13.2 Citrix XenServer上のVMへのマイグレーションの計画

ご使用のCitrix XenServer環境が、次に示すCitrix XenServer上のVMへのマイグレーションの前提条件を満たしていることを確認します。

  • PlateSpin Migrate Clientを使用して、ワークロードをCitrix XenServer仮想ホストの仮想マシンにマイグレートします。PlateSpin Migrate Webインタフェースは、XenServer仮想ホストへのマイグレーションをサポートしません。

  • 半自動のワークロードマイグレーションでは、Citrix XenServerをターゲットの仮想化プラットフォームとして使用できます。

  • ターゲットは、完全に仮想化された(並行仮想化ではない) VMである必要があります。

  • LRDオペレーティングシステムがターゲット仮想ホストと互換性があることを確認します。SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 SP4をサポートしないCitrix XenServer 6.5以前のリリース上のターゲットVMには、SLES 11 SP3バージョンのPlateSpin Boot OFX ISOファイル(bootofx.x2p.sles11sp3.iso)を使用します。詳細については、PlateSpin ISOイメージを参照してください。

  • ソースワークロードが、PlateSpin MigrateとCitrix XenServerによってサポートされている必要があります。

    表 2-13, Migrate Clientでのみサポートされるターゲット仮想化プラットフォームCitrix XenServerを参照してください。

  • ご使用のネットワーク環境は、マイグレーションネットワークにわたるアクセスおよび通信の要件に示すアクセス、検出、およびマイグレーションの要件を満たしている必要があります。

  • ターゲットディスク上のボリュームのストレージ領域をソースディスクより約50MB大きく設定します。

XenServer上の仮想マシンへの半自動マイグレーションの設定については、Citrix XenServer上の仮想マシンへのマイグレーションを参照してください。