17.8 iManagerのアンインストール

このセクションでは、iManagerとiManagerワークステーションをアンインストールする方法について説明します。iManagerまたは関連するサードパーティコンポーネントをアンインストールする場合、特定の順序で実行する必要はありません。これらのコンポーネントのアンインストールに関する検討事項をレビューすることをお勧めします。

  • Webサーバまたはサーブレットコンテナをアンインストールすると、iManagerを実行できなくなります。

  • すべてのプラットフォームで、アンインストールによって削除されるのは、最初にインストールされたファイルのみです。アプリケーションが実行中に作成したファイルは、アンインストールプロセスによって削除されません。たとえば、Tomcatが実行中に作成したログファイルと自動生成設定ファイルです。

  • 当初インストールの際に追加されたディレクトリ構造内で作成または変更されたファイルは、アンインストールプロセスによって削除されません。これにより、アンインストールプロセスが誤ってデータを削除しないことが保証されます。

  • iManagerのアンインストールは、ツリー内で設定したRBSの設定には影響しません。ログファイルまたはカスタムコンテンツは、アンインストールプロセスによって削除されません。

重要:iManagerをアンインストールする前に、残しておくすべてのカスタムコンテンツや他の特別なiManagerファイルをバックアップします。たとえば、カスタマイズしたプラグインです。

17.8.1 WindowsでのiManagerのアンインストール

iManagerのコンポーネントをアンインストールするには、[コントロール パネル]のプログラムを追加および削除するユーティリティを使用します。アンインストールプロセスには、次の条件が適用されます。

  • [コントロール パネル]のユーティリティには、iManagerとは別に、TomcatとNICIが表示されます。これらのプログラムを今後使用しない場合はアンインストールします。

  • iManagerがインストールされているサーバにeDirectoryもインストールされている場合、NICIをアンインストールしないでください。eDirectoryを実行するには、NICIが必要です。

  • iManagerをアンインストールする際、すべてのiManagerファイルを削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。はいを選択すると、それらのファイルが削除されますが、その中にはすべてのカスタムコンテンツが含まれます。ただし、2.7 RBSオブジェクトはeDirectoryツリーから削除されず、スキーマは同じ状態のまま残ります。

17.8.2 iManagerワークステーションのアンインストール

iManagerワークステーションをアンインストールするには、ファイルを展開したディレクトリを削除します。