14.3 設定のカスタマイズ

Sentinelのインストール後に、有効なライセンスキーを入力したり、パスワードを変更したり、割り当てられたポートを変更したりする場合は、configure.shスクリプトを実行してこれを行います。スクリプトは、/setupフォルダにあります。

  1. 以下のコマンドを使用して、Sentinelをシャットダウンします。

    rcsentinel stop

  2. コマンドラインで次のコマンドを実行して、configure.shスクリプトを実行します。

    ./configure.sh

  3. Sentinelの標準環境設定を実行するには、「1」を指定します。カスタム環境設定を実行する場合は、「2」を指定します。

  4. スペースキーを押して、使用許諾契約を確認します。

  5. yes」または「y」と入力して使用許諾契約に同意し、インストールを続行します。

    インストールパッケージをロードするのに数秒かかることがあります。

  6. デフォルトの評価版ライセンスキーを使用するには、「1」を入力します。

    または

    購入したSentinelライセンスキーを入力するには、「2」を入力します。

  7. 管理者ユーザadminの既存のパスワードをそのまま使用するかどうか決定します。

    • 既存のパスワードをそのまま使用するには、「1」を入力します。

    • 既存のパスワードを変更するには「2」を入力し、新しいパスワードを指定して確認します。

    adminユーザは、Sentinelメインインタフェースから管理タスク(他のユーザアカウントの作成など)を実行するために使用されるIDです。

  8. データベースユーザdbauserの既存のパスワードをそのまま使用するかどうか決定します。

    • 既存のパスワードをそのまま使用するには、「1」を入力します。

    • 既存のパスワードを変更するには「2」を入力し、新しいパスワードを指定して確認します。

    dbauserアカウントは、Sentinelがデータベースとのやり取りに使用するIDです。ここで入力するパスワードは、管理者パスワードを忘れた場合や紛失した場合の管理者パスワードのリセット操作を含む、データベース保守タスクの実行に使用します。

  9. データベースユーザappuserの既存のパスワードをそのまま使用するかどうかを決定します。

    • 既存のパスワードをそのまま使用するには、「1」を入力します。

    • 既存のパスワードを変更するには「2」を入力し、新しいパスワードを指定して確認します。

    appuserアカウントは、Sentinel javaプロセスがデータベースと接続を確立し、データをやり取りするために使用する内部IDです。ここで入力したパスワードはデータベースタスクの実行に使用されます。

  10. 目的の番号を入力してから新しいポート番号を指定して、Sentinelサービスのポート割り当てを変更します。

  11. ポートを変更してから「7」を指定し、完了します。

  12. 内部データベースのみを使用してユーザを認証するには、「1」を入力します。

    または

    ドメインでLDAPディレクトリを設定している場合に、LDAPディレクトリ認証を使用してユーザを認証するには、「2」を入力します。

    デフォルト値は1です。