9.10 AzureターゲットコンテナのAzureユーザパスワードの管理

Azureターゲットコンテナを追加するときにはMicrosoft Azureユーザに対する有効なパスワードを指定します。Azureでコンテナのパスワードを変更した場合、PlateSpin Migrateでもコンテナのパスワードを更新するようにしてください。

以下の条件では、ワークロードのマイグレーションが失敗する場合があります。

  • パスワードが不正です: 保存されているAzureユーザのパスワードが無効な場合、次にAzureへの接続が要求されたときに認証エラーが発生します。

    マイグレーションタスクの実行中にAzureユーザがMicrosoft Azureポータルでパスワードを変更した場合、次にAzureへの接続が要求されたときに、タスクは認証エラーで失敗します。

  • パスワードの期限切れ: 保存されているAzureユーザのパスワードがMicrosoft Azureで期限切れの場合、次にAzureへの接続が要求されたときに、[パスワードは期限切れです]エラーが発生します。

    マイグレーションタスクの実行中にパスワードが期限切れになった場合、次にAzureへの接続が要求されたときに、タスクは[パスワードは期限切れです]エラーで失敗します。

パスワードの問題で失敗したAzureへのマイグレーションを解決するには:

  1. (条件付き)Azureユーザのパスワードが期限切れになった場合、Microsoft Azureポータルでユーザアカウントにログインして、Azureのセルフサービスによるパスワードのリセットを使用して新しいユーザパスワードを設定します。

  2. PlateSpin Migrate Webインタフェースにログインして、ターゲットコンテナページに移動します。

  3. 影響を受けるAzureターゲットコンテナについて、Azureユーザの保存されているパスワードを更新します。

    1. ターゲットコンテナの名前をクリックしてコンテナ設定にアクセスして、編集をクリックします。

    2. 有効なパスワードを指定します。

    3. (オプション)テスト資格情報をクリックします。

    4. 保存をクリックします。

  4. 影響を受けるAzureターゲットコンテナへの失敗したワークロードのマイグレーションを再実行します。