからのマイグレーションイベントをリスンし、それらのイベントを適切なMigrateサーバに配信します。

    • さらに、PlateSpin Migrateサーバからのマイグレーションステータスイベントをリスンし、適切なプロジェクトとワークロードにのみそれらを配信します。

  • ユーザが提供するコールアウトをサポートする。 Migrate Connectorは、Transformation Managerとご使用の内部システムを統合する、変換ワークフロー中のユーザが提供するコールアウトをサポートします。