18.1 Identity Managerエンジンのトラブルシューティング

次の表に、発生する可能性のある問題とそれを解決するための推奨されるアクションを示します。問題が続く場合は、NetIQの担当者にお問い合わせください。

項目

推奨されるアクション

eDirectory初期化プロセスが進行中の場合、Identity Managerエンジンは起動できません。この問題は、ほとんどの場合、eDirectory DIBが非常に大きい場合に発生します。

この問題を回避するには、次の手順を実行します。

  1. SLEEP_BEFORE_ENGINE_STARTUPというシステム環境変数を作成し、変数の値を0~600に設定します。値は秒単位で示されます。

    メモ:無効な値、または600より大きい値を指定すると、値はデフォルトの600になります。

  2. eDirectoryを再起動します。

  3. (状況によって実行) dhost.logをチェックして、メッセージとログを確認します。

マルチサーバ環境では、認識されない拡張例外が表示されます。

プライマリサーバに、セカンダリサーバ用の読み取り/書き込みパーティションを確保します。

  1. iManagerにログインします。

  2. 役割およびタスク > パーティションとレプリカ > レプリカビューの順にクリックします。

  3. セカンダリサーバを選択します。

  4. 選択したサーバに読み取り/書き込み許可を割り当てます。

メモ:ドライバセットにセカンダリサーバが追加されていることを確認してください。