インストール後に、再インストールすることなくデータベーステーブルを作成できます。このセクションは、データベーススキーマを作成する場合に役立ちます。
services.mscファイルを使用して、Tomcatを停止します。
(状況によって実行)新しいデータベースを作成します。
データベースが別のサーバ上で実行されている場合は、そのデータベースサーバに接続する必要があります。リモートインストールされたPostgreSQLデータベースの場合、そのデータベースサーバが実行中であることを確認します。リモートPostgreSQLデータベースに接続するには、セクション 17.4, リモートPostgreSQLデータベースへの接続を参照してください。Oracleデータベースに接続する場合は、そのデータベースサーバにOracleデータベースインスタンスが作成されていることを確認します。詳細については、Oracleのマニュアルを参照してください。
C:\NetIQ\idm\apps\IdentityReporting\sqlから次のSQLを使用してデータベースに必要な役割を追加します。
PostgreSQL: create_dcs_roles_and_schemas.sqlおよびcreate_rpt_roles_and_schemas.sql
Oracle: create_dcs_roles_and_schemas-orcale.sqlおよびcreate_rpt_roles_and_schemas-orcale.sql
IDM_RPT_DATA、IDM_RPT_CFG、およびIDMRPTUSER役割を作成するには、次のアクションを実行します。
PostgreSQL: 指定の順序で次のコマンドを実行します。
Select CREATE_DCS_ROLES_AND_SCHEMAS('<Set pwd for IDM_RPT_DATA>');
Select CREATE_RPT_ROLES_AND_SCHEMAS('<Set pwd for IDM_RPT_CFG>', '<Set pwd for IDMRPTUSER>’);
Oracle: 指定の順序で次のコマンドを実行します。
begin CREATE_DCS_ROLES_AND_SCHEMAS('<Set pwd for IDM_RPT_DATA>'); end; begin CREATE_RPT_ROLES_AND_SCHEMAS('<Set pwd for IDM_RPT_CFG>', '<Set pwd for IDMRPTUSER>'); end;
IDM_RPT_DATAスキーマにget_formatted_user_dn機能を追加します。
データベース管理者ユーザとしてデータベースにログインします。
C:\NetIQ\idm\apps\IdentityReporting\sqlからget_formatted dn関数を追加します。
PostgreSQLの場合はget_formatted_user_dn.sql、Oracleの場合はget_formatted_user_dn-oracle.sqlを見つけます。
C:\NetIQ\idm\apps\IdentityReporting\sqlにある次の.sqlファイルのデータベースチェックサムをクリアします。
DbUpdate-01-run-as-idm_rpt_cfg.sql
DbUpdate-02-run-as-idm_rpt_cfg.sql
DbUpdate-03-run-as-idm_rpt_data.sql
DbUpdate-04-run-as-idm_rpt_data.sql
DbUpdate-05-run-as-idm_rpt_data.sql
DbUpdate-06-run-as-idm_rpt_cfg.sql
各SQLの始めに次の行を追加します。
update DATABASECHANGELOG set MD5SUM = NULL;
変更されたコンテンツは次のようになるはずです。
-- ********************************************************************* -- Update Database Script -- ********************************************************************* -- Change Log: IdmDcsDataDropViews.xml -- Ran at: 2/23/18 5:17 PM -- Against: IDM_RPT_CFG@jdbc:oracle:thin:@192.99.170.20:1521/orcl -- Liquibase version: 3.5.1 -- ********************************************************************* update databasechangelog set md5sum = null;
対応するユーザで各SQLを実行します。
データベースに変更をコミットします。
services.mscファイルを使用して、Tomcatを起動します。