17.5 Identity Applicationsのアンインストール

Roles Based Provisioning Module (RBPM)のコンポーネントは、ドライバやデータベースなど、1つずつアンインストールする必要があります。

RBPMに関連するランタイムコンポーネントをアンインストールする必要がある場合、Windows上でサイレントモードでアンインストールプログラムを実行している場合を除いて、アンインストールプログラムは自動的にサーバを再起動します。Windowsサーバを手動で再起動する必要があります。

メモ:RBPMをアンインストールする前に、Identity Managerエンジンをアンインストールします。詳細については、Identity Managerエンジンのアンインストールを参照してください。

17.5.1 Roles Based Provisioning Moduleのドライバの削除

DesignerまたはiManagerを使用して、ユーザアプリケーションドライバおよび役割とリソースサービスドライバを削除できます。

  1. ユーザアプリケーションドライバおよび役割ドライバとリソースドライバを停止します。使用するコンポーネントに応じて、次のどちらかのアクションを実行します。

    • Designer: ドライバ行を右クリックし、Live (ライブ)]>[Stop Driver (ドライバの停止)をクリックします。

    • iManager: [Driver Set Overview (ドライバセットの概要)]ページで、ドライバ画像の右上隅をクリックして、Stop Driver (ドライバの停止)をクリックします。

  2. ユーザアプリケーションドライバおよび役割ドライバとリソースドライバを削除します。使用するコンポーネントに応じて、次のどちらかのアクションを実行します。

    • Designer: ドライバ行を右クリックし、削除をクリックします。

    • iManager: [Driver Set Overview (ドライバセットの概要)]ページで、Drivers (ドライバ)]>[Delete drivers (ドライバの削除)の順にクリックし、削除するドライバをクリックします。

17.5.2 Identity Applicationsのアンインストール

Tomcatからユーザアプリケーションとそのデータベースをアンインストールする必要があります。ここでは、TomcatとPostgreSQLからユーザアプリケーションとそのデータベースを削除する方法について説明します。他のアプリケーションサーバとデータベースを使用している場合の手順については、その製品のマニュアルを参照してください。

重要:ユーザアプリケーションを削除する場合、ユーザアプリケーションのスクリプトとサポートファイルがインストールされているフォルダからすべてのフォルダとファイルが削除されるので、注意が必要です。ファイルを削除する際、無意識にTomcatまたはPostgreSQLをアンインストールする可能性があります。たとえば、インストールフォルダは通常、C:\NetIQ\idm\apps\UserApplicationです。このフォルダには、TomcatとPostgreSQLのフォルダも置かれています。

  1. ユーザアプリケーションをインストールしたサーバにログインします。

  2. [コントロール パネル]のプログラムを追加および削除するユーティリティを開きます。たとえば、Windows Server 2012 R2では、プログラムと機能をクリックします。

  3. Identity Manager User Application (Identity Manager ユーザアプリケーション)を右クリックして、アンインストールをクリックします。