Identity ManagerエンジンをアップグレードするかまたはSAML方式を個別にアップデートする際、SAML方式の現在のステータスフラグと現在ではないステータスフラグの両方が表示されます。eDirectoryでは更新された方式が正しく使用されるため、現在ではないステータスフラグは無視できます。エンジンがアップグレードされると、アップグレードプロセスにより、eDirectoryが再起動され、更新されたSAML方式を内部で使用するようになります。SAML方式を個別に更新する場合、更新されたSAML方式を使用するようにeDirectoryサーバを手動で再起動します。
アップグレードプロセスが開始される前に、キャッシュファイルにイベントがないことを確認します。Identity Managerエンジンをバージョン4.7にアップグレードする際、既存のMapDBドライバ作業キャッシュファイル(dx*)は、エンジンインストーラによってクリーンアップされます。ただし、既存のMapDB状態キャッシュファイルは、ドライバのアップグレード後に手動で削除する必要があります。削除しない場合、ドライバは起動しない可能性があります。次のIdentity ManagerドライバはMapDB 3.0.5を使用します。
MS Azure
JDBC
DCS
MSGW
LDAP
Salesforce
ServiceNow
リモートローダと役割ベースサービスをアップグレードした後、Identity Managerエンジンをアップグレードできます。アップグレードプロセスは、ホストコンピュータのファイルシステムに保存されているドライバシムファイルをアップデートします。
ドライバを停止していることを確認します。詳細については、セクション 9.4.1, ドライバの停止を参照してください。
IDMversion_Win:\products\idm\Windows\setup\idm_install.exeからIdentity Managerエンジンのインストールプログラムを起動します。
インストールで使用する言語を選択します。
使用許諾契約書の条項を確認し、同意します。
Identity Managerエンジンとドライバシムファイルをアップデートするには、次のオプションを選択します。
Identity Managerサーバ
iManager Plug-ins for Identity Manager (Identity ManagerのiManager用プラグイン)
ドライバ
eDirectoryに対する管理者権限を持つユーザおよびユーザパスワードをLDAP形式で指定します。
概要を確認して、インストールをクリックします。
インストールの概要を読み、Done (完了)をクリックします。