Identity Managerシステムのアップグレードを成功させるために、次のチェックリストを使用してください。
表 4-2 Identity Managerのコンポーネントのアップグレードチェックリスト
コンポーネント |
アップグレードの必要性(○/×) |
---|---|
メタディレクトリサーバ |
○ |
リモートローダ |
○ |
eDirectory |
変更なし |
Designer |
○ |
ユーザアプリケーション |
○ |
役割マッピング管理者 |
○ |
Identity Reporting Module |
○ |
Analyzer |
○ |
iManager |
○ |
Identity Managerサーバごとに、以下の手順に従います。
Identity ManagerのISOファイルをダウンロードしたことを確認します。詳細については、『Identity Manager 4.0.2 Frameworkインストールガイド』のIdentity Managerの入手場所
を参照してください。
Designer 4.0.2にアップグレードします。詳細については、セクション 4.12, Designerのアップグレードを参照してください。
Identity ManagerソリューションのDesignerプロジェクトを作成することで、Identity Managerソリューションの現在の環境設定のバックアップを作成します。詳細については、セクション 4.8, 現在の環境設定のバックアップの作成を参照してください。
iManagerサーバをiManager 2.7.4にアップグレードします。詳細については、セクション 4.9, iManagerのアップグレードを参照してください。
アップグレードするサーバに関連付けられたドライバを停止します。詳細については、セクション 4.10, ドライバの停止を参照してください。
Metadirectoryサーバをアップグレードします。詳細については、セクション 4.13, メタディレクトリサーバのアップグレードを参照してください。
(オプション)このサーバのドライバセットのいずれかのドライバがリモートローダドライバである場合には、ドライバごとにリモートローダサーバをアップグレードします。詳細については、セクション 4.14, リモートローダのアップグレードを参照してください。
(オプション)ユーザアプリケーションサーバがある場合、以下の追加の手順を実行します。
ユーザアプリケーションパッケージを4.0.1から4.0.2にアップグレードします。
アップグレードしたユーザアプリケーションドライバを識別ボールトに展開します。詳細については、『Migrating to the Roles Based Provisioning Module Version 4.0.2』ガイドを参照してください。
ユーザアプリケーションをアップグレードします。詳細については、『Migrating to the Roles Based Provisioning Module Version 4.0.2』ガイドを参照してください。
役割マッピング管理者をインストールします。詳細については、『Identity Manager Role Mapping Administrator 4.0.2インストールおよび環境設定ガイド』を参照してください。
(オプション)ドライバをアップグレードします。
ドライバ環境設定ファイルの代わりにパッケージを使用する場合は、既存のドライバのパッケージをアップグレードし、新しいポリシーを取得します。この手順は、パッケージのより新しいバージョンが入手可能で、ドライバのポリシーに既存のドライバに追加する新しい機能が含まれている場合にのみ必要です。詳細については、『Designer 4.0.2 for Identity Manager 4.0.2管理ガイド』のUpgrading Installed Packages
を参照してください。
または
環境設定ファイルを使用している場合、新しいドライバの環境設定ファイルを既存のドライバにオーバーレイし、新しいポリシーを取得します。これは、ドライバのポリシーに、既存のドライバに追加したい新しい機能が含まれている場合にのみ、必要です。詳細については、セクション 4.17, 既存のドライバ環境設定ファイルと新しいドライバのオーバーレイ(非推奨)を参照してください。
(オプション)カスタムポリシーとルールをドライバに復元します。新しいドライバ環境設定ファイルをオーバーレイした場合には、ポリシーが上書きされるので、ポリシーの復元は、新しいドライバ環境設定ファイルをオーバーレイした場合にのみ必要となります。詳細については、セクション 4.16, ドライバへのカスタムポリシーとルールの復元を参照してください。
このサーバに関連付けられたドライバを起動します。詳細については、セクション 4.19, ドライバの起動を参照してください。
Identity Reporting Moduleをアップグレードします。
DCSドライバパッケージを最新バージョンにアップグレードします。
MSGWドライバパッケージを最新バージョンにアップグレードします。
EASを最新のバージョンにアップグレードします。
Identity Reporting Moduleのアップグレードに関する詳細については、セクション 4.21, Identity Reporting Moduleのアップグレードを参照してください。
(オプション) Analyzerを使用している場合はAnalyzer 4.0.2にアップグレードします。詳細については、セクション 4.11, Analyzerのアップグレードを参照してください。
(オプション) Novell Sentinelを使用している場合、最新のサービスパックを実行しているかどうか確認します。Sentinelのアップグレードに関する詳細については、『NetIQ Sentinel Installation and Configuration Guide』を参照してください。
メタディレクトリサーバとアップグレードしたすべてのドライバをアクティベートします。詳細については、『Identity Manager 4.0.2 Frameworkインストールガイド』のNovell Identity Manager製品をアクティベートする
を参照してください。