一部の組織では、アクセスの要求の確認、承認、および拒否をグループで担当している場合があります。このような場合、グループの各メンバーが同じ要求を受け取ります。たとえば、ITサービスチームが通信機器およびコンピューティング機器に対する要求をすべて担当しているとします。新しい従業員から携帯電話の要求があった場合、その要求はITサービスチームのすべてのメンバーに割り当てられます。チームの誰でもその要求を完了できます。
要求に対して次のいずれかのタスクを実行できます。
要求に対する「責任を引き受け」、要求されたタスクにすぐに対応するか、後で対応することができます。この場合、自分がいつタスクに対応するかには関係なく、その要求はグループの他のメンバーのタスクに表示されなくなります。
引き受けた要求に対応したくない場合は、その要求を解放することができます。
自分に割り当てられたタスクは、組織内の他のユーザに再割り当てすることができます。タスクの再割り当てには、次の考慮事項が適用されます。
タスクを完了できない場合は、マネージャに再割り当てすることができます。
指定した時間枠内にタスクに対応しなかった場合は、次のアクションを行うことができます。
管理者は、タスクを別のユーザに再割り当てできます。管理者は、組織内の任意のユーザにタスクを再割り当てする許可を持っています。
チームマネージャは、別のチームメンバーにタスクを再割り当てできます。
ヘルプデスクユーザは、設定ページで定義されている階層レベルまでマネージャにタスクを再割り当てできます。管理者は、マネージャ階層を設定します。
タスクが再割り当てされても、それを引き受けることができない場合は、タスクを割り当てたユーザにタスクを返すことができます。
再割り当てされた要求に対応したくない場合は、その要求を返すことができます。Identity Applicationsは、返されたタスクを実際の承認者に自動的に割り当て直します。
メモ:返すことができるのは、再割り当てされた要求のみです。
詳細については、ダッシュボードのをクリックしてください。