3.2 Dockerコンテナを使用したiManagerのデプロイの計画

この章では、iManagerをDockerコンテナとしてデプロイするためのシステム要件と前提条件について説明します。

3.2.1 システム要件

プラットフォームの要件

  • eDirectory Dockerコンテナのデプロイには、Docker Community Editionバージョン18.06以上が必要です。

  • 推奨されるDockerストレージドライバはoverlay2です。BTRFSは、Dockerをインストールできるホストでサポートされているファイルシステムではありません。

  • Linuxカーネルバージョン3.10以降。

ハードウェア要件

  • Dockerホストマシンには、最低でも4GBのRAMと30GBのハードディスク容量をプロビジョニングする必要があります。

メモ:メモリ、CPU、およびハードディスクの要件は、デプロイメントのタイプとデプロイするコンテナの数によって異なります。将来のスケールアップの可能性に備えるため、常に、現在の要件よりも多いリソースをプロビジョニングするようにしてください。

3.2.2 前提条件

  • Dockerをインストールする必要があります。サポートされているプラットフォームの詳細については『Dockerマニュアル』を参照してください。

  • Dockerデーモンが稼動している必要があります.

  • iManager DockerイメージのtarballをNetIQダウンロードWebサイトからダウンロードする必要があります。

3.2.3 Docker CLI

Docker CLIで使用されるさまざまなコマンドの説明は、こちらを参照してください。