40.2 Linuxワークロードのクリーンアップ

次の表は、Linuxワークロードをコンポーネントおよび使用事例別にクリーンアップする手順について説明しています。

コンポーネント

使用事例

削除手順

コントローラソフトウェア

オンラインマイグレーション

ソースワークロードのファイルシステムで、/bootからofxディレクトリを内容ごと削除します。

すべてのライブマイグレーション

  • 次のプロセスを終了します。

    • pkill -9 ofxcontrollerd

    • pkill -9 ofxjobexec

  • 次のように、OFXコントローラRPMパッケージを削除します。

    rpm -e ofxcontrollerd

  • ソースワークロードのファイルシステムで、/usr/lib/ofxディレクトリを内容ごと削除します。

ブロックレベルのデータ転送ソフトウェア

ブロックレベルのすべてのマイグレーション

  1. ドライバがアクティブであるかどうかを確認します。

    lsmod | grep blkwatch

    ドライバが引き続きメモリにロードされている場合、結果には以下と類似する行が含まれるはずです。

    blkwatch_7616  70924  0
  2. (条件付き)ドライバがロードされている場合、メモリからそれを削除してください。

    rmmod blkwatch_7616
  3. 次のブートシーケンスからドライバを削除します。

    blkconfig -u
  4. 次のディレクトリを内容と共に削除することにより、ドライバファイルを削除します。

    /lib/modules/[Kernel_Version]/Platespin
  5. 次のファイルを削除します。

    /etc/blkwatch.conf

LVMスナップショット

LVMスナップショットを使用したブロックレベルのマイグレーション

  1. [ジョブ]ビューで、失敗したジョブに関するジョブレポートを生成し、スナップショットの名前を書き留めます。

  2. 次のコマンドを使用してスナップショットデバイスを削除します。

    lvremove snapshot_name