8.2 インストールプログラムの理解

Identity Managerインストーラでは、別のフェーズでIdentity Managerコンポーネントのインストールおよび設定を行います。インストール時にIdentity Manager Advanced EditionまたはStandard Editionのどちらを選択するかによって、異なるコンポーネントがインストールされます。たとえば、Identity Manager Advanced Editionを選択すると、次のオプションが表示されます。

  • Identity Managerエンジン

  • Identity Managerリモートローダサービス

  • Identity Manager展開エージェント

  • iManager Web管理

  • Identity Reporting

  • 識別情報アプリケーション

Identity Managerコンポーネントは、Identity Managerのインストール直後に設定するか、後で設定することができます。Identity Managerでは、次の2つの設定オプションが用意されています(標準およびカスタム)。

標準設定は、ほとんどの設定オプションでデフォルト設定が選択されます。カスタム設定では、要件に応じてカスタム値を指定できます。このオプションを使用して、ほとんどの設定を設定できます。

コンポーネントに関する設定の詳細については、セクション 10.1, 環境設定パラメータの理解を参照してください。

次のセクションでは、インストールプログラムによって提供される各インストールオプションでインストール可能なコンポーネントについて説明します。

8.2.1 Identity Managerエンジン

アイデンティティボールト、Identity Managerエンジン、およびIdentity Managerドライバをインストールします。

8.2.2 Identity Managerリモートローダサーバ

リモートローダのリモートローダサービスとドライバインスタンスをインストールします。リモートローダを使用すると、アイデンティティボールトおよびIdentity Managerエンジンをホストしない接続システムでIdentity Managerドライバを実行できます。

8.2.3 Identity Manager展開エージェント

JDBC展開ドライバ用の展開エージェントをインストールします。JDBC展開ドライバは展開エージェントを使用して、複数のJDBC展開ドライバインスタンスを作成します。展開エージェントは、展開ドライバの接続オブジェクトの設定に基づいてJDBCドライバインスタンスをロードします。詳細については、『NetIQ Identity Manager Driver for JDBC Fan-Out Implementation Guide』を参照してください。

8.2.4 iManager Web管理

iManager Web管理コンソールおよびiManagerプラグインをインストールします。

8.2.5 識別情報アプリケーション

このインストールオプションは、Identity Applicationsの基本フレームワークを提供するいくつかのコンポーネントをインストールします。

  • Identity Managerダッシュボード

  • Identity Manager管理コンソール

  • ユーザアプリケーション

  • ユーザアプリケーションドライバ(UAD)

  • 役割およびリソースサービスドライバ(RRSD)

このインストーラは、Identity ApplicationsおよびIdentity Reportingへのシングルサインオンアクセスをサポートする認証サービスを内部的にインストールします。また、ユーザによるパスワードのリセットをIdentity Managerで許可するために、パスワード管理サービスもインストールします。

インストールプロセスにより、ユーザアプリケーションドライバと、役割およびリソースサービスドライバが導入されます。

8.2.6 Identity Reporting

このインストールオプションは、Identity Reportingの基本フレームワークを提供するいくつかのコンポーネントをインストールします。

  • Identity Reporting

  • Managed System Gateway driver (MSGW)

  • データ収集サービスドライバ(DCS)

Identity Reportingは、監査時にSLM for IGAと通信します。イベントを記録するために、Identity Reportingは、SLM for IGAとともにインストールされるSIEMデータベースを必要とします。

インストールプロセスにより、MSGWおよびDCSドライバが導入されます。