39.3 データベーススキーマの手動生成

インストール後に、再インストールすることなくデータベーステーブルを作成できます。このセクションは、データベーススキーマを作成する場合に役立ちます。

  1. アプリケーションサーバを停止します。

  2. Identity Reportingデータベースをホストするサーバにログインします。

  3. 既存のデータベースを削除します。

  4. ステップ 3で削除したデータベースと同じ名前の新しいデータベースを作成します。

  5. テキストエディタでNetIQ-Custom-Install.logファイルを開きます。このファイルは、デフォルトではIdentity Reportingのインストールディレクトリのルートにあります。次に例を示します。

    /opt/netiq/idm
    
  6. 次の内容に似たエントリを検索します。

    **************************************************
    If a failure is encountered while creating the tables, verify that this string
    is correct If not, you can modify this string and copy/paste to a command line to run
    **************************************************
    
  7. このエントリからコマンド文字列をコピーします。

  8. Identity Reporting用のデータベースをインストールしたサーバにログインします。

  9. ターミナルで、コピーしたコマンド文字列を貼り付けます。

    メモ:正しいコマンドはupdateSQLです。updateだった場合はupdateSQLに変更してください。

  10. コマンドでデータベースユーザ名とパスワードを表すアスタリスク(*)を、認証に必要な実際の値で置き換えます。また、SQLファイルの名前が一意であることを確認します。

  11. コマンドを実行します。

  12. (状況によって実行)データベースにデータが取り込まれるのではなくSQLファイルが生成された場合は、そのファイルをデータベース管理者に提供してデータベースサーバにインポートしてもらいます。

  13. アプリケーションサーバを起動します。