3.6 Dockerコンテナを使用したiManagerのアップグレード

iManagerイメージの新しいバージョン(imanager:3.2.1など)が使用可能になった場合、管理者は、最新バージョンのiManagerでコンテナをデプロイするためのアップグレード手順を実行できます。アップグレードを実行する前に、すべての必要なアプリケーション関連データをDockerボリュームに永続的に保存するようにしてください。Dockerコンテナを使用してiManagerをアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. 実行中のiManagerコンテナを停止して削除します。実行中のコンテナは、新しいイメージを使用できないため、アップグレードを実行する前に停止して削除する必要があります。

  2. 新しいiManagerイメージと、Dockerボリュームに保存されている古いコンテナのアプリケーションデータを使用して、新しいコンテナを開始します。

    次の例は、古いコンテナのボリュームを使用してiManagerコンテナを起動する方法を示しています。

    docker run -it --name=iMan321 --net=host --restart on-failure:5 --memory="1000M" --cpuset-cpus="2" --volume iManager-volume:/config --volume /path/to/iManager.env:/etc/opt/novell/iManager/conf/iManager.env imanager:3.2.1