次の場合を考えてください。
IPアドレスが「<xxx.xx.xx.xx>」で、ここにeDirectoryをすでに設定し、ツリー名は「<XXX_TREE>」です。
<XXX_TREE>を<xxx.xx.xx.xx>にマップするログインキャッシュがあります。
ネットワーク移動のため、新しいIPアドレス<yyy.yy.yy.yy>を取得して、ここにeDirectoryを設定します。ツリー名はこれまでと同じ(<XXX_TREE>)です。
別のユーザがこのユーザの以前のIPアドレス<xxx.xx.xx.xx>を取得して、新しいeDirectoryツリー<YYY_TREE>を設定します。
ここで、ツリー名<XXX_TREE>を使ってiManagerにログインすると<YYY_TREE>にログインしてしまいます。その理由は、<XXX_TREE>のマップ先である<xxx.xx.xx.xx>が、現在は<YYY_TREE>で設定されているためです。
対処方法:
Windowsの場合,
...\Program Files\Novell\Tomcat\webapps\nps\WEB-INF\に移動します。
config.xmlファイルを開きます。
ファイル内でCached-Tree設定を検索し、この設定からTree Name値を削除します。
ツリー名で始まる設定を削除します。
Linuxの場合,
/var/opt/novell/iManager/nps/WEB-INFに移動します。
config.xmlファイルを開きます。
ファイル内でCached-Tree設定を検索し、この設定からTree Name値を削除します。
ツリー名で始まる設定を削除します。