12.2 Microsoft Hyper-Vへのマイグレーションの計画

ご使用のMicrosoft Hyper-V環境が、次に示すHyper-Vへのマイグレーションの前提条件を満たしていることを確認します。

  • PlateSpin Migrate Clientを使用して、ワークロードをMicrosoft Hyper-V仮想ホストにマイグレートします。PlateSpin Migrate Webインタフェースは、Hyper-V仮想ホストへのマイグレーションをサポートしません。

  • 完全自動のワークロード仮想化では、Hyper-Vをターゲットの仮想化プラットフォームとして使用できます。Hyper-VのVMは、半自動(X2P)マイグレーションのターゲットとして使用できます。

  • ソースワークロードが、PlateSpin MigrateとHyper-Vによってサポートされている必要があります。

    表 2-13, Migrate Clientでのみサポートされるターゲット仮想化プラットフォームMicrosoft Windows Server(Hyper-V搭載)を参照してください。

  • Hyper-VのVMへの半自動(X2P)マイグレーションについては、セクション 25.0, 半自動(X2P)マイグレーションの前提条件も参照してください。

  • ご使用のネットワーク環境は、マイグレーションネットワークにわたるアクセスおよび通信の要件に示すアクセス、検出、およびマイグレーションの要件を満たしている必要があります。

  • Hyper-VのターゲットVMが合成アダプタを備えている場合、1500未満のMTU値は設定できません。

  • Migrate Clientで半自動マイグレーションを実行する場合、ターゲットディスク上のボリュームのストレージ領域が、ソースディスクより約50MB大きく設定されていることを確認します。

マイグレーションの設定については、Microsoft Hyper-Vへのマイグレーションを参照してください。