3.3 Identity Managerエンジンコンポーネントおよびリモートローダのインストールに関する考慮事項

  • Identity ManagerエンジンおよびiManagerのインストールプロセスでは、インストールに次の最小スペースが必要です。

    パス

    コンポーネント

    必要とされる安全な最小スペース

    /opt

    Identity Managerエンジン

    3GB

    /var

    Identity Managerエンジン

    100,000オブジェクトのdibに対して5 GB

    /etc

    Identity Managerエンジン

    5MB

    /opt

    iManager

    700MB

    /var

    iManager

    3GB

    /etc

    iManager

    10MB

  • リモートローダをインストールする前に、Identity Managerエンジンがインストールされていることを確認します。

  • Identity Managerエンジンをインストールしたコンピュータと同じコンピュータにリモートローダをインストールできます。オペレーティングシステムが両方のコンポーネントをサポートしていることを確認してください。

  • 管理対象システムと通信可能なサーバにリモートローダをインストールします。各管理対象システム用のドライバが関連APIによって利用できる必要があります。

  • (状況によって実行) Identity Managerエンジンを非ルートユーザとしてインストールした場合、Linuxアカウントドライバまたはリモートローダはインストールされません。これらのコンポーネントは別途インストールする必要があります。

  • NetIQでは、Identity Managerエンジンまたはリモートローダ以外のサーバ上にchangelogモジュールをインストールすることをお勧めします。

  • デフォルト以外の展開コンテキスト(o=system以外)を使用する予定の場合、Identity Managerエンジンをインストールする前にカスタムLDIFファイルを作成することをお勧めします。カスタムLDIFファイルの場所は設定プロセス中にプロンプト表示されます。

    メモ:インストールの前にOU構造を作成していない場合は、ドライバセットが作成されるすべてのコンテナの階層を使用して、必要なOU構造を定義できます。この構造と階層は、LDIFファイルを使用して新しいドライバセットを設定するときに使用されます。

  • Open Enterprise Server 2018でIdentity Manager 4.8をインストールまたはこのバージョンにアップグレードする場合は、iManagerからIdentity Managerプラグインを手動でインストールまたは更新する必要があります。詳細については、『NetIQ iManager管理ガイド』の「Downloading and Installing Plug-in Modules (プラグインモジュールのダウンロードおよびインストール)」を参照してください。

  • Open Enterprise Server 2022上でIdentity Managerを4.8.5にアップグレードする場合は、まず、Identity Managerエンジン4.8をインストールし、4.8.5バージョンにアップグレードする必要がありあす。バージョン4.8.5がインストールされるまで、エンジンパラメータを設定しないでください。

  • インストールプロセスを開始する前に、すべての言語用の次のコマンドを実行することをお勧めします。

    export LC_ALL=<language>

    次に例を示します。

    export LC_ALL=zh_TW