8.7 PlateSpin AMIの理解

PlateSpin Migrateでは、Amazon Web Servicesコンソールの[Community AMI]セクションにアップロードされる次のPlateSpin AMIを利用します。これらのAMIに対してユーザが何かアクションを実行する必要はありません。

PlateSpin Migrateは、ワークロードのAWSへのレプリケーションに対して次のAMIを使用します。

  • PlateSpin Replication Environment - Linux: 次のワークロードのレプリケーションに使用します。

    • Windowsのすべてのワークロード。

    • Linuxのすべてのワークロード(RHEL 7以降のファミリを除く)

  • PlateSpin Replication Environment - Linux (SLES 12に基づく): RHEL 7以降のファミリのLinuxワークロードのレプリケーションに使用します。

マイグレーションジョブで設定するターゲットワークロードのOSライセンスモデルに基づいて、PlateSpin Migrateは、ワークロードのカットオーバー実行時に次のいずれかのAMIを使用します。詳細については、ライセンスタイプを参照してください。

  • PlateSpin Replication Environment - Windows: Windowsワークロードのカットオーバー実行時に使用しますが、ここでは、AWSがターゲットワークロード上でMicrosoftソフトウェアライセンスコンプライアンスを管理し、そのライセンスについてユーザに請求します。

  • PlateSpin Replication Environment - Windows (BYOL): Windowsワークロードのカットオーバー実行時に使用しますが、ここでは、ユーザがMicrosoftから購入済みの独自のライセンスを持ち込むこと(BYOL)をAWSが許可し、そのライセンスについてユーザに請求しません。ユーザはMicrosoftライセンスに準拠する責任のみを負います。

  • PlateSpin Replication Environment - Linux: ワークロードのAWSへのレプリケーションにこのAMIを使用するほかに、このAMIはLinuxワークロードのカットオーバー実行時にも使用されます。AWSでは、すべてのLinuxワークロードに対する持ち込みライセンス(BYOL)が許可され、ターゲットワークロード上のOSライセンスについてユーザに請求しません。